月別アーカイブ: 2010年9月

人や動物の食べ物のもとは何?

北海道石狩市立双葉小学校の山本和彦先生のクラスで、6年生の理科の授業を参観させていただきました。
石狩市に導入された47インチのデジタルテレビに実物投影機「みエルモん」を接続した授業場面がいくつかありました。
先生は教科書を大きく映し、「ここを読んでみよう」と声をかけながら読む場所を指でさしました。
テレビに読む場所が大きく映っているので、ページの確認も、これからどこを読むかも子どもたちはすぐに確認できていました。
この日の学習の課題は「人や動物が食べているものは、どのようにしてできたのか」考えてみることでした。

先生はカレーライスを例に出して、黒板に図を書きました。
図の描き方、考え方を説明した後、子どもたちは自分のノートに好きな食事について同じように何からできているかを図にしました。
グループの中で、自分の出来上がった図を見せあった後、「みエルモん」を使って代表者がみんなの前で発表しました。
きれいに色分けして工夫して書いている子どももいましたが、「みエルモん」では色分けされた文字もカラーできれいに見えました。
最後に、先生からは1冊の本の紹介がありました。
「むしのうんこ」という本です。
様々な虫が食べ物を食べ、消化した後どんな糞をするのかをわかりやすく絵と一緒に説明してある本です。
先生は、「みエルモん」でその挿絵を見せながら子どもたちに紹介していました。ただ教室に置いておくだけではなく、こんな形で紹介することで、授業の後に本を読んでみたいなと思う子どもが増えるのだろうと思いました。
45分の授業の中での何気ないの活用から、「みエルモん」は普段の授業で日常的に活用できる教室の道具なのだということを実感できました。

New Education Expo in大阪での公開授業

9月16日(木)に行われたNew Education Expo in大阪での公開授業では、実物投影機「みエルモん」が使われました。
和歌山大学教育学部附属小学校の山中昭岳先生による3年生の理科の授業でした。
単元名は「虫取り名人になろう!」で、公開されたのは、8時間の単元計画の中の5時間目の授業でした。
昆虫のつくりについて、特に口について着目し、「すう」「なめる」「かむ」といった口の特徴をハエを題材にして考え、イメージ図を作成して話し合う学習でした。
実物のハエの体のつくりを確認するために、デジタル顕微鏡を使いました。
その後ハエの口のつくりについて考え、それぞれノートにイメージ図を描き、説明していきます。
実物投影機「みエルモん」は、ノートに書かれたイメージ図を見せながら発表する場面で活用されました。
子どもは自分のノートが映った画面を指示棒で差しながら、しっかり発表していました。
実物投影機は、このような形で子どもたちが活用する場面でも大きな威力を発揮することがよくわかりました。

一宮市の初任者研修会でのICT活用研修

愛知県一宮市では、今年の夏、8月10日(火)に、初任者研修会を開催しました。研修会には、一宮市内の小中学校の初任者と参加を希望した講師の先生方が104名集まりました。
この日の研修の内容は、教育長からのご指導、普通救命講習会、児童生徒の安全確保についての研修、そしてICT活用研修でした。普通救命講習があったので、先生方は動きやすいジャージ姿での参加になりました。
ICT活用研修の講師を、CrSP事務局(エルモ社)の教育情報化コーディネータ(ITCE)が担当し、研修を行いました。
人数が多いので、それぞれの講座を小学校と中学校で分けて行いました。
ICT活用研修は、6つのグループに分かれてワークショップ形式で行いました。
一宮市では、昨年度のスクールニューディールで小学校の全教室に、中学校では3学級に1台の割合で実物投影機L-1ex「みエルモん」が導入されました。
研修には、それぞれの学校から持参してもらった「みエルモん」を使いました。
スクリーンは準備できなかったので、プロジェクタで映す先はホワイトボードや白い壁でしたが、持ってきた「みエルモん」を設置し、接続して映し、片付けるところまでを体験しました。

