月別アーカイブ: 2010年4月

校内で活用を広める工夫

先週の23日の記事で、「みエルモん」と電子黒板のレイアウトについてご紹介させていただいた横浜市立洋光台第一中学校では、導入されたICT機器をどんどん活用してもらうために、校内研修をするだけではなく、『ICT活用のしおり』を作成して、全職員へ配布するという工夫をされているそうです。
横浜市立洋光台第一中学校の『ICT活用のしおり』左の写真が、その『ICT活用のしおり』です。
このしおりは、表紙を入れて12ページになり、
 1.職員用パソコン
 2.学習用機器
 3.学習用ソフト
について、それぞれ詳しく説明が書かれています。
「1.職員用パソコン」のページでは、ファイルの共有や整理の仕方、情報の管理の仕方、プリントの仕方などがわかりやすく書かれています。
4月から新しく異動で来られた先生方でも、このしおりが1冊あれば、洋光台第一中学校のパソコンをどのように使ったらよいかすぐにわかるし、このしおりをもとに質問もしやすくなるように、まとめられています。
洋光台第一中学校の各教室に設置されている「みエルモん」と電子黒板についても、左の写真のように写真入りで、すぐにわかるようにまとめられていました。
さらに、「みエルモん」(実物投影機)の説明として以下のように書かれていました。
  ○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○
   小さい物を大きく見せる機器です。
   ほとんど直感的に使うことができますが、この電源が入っていないと
   PCの画像が電子黒板に映りません。
   ●ICT機器の中で最も簡単に使えると思います。
   ●教科書・ノート・資料集・実物、何でもかんでも、
    まずは大きく映してみましょう。
   ●角度を変えることもできます。
   ●動くものを見せるときは、パソコンを経由させないほうがいいです。
   ●逆に、動くものをカメラのシャッターを切るように静止させて
    映すこともできます。
   ●顕微鏡とアジャストできるジョイントが別にあります。
  ○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○
「みエルモん」の特徴を、とてもわかりやすく伝えてくださっています。
初めての先生方にも優しい説明資料、横浜市立洋光台第一中学校の『ICT活用のしおり』はすばらしい取り組みだなと思いました。
このような取り組みをされている学校がありましたら、ぜひご連絡ください。
ニコニコ45分では、このような学校ごとの様々な工夫を共有させていただき、全国の学校での活用のヒントにしていただけたらと考えています。

