分散していた情報を「ELMO DXウォール」へ集約
情報の一元管理により迅速な初動を実現

仙台市消防局 様

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デジタル情報をどう扱うか
防災DXをさらに加速させる一手

人口109万人を抱える仙台市は、太平洋沿岸から奥羽山脈に至る豊かな自然環境と、活気あふれる都市機能を併せ持つ。一方で、地震や津波、風水害、さらには繁華街での都市型災害まで、対応すべきリスクは多岐にわたる。市民の防災意識も高いなか、仙台市消防局ではかねてより災害対応のDXを推進してきた。その一環として、2026年3月には「ELMO DXウォール」を導入。情報収集・共有のさらなる効率化を図り、より強固な災害対応体制を構築した。

従来の情報収集活動や
大規模災害対応における課題

室内に情報が分散し、俯瞰しづらい

情報が、複数のモニター機器やアナログツール(紙のFAX・ホワイトボード等)でそれぞれ管理され、作戦室内に点在。全体像や必要な情報を一目で把握するのが困難だった。

情報集約に多くの人員と時間を要する

モニター1台ごとにPC1台と操作担当者を配置する必要があり、情報収集・共有の作業に多くのマンパワーと時間を割かざるを得なかった。

画面の小ささや遮蔽による視認性の限界

複数人で閲覧しづらく、さらに、位置によっては人の影になりモニターが見えにくくなるなど、情報共有に物理的な制約があった。

「ELMO DXウォール」でこう解決!

情報を1か所に集約し、
状況把握を迅速化

災害対応に必要なあらゆるソースを一元表示。一覧性が高まり、一目で全体像を把握可能に。

事前の設定により、情報収集を省力化

災害種別ごとの必要情報を事前登録しておくことで、発災時の立ち上げを高速化。初動対応までの時間を短縮。

大画面化とサブモニター連携で、
大人数のスムーズな情報共有を
実現

多くの職員が集まる作戦室内でも、全員が同時に同じ画面を確認できる環境に。見えづらさを解消し、円滑な協議・検討を支援。

「ELMO DXウォール」
選定のポイントは?

情報の管理のしやすさ

  • 複数の情報ソースを画面上に「カード形式」で並べて表示可能
  • デジタル情報にくわえ、紙資料もスキャナーで即時取り込みが可能

情報の閲覧しやすさ

  • 「カード」の配置やサイズの拡大・縮小がタッチ操作で自由に行える

情報収集の事前準備ができること

  • ワンタッチであらかじめ設定した画面構成を表示する「プロジェクト保存機能」により、災害種別ごとに必要なデータやWebページを登録し、発災時に速やかに呼び出せる

お客様の声

情報管理・集約の効率化で
さらに迅速な初動が可能に

従来より仙台市消防局ではDXが推進されている

仙台市は、宮城県沖地震をはじめ、想定される災害リスクが多岐にわたります。そのため市民も職員も防災意識が高く、これまでも災害対応体制の強化やデジタル化を進めてきました。

しかし、情報はデジタル化されたものの機器ごとに個別管理されており、全体像の把握や操作の煩雑さに課題がありました。当時は運用の工夫とマンパワーでカバーしていましたが、『もっとスムーズに情報管理できないか』という思いを抱えていたんです。

転機となったのは、展示会で「ELMO DXウォール」の実機を目にしたことです。1画面に複数の情報を一括表示でき、指1本でカードの配置変更や拡大縮小ができる点に大きな魅力を感じました。これなら情報の分散や煩雑さといった課題を解消し、よりスムーズな災害対応が可能になると直感したんです。ちょうど庁内LANの無線化も進み、組織全体でDXの機運が高まっていたことも後押しとなりました。

現在は警防課の作戦室と、指令課の消防指令センターの2箇所で活用しています。

特によく使っているのが「プロジェクト保存機能」です。地震は発生直後にやらなければならないことが多いので、あらかじめ情報収集の準備をしておけることは有効です。以前は複数名で手分けをして行っていた情報収集の時間が大幅に短縮され、迅速な初動に繋がっています。また、予測が可能な風水害では数日前から降雨量や水位情報を常時表示させ、通常業務と並行してチェックする運用を行っています。

このほか、毎朝の部内打ち合わせでも活用しています。紙の指示書や書類をスキャナーで取り込み、大画面で全員が同時に内容を確認できるため、非常に効率的です。

操作感については、カード表示という独自形式のため「初見で誰もが直感的に触れる」というわけではなく、一定の慣れは必要です。ただ、決して難しくはなく、日々の訓練や実際の災害対応の中で触っていくうちに自然と使いこなせるようになりました。

導入後は、多くの情報を「一目で、大きく、複数同時に」確認できる環境が整いました。情報集約の効率化によって大幅な省力化が図れ、より強固で迅速な初動対応体制を確立できたと感じています。

仙台市消防局
警防部
指令課情報通信係 係長 鶴石 楽 氏
警防課警防企画係 主査 菊地 翔平 氏

※お客様へのインタビュー内容を基に、弊社にて構成・執筆しています。

仙台市消防局様における
「ELMO DXウォール」の活用方法

仙台市消防局作戦室の写真。「ELMO DXウォール」や複数の「サブモニター」、「消防業務システム端末」が設置されている様子。

作戦室に設置された「ELMO DXウォール」

表示している情報

「プロジェクト保存機能」で、災害種別ごとに初動対応のチェックリストや気象庁等のWEBページなど、発災時に確認しなければいけない情報ソースを事前登録している。また、庁内LANに接続された端末をHDMI経由で入力表示することで、高所監視カメラやヘリコプターテレビ電送システムの映像、病院の照会情報、通報のメモなど消防業務システムの情報も一元的に管理・閲覧ができる。

サブモニターと連携

表示内容は「ELMO DXウォール」から指1本でコントロールできるため、個別操作の手間をなくし、作戦室内でのスムーズな情報共有を実現。

災害対応用スマートフォンの画面を
「ELMO DXウォール」に投影。

IP無線アプリで取得した各隊の位置情報を大画面で表示することで、現場の活動状況を作戦室内でリアルタイムに共有できる。津波避難広報をはじめ、市内全域に及ぶ広範囲な活動の管理に役立っている。
※マルチキャストレシーバー「ELMO CAST」を活用

関係機関からのFAXや他部署からの書類などのアナログ情報も、スキャナーで取り込み、大画面表示が可能。

画面上の地図や様式へ直接書き込み。

スマートフォンと同様の操作で、
簡単にカードの拡大・縮小ができる。

関連リンク

仙台市消防局

仙台市消防局は、消火・救助・救急活動をはじめ、建築物への予防査察・防災指導など幅広い業務を担う。専門教育を受けた特別機動救助隊、特別消防隊を擁し、海外への国際消防救助隊派遣から市民向け救命講習の開催まで、先進的な体制と安全対策で地域社会を支えている。

組織名
仙台市消防局 様
URL
https://www.city.sendai.jp/soshikikanri/shise/gaiyo/soshiki/198/index.html
住所
仙台市青葉区堤通雨宮町2-15

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