参加された先生方からは、こんな感想が届きました。
 ・単純に使うのではなく、事前に何を映すのか、
  どの部分をアップしたらよいか計画を立てるとよいことが
  わかりました。
 ・「みエルモん」を使うとノート指導にも役立つことを知り、
  2学期から実践してみたいと思いました。
 ・効果的な活用方法について、いろいろな先生との意見交換ができてよい機会になりました。
 ・「みエルモん」では演示する効果があることを知り、取り入れていきたいです。
 ・これまでの2倍も3倍も活用していけると思える
  いろいろな使い方を知ることができてよかったです。
 ・2学期からは、教材研究をより深く行い、ICT機器を活用していきたいです。
 ・ボタンつけなど手元の作業を映す時のポイントがわかりました。
 ・社会科の面白さを伝えたいと教師を志しました。
  それを実現するためには、資料やグラフ、写真をわかりやすく提示できるICT機器が
  必要であり、この基礎となる授業力を、実物投影機を使って身につけていきたいです。
 ・教科に限らず生徒を惹きつける力が大きいので、効果的な場面を作り活用していきたいです。
 ・今まで知らなかった活用方法の紹介がたくさんあり、工夫の幅が広がりました。
  2学期からより子ども達がわかりやすくなるために工夫して取り入れていきたいです。
 ・実際に使ってみて、使い方次第でどんどん授業が楽しくなりそうだと思いました。
先生方からの感想からは、授業で効果的に活用していくポイントは何か、どんな活用場面があるのかなど、ただ基本的な使い方がわかったというだけではなく、具体的な授業をイメージし、ICTの活用の目的がわかりやすい授業を行うためであることをしっかり理解してもらえたことがわかります。
このような実物投影機を授業で活用する具体的な研修を取り入れて行くことで、導入後の活用の広がりが大きく変わっていくのではないかと思います。
8月10日は、ものすごい豪雨の中での研修会でしたが、一宮市のこれからの教育のためにご支援できたことを大変うれしく思いました。

岐阜市でのICT活用研修の取り組み

岐阜市では、小中学校の全教室に実物投影機L-1ex「みエルモん」とデジタルテレビが導入されました。
全教室に導入されたことで、毎日の授業で、使いたいときにいつでもICT活用ができる環境になりました。
そしてこれらの整備されたICT機器を、効果的に毎日の授業の中で使ってもらうためには、活用効果を感じてもらうような研修をしていくことが大切だと考えました。
その研修は、すべての先生に体験してもらうことで、活用はさらに広まります。一部の先生だけができるICT活用ではなく、岐阜市すべての先生方が使ってよかったと思えるようなICT活用をすすめていきたい、というのが岐阜市教育委員会の想いでした。
そこで今年の夏の情報主任研修会では、「各学校で校内研修リーダーになってもらうため」の研修会の進め方を体験する研修会を企画しました。
8月3日に開催されたこの研修会は、市内から71名の情報主任の先生方が集まりました。
研修時間は1時間半。
体験型のワークショップ形式での研修です。
10のグループを作り実施しました。
講師はCrSP事務局(エルモ社)の教育情報化コーディネータ(ITCE)が担当し、『実物投影機「みエルモん」の活用研修の体験研修』と題して行いました。
研修の流れは、実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」のパッケージAを体験しながら、校内研修のポイントを学べるようにしました。
パッケージAの特徴は、機器の接続から体験できるようになっていることです。
グループごとに、箱に入った「みエルモん」を出すところから始めてもらいました。会場の関係で、研修ではプロジェクタを使いました。スクリーンは10グループすべてに用意できなかったので、白い壁を利用したグループもあります。
機器が全て準備できなくても、このように用意できるもので始めることも必要です。その方が、気軽に研修ができます。
実際に教材を映し出すときには、研修パッケージに用意された教材が役に立ちます。また、事前に先生方が持ってきた教科書や様々な学習道具を映してみることで、より具体的に活用場面のディスカッションができるようになります。
研修はグループごとに、いろいろな教材を映しながら和気藹々と進められました。
参加された先生方は各学校へ戻り、今年度少なくとも1回はICT活用の校内研修をすることになっているそうです。
岐阜市のICT活用促進への取り組みが、今後も大変楽しみです。

New Education Expo 2010 in 大阪に出展しました!