電子黒板と「みエルモん」のレイアウト

昨年度のスクールニューディール政策により、学校に電子黒板が入ったところも多いかと思います。
実物投影機は、プロジェクタやデジタルテレビだけではなく、もちろん電子黒板との組み合わせでの授業でも、同じように使っていただけます。
プロジェクタやデジタルテレビと一緒に使うのと違う点があるとしたら、電子黒板機能を使おうとすると、パソコンが必ず必要になるというところだと思います。
実物投影機でも、パソコンに接続して使えないタイプもあるようですが、「みエルモん」はパソコンに接続しても使えますし、パソコンがなくても使えます。
パソコンに接続して、電子黒板機能を使って、映した映像に書き込みをする場合には、付属のUSBケーブルを使ってパソコンに接続します。
ただこの場合、電子黒板やデジタルテレビ、プロジェクタに直接接続するときに使うRGBケーブルで接続するよりは、画質が落ちてしまいます。
特に、動きを見せる時には違いが大きくなります。
今日ご紹介させていただくのは、横浜市洋光台第一中学校での「みエルモん」の設置レイアウトの事例です。
左の写真のように、電子黒板の横に余っている生徒用の机を用意して「みエルモん」を設置しています。
電子黒板に必要なパソコンは、電子黒板についている台の上に乗せています。
こんなふうに設置すると、「みエルモん」の机を動かして使いやすい向きにすることができるので、使いやすくなります。
電子黒板からぶら下がっている袋の中には、リモコンなどの付属部品を入れているそうです。
これらの機器の後ろ側は、こんなふうになっています。
余分なケーブルはきれいにまとめてすっきりさせています。
この設定を、担当の先生が春休み中にすべての教室を回って済ませたそうです。
このように使いやすく準備ができるかどうかで、その後の活用度合いは大きく違ってきます。
使いやすいようにICT機器をレイアウトして、設定してしまうことが、ICT活用の活性化の大きなポイントになります。
この3枚目の写真は、「みエルモん」の接続コード部分のアップです。
ここでの接続のポイントは二つあります。
<電子黒板との接続ポイント1>
パソコン経由で電子黒板に「みエルモん」の映像を映すだけではなく、パソコンを使わなくても「みエルモん」の映像を直接電子黒板に映せるようにしているところです。
そのため、RGBケーブルが2本使われています。
一番右側のグレーのケーブルは、パソコンにつなげているUSBケーブルです。(写真をクリックすると大きくなります。)
この接続方法ですと、
  ・パソコンを使わずに「みエルモん」の映像を映す時
    (特に動きを見せるときにお薦めです。)
  ・パソコンを通して映した映像に電子黒板で書き込む時
この二つの切り替えは、「みエルモん」についている操作パネルの切り替えボタンで簡単にできます。
L-1exだと、リモコンでも操作できます。
<電子黒板との接続ポイント2>
台になっている机の脚にこれらのケーブルをひとまとめにしてくくりつけているところです。
これによって、「みエルモん」と台が固定されて落下しにくくなります。
これは、以前にご紹介させていただいた「落とさない工夫」で使われていたアイディアの応用です。
     ★ニコニコ45分の過去の記事「落とさない工夫」
このように、ちょっとした工夫で使いやすくレイアウトされた横浜市洋光台第一中学校では、毎日「みエルモん」と電子黒板の組み合わせでわかりやすい授業が行われているそうです。
こちらのHPから、日々の活用の様子が見られます。
   横浜市立洋行台第一中学校
「みエルモん」の接続方法や、レイアウトについてわからないことやご相談ごとなどありましたら、いつでも気軽にお問い合わせください。
また、こんなアイディアで工夫して使っています、という事例もありましたら、ぜひご連絡ください。少しでも使いやすい活用方法を、全国の先生方と共有させていただけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせはこちらまで メール

研修パッケージ「ニコニコICT」 初お披露目★

新年度が始まったばかりの4月7日に、三重県菰野町でのICT活用研修のご支援をさせていただきました。
先日発表させていただいた、『実物投影機活用授業 研修パッケージ「ニコニコICT」』を使って行われる初めての研修になりました。「実物投影機活用授業研修パッケージ」のご案内☆
菰野町では、昨年度のスクールニューディール政策により、町内すべての普通教室に、実物投影機L-1ex「みエルモん」とデジタルテレビが導入されました。
すべての教室に設置されたのは、3月の末でしたので、新年度が始まったばかりのこの時期に研修をして、新年度最初の授業から実物投影機とデジタルテレビを使ってもらいたいという教育委員会の熱い思いもあり、今回の研修が計画されました。
参加された先生方は、初めて触るこれらのICT機器を、今後どうやって授業で活用していったらよいのか、期待と不安の入り混じった研修会の始まりとなりましたが、いざ研修が始まってみると、研修はとてもスムーズに進みました。
すべての進行方法は、「ニコニコICT」研修パッケージに記載されています。
研修用のパワーポイントスライドまでついているので、特別な準備は必要ありません。
参加していく中で、自然に「みエルモん」の簡単&便利な操作性をすぐに理解していただけたようでした。
何よりも、参加されている先生方の表情がみるみる変化していったのが印象的でした。
とても積極的に参加してくださり、
 「ここまできれいに大きく映せるなんて、スゴい!」
 「これなら、子どものノートもしっかり映せますね。」
 「明日から早速使えそう!」
といった声がどのグループからも出ていました。
最後に、今後どんな授業の場面で使ってみたいか、皆で感想の共有をして研修会は終了しました。
この研修で使われた『実物投影機活用授業 研修パッケージ「ニコニコICT」』は、堀田龍也先生(玉川大学・教授)をプロジェクトリーダー、高橋純先生(富山大学・准教授)をサブリーダーとして、CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトで研究開発して作成されたものです。「実物投影機活用授業研修パッケージ」のご案内☆
エルモ社の実物投影機を導入いただき、さらに活用を広げたいとお考えの教育委員会からのご依頼には無料でご案内させていただいています。
お気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらまで メール
   CrSP事務局としては、
   “誰でも使える”研修パッケージが、
   “誰でも使いこなせる”実物投影機の、活用のサポートとなり、
   「わかる授業」づくりに貢献させていただけることを願っています。