9月15日(水)、16日(木)と二日間、大阪マーチャンダイズ・マートで「New Education Expo 2010 in 大阪」が開催されました。
平日ではありましたが、たくさんの先生方が参加され、どのセミナー会場でも熱い議論が交わされました。
エルモ社では、企業展示と、企業のミニセミナーに参加しました。
ブースやミニセミナーに来てくださったたくさんの先生方、ありがとうございました。
来週は22日(水)〜24日(金)まで東京ファッションタウンビルで「New Education Expo 2010 in 東京」が開催されます。
こちらでも、エルモ社のブースを用意しています。
ぜひお寄りいただき、「みエルモん」体験をしていただければと思っています。
言葉では伝えられない使いやすさと映像のきれいさを実感していただけると思います。

英国のICT活用授業とその支援体制に学ぶ

9月23日(祝木)にNew Education Expo 2010 in 東京で
『英国のICT活用授業とその支援体制に学ぶ』
というセミナーが開催されます。
  ■ 諸外国の教育事情 T15 『英国のICT活用授業とその支援体制に学ぶ』
                 9月23日 (木) 10:00〜12:00
イギリスから、教育委員会のICTコーディネータをしているDave Smith氏がご登壇されます。
そこで、現地でのICT活用の様子を直接聞かせていただけます。
イギリスの学校現場で直接ICT活用に関わられている方からのお話なので、かなり具体的な活用のお話を聞かせていただけそうです。
さらに、富山大学の高橋純先生より、イギリスの学校に何度も足を運び実際にたくさんの調査をされてきた現地でのICT活用の実態分析のお話も聞けます。
日本のICT活用について、イギリスと比較しながら検討することで、日本の教室や授業について新たに見えてくることがあるかもしれません。
今までにないお話が聞けそうなセミナーです。
お申込みはこちらからできます。
  ★New Education Expo 2010 in 東京 申込みページ

New Education Expo2010に展示します☆

今年度のNew Education Expoは、9月に開催されます。
エルモ社では、大阪会場、東京会場の両方に出展します。
ぜひエルモ社ブースにお立ち寄りください。
また、「みエルモん」活用のミニセミナーも以下の日程で開催します。
新しい「みエルモん」の仲間や、楽しい活用事例などをご紹介します!
会場でご参加をお待ちしています。
  【大阪会場】
    9月15日(水)  15:10 〜15:25
  【東京会場】
    9月23日(木)  12:15 〜12:30
さらに大阪会場では、公開授業で「みエルモん」を使います。
こちらにもぜひご参加ください。
  ★大阪会場 公開授業 9月16日(木) 10:00〜12:00
    3年理科 「こん虫の体のしくみとくらし」
New Education Expoの詳細はこちらからご覧いただけます。
”未来の教育を考える” 教育関係者向けセミナー&展示会  New Education Expo 2010

三木市立教育センターでの研修の取組み

兵庫県三木市教育センターでは、毎年様々な研修を行っているそうですが、今年の夏もたくさんの研修が行われました。
三木市教育センターの研修は、講座の名前だけ見てもとても魅力的な内容になっています。「あなたも元気に英語でコミュニケーション」「ICTを校務に活かして心に余裕をつくろう」「わかる授業は,板書力UPから」などの講座名が並んでいます。その中で、実物投影機を使った研修も行われました。講座名は「わかる授業づくりのための実物投影機活用」です。
この研修で、実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」を活用してもらいました。
使ったのは、研修パッケージのAとBだそうです。
この研修パッケージは、実物投影機「みエルモん」を授業で使うときのポイントを、セットになっている教材を使ってもらうことで簡単に伝えることができるようになっています。
研修で使ってくださった先生からも、「研修パッケージの構成は、とてもよく考えられていると思いました。」といううれしいご感想をいただきました。
三木市教育センターの専門研修講座『わかる授業づくりのための実物投影機活用』の様子は、こちらからご覧いただけます。とても楽しそうな研修風景が見られます。研修の流れとしても参考になるのではないでしょうか。
   専門研修講座『わかる授業づくりのための実物投影機活用』
三木市教育センターでは、このような専門研修講座以外にも、グループや研修部会、学校などからリクエストを受けて、そのリクエストにあった具体的な研修内容を教育センターで考えて実施するという『Answer講座(ニーズ対応出前講座)』も行っているそうです。
   Answer講座(ニーズ対応出前講座)について
このAnswer講座研修は、学校へ出かけて行う場合とセンターで行う場合があるそうで、内容や学校の都合によって相談して決められるとのことです。
学校や先生方の希望にあった研修をするためのAnswer講座は、きめ細かい対応ができ、すばらしい取り組みだなと思いました。
このAnswer講座でも、実物投影機を使った研修が行われたそうで、その様子もHPで紹介されています。
   専門研修講座『ANSWER講座 広野小学校 校内研修
この研修でも、実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」が大活躍したとのことです。
この実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」は、実物投影機「みエルモん」を使っていただいているところには、無料でご案内しています。
ぜひ使ってみたいという方は、CrSP事務局までいつでもお問い合わせください。
   CrSP事務局へのお問い合わせはこちらから⇒CrSP事務局へのお問い合わせ