自分の成長を確かめる

小学4年、保健の事例です。
自分の1年生から4年生までの体重と身長を記録して、成長を確かめる学習をしました。
保健の先生から健康カードをお借りして、それぞれ自分の教科書に書き写しました。
この時、どこに書き込んでいったらよいかを、クラス全員で確認するために教科書を実物投影機で大きく映しました。
1年生の時の体重はどこに書くか、2年生の時のはどこに書くか、一つ一つ確認しながら書き写すことができたので、間違える子どもがいませんでした。
自分の体重と身長を書き写した後は、体重と身長がどれくらいの伸びたのか、電卓を使って計算しました。
計算した数字を、○印の中に記入しました。
一見簡単そうに見えることでも、一つ一つ説明しないと戸惑ってしまう子が出てしまいます。実物投影機はこのような指示や説明には欠かせない道具です。
【事例提供:東京都H先生より】

校舎見取り図で説明

中2年生、生徒会活動での事例です。
4月になって、新入生に校内を案内することになりました。
案内する前に、体育館で校舎の説明をしました。
この時、校舎見取り図を実物投影機で拡大して、クラスごとのコースと、見学する授業場所について説明しました。
校舎のつくりをある程度わかって校内をまわるほうが、生徒の興味が違ってきます。わかりやすくもなります。
すぐに資料を見せられる実物投影機は、このような説明会にも威力をみせてくれました。
【事例提供:山形県K先生より】

ベルマーク通信でお知らせ

ベルマークで「みエルモん」を購入していただけることは、以前ニコニコ45分でも話題にさせていただきました。
 ベルマークで「みエルモん」が購入できます!
ベルマーク通信さっそく、ベルマークで「みエルモん」を購入してくださった学校から、写真のような「ベルマーク通信」を見せていただきました。
保護者の方にもわかりやすいように「書画カメラ(実物投影機)」の説明が書かれています。
ベルマークは、主にPTAの方々を中心にしてご協力いただき、学校で必要なものをそろえるために使われることが多いようです。
集めるためにも手間がかかり大変なこともあるようですが、子どもたちのために活動したいという想いでご協力いただいている学校が多いとお聞きしています。
たくさんの方々の想いがつまった貴重なベルマークで「みエルモん」を購入いただけることに、感謝するとともに、使いやすくあってよかったと思っていただけるような製品を今後もご提供させていただきたいと強く思いました。
ベルマーク通信は、静岡県沼津市のK小学校のご協力を得てご紹介させていただきました。

2010年度もよろしくお願いいたします☆

今日から2010年度が始まりました。
昨年度に続き、今年度もニコニコ45分を楽しみにしていただけるよう、ICT活用や様々な教育情報を日々ご提供できるようにしていきたいと思っています。
また、先日プレスリリースさせていただいた「実物投影機活用授業研修パッケージ」が今日から公開されます。
この研修パッケージは、堀田龍也先生(玉川大学・教授)をプロジェクトリーダーとしたCSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトで研究開発して作成されたものです。
エルモ社では、CSP事務局として研修パッケージの制作にご協力させていただいています。
ニコニコ45分やCSP事務局などの活動を通して、わかりやすい授業づくりのためのご支援をさせていただきたいという想いは、2010年度も変わりません。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。