漢字の豆知識

小学4年、国語の事例です。(写真はクリックすると大きくなります)
漢字の学習のときには、いつも漢字ドリルを実物投影機「みエルモん」で大きく映して説明します。
特に書き順を間違えやすい感じは、左の写真のように大きく映し、書き順を書きこみしっかり確認します。
子どもたちには一画ずつノートに書かせながら、定着させます。
大きく映すことで、クラスみんなで一度に説明できます。
準備も漢字ドリルだけでよいので、簡単にできます。
子どもに興味を持ってもらいたい場合は、漢字のなりたちなどを補足します。
左の写真は、「貝」のつく字を説明した時のものです。
子どもたちから、たくさん貝のつく字が出され、板書しました。
すると子どもたちから「貝がつくと、お金に関係があるみたい」という意見が出ました。
そこで、手元にあった漢字のなりたち辞典を「みエルモん」で大きく映しました。
クラスみんなで辞典を見ることができ、確認できました。
これで、みんな納得できます。
これを見せたいと、思いついたときにすぐに大きく見せられる「みエルモん」は、とても便利です。
【事例提供:東京都H先生より】

「みエルモん」と一緒に楽しい音楽

全国でも一番早く夏休みが終わる北海道で、小学1年生の鍵盤ハーモニカの音楽の授業を参観させてもらいました。
45分の授業の中で、実物投影機「みエルモん」が活躍する場面は一つだけではありませんでした。
まず最初は、教科書に載っている楽譜を「みエルモん」で大きく映していました。
 楽譜をみんなで一緒に見ながら、
 どの音でどの指を使ったらいいか確認します。
 大きく映っている楽譜の部分を先生が指さしてくれるので、
 今どこを演奏しているのかわからなくなることがありません。
 先生は、楽譜と鍵盤ハーモニカの鍵盤が並んで見えるように、
 「みエルモん」のズームを調整していました。
これだと鍵盤の位置と楽譜と両方一度に見えるので、さらにわかりやすいと思いました。
 上手に演奏できてくると、
 子どもたちにも自信がついてくるようです。
 とても楽しそうに演奏していました。
 夏休みが終わってすぐの授業でしたが、
 みんな落ち着いて真剣に音を合わせて演奏していました。
 そんな姿がとてもかわいらしかったです。
 次に先生は、教科書に載っていない歌にも
 挑戦してみようと言って、
 先生が持っている本の楽譜を「みエルモん」で大きく映しました。
 一緒に映した鍵盤を見せて、
 指づかいを説明しながら先生が演奏すると、
 子どもたちからは「この歌知ってる♪」という元気な反応が返ってきます。
大きく映された楽譜を見ながら、みんなで少しずつ練習します。
教科書に載っていない音楽でも、楽譜と指づかいがわかれば自分で弾けるようになることがわかり、子どもたちも大喜びで自信いっぱいでした。
 最後にみんなで立ち上がって歌を歌いました。
 先生は黒板に、歌を歌うときに気をつけることとして
   1.おおきなくち
   2.おおきなこえ
   3.げんき!
 と書きました。
 そして、「大きな口で歌えるかな?」と言いながら
 「みエルモん」のカメラを子どもたちの方に向けました。
その途端、黒板に貼られたスクリーンは大きな鏡に変身したように子どもたちの姿が映りました。
子どもたちは大喜びです。
自分の姿を確認しながら、大きな口があくように、元気よく歌を歌えました。
45分の授業の中で、
  ・楽譜を映す
  ・鍵盤ハーモニカを映す
  ・子どもたちを映す
という「みエルモん」の様々な活用を通して、授業が楽しくわかりやすくなっていることを実感しました。
【事例提供:北海道M先生より】