xSync Prime Academicは、従来の授業の作りの哲学を継承しつつも、遠隔ならではの技法で遠隔授業の質を最大化するツールです。

静岡県総合教育センター 様

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静岡県総合教育センター

遠隔授業配信は生徒の学びの意欲に応じて
学びの機会を創出できることが大きなメリットです

導入背景

静岡県では、特に中山間地域において高校の小規模化が進んでいます。これに伴い、特定の科目を専門とする教員が配置できず、「物理を学ぶ機会を設けたいが、校内に専門の教員がいないため授業が行えない」といったことが課題となっていました。この課題を解決するため、専門教員がいる拠点から遠隔で授業を配信し、どの学校にいても生徒が希望する科目を履修できる体制を構築することを目指しました。令和7年4月に静岡県総合教育センターに「遠隔授業配信センター」を開設し、学びの機会の充実を図っています。現在は松崎高校、伊豆総合高校土肥分校、浜名湖北高校佐久間分校の3校に対し物理の遠隔授業を配信しています。

機器構成

遠隔授業をする際の工夫・物理の授業の様子

遠隔授業をする際の工夫として、電子黒板とホワイトボードを併用しています。電子黒板で視覚的なスライド資料を提示し、アニメーションや図解を用いて直感的な理解を促しています。スライドはクリック一つで解答を表示させることで授業のテンポを維持しています。ホワイトボードには細かい式展開や、授業の最後まで残しておきたい重要な情報を書き残しており、2つの画面で情報の使い分けを行っています。

授業の特徴としては、遠隔ゆえに「生徒の手元が見えない」制約を前向きに捉えた指導です。遠隔の場合、生徒の思考の過程を配信元の教員がリアルタイムで見取る事は難しい為、生徒同士で教え合い、学び合う仕掛けを意識的に構築しています。計算過程を追うだけでなく、ディスカッションを重視することで、生徒たちは自立的に思考を深めています。さらに、毎時間、確認問題と授業の振り返りを提出してもらうことで生徒の理解度を把握しています。

この様なコミュニケーションをとる事で、距離を感じさせない双方向の学びを実現しています。

生徒の変化・感想

遠隔授業の開始から約10か月が経過し、当初より生徒たちの反応が良くなってきています。遠隔でもコミュニケーションを大切にしたいと考えているので、「分からないことは分からないと言おう」と積極的に働きかけました。これにより、生徒が自然に疑問を出してくれるようになりました。

生徒からも、「専門的な内容を学べて嬉しい!」や「画面越しでもしっかりと思いを感じ取ったり、伝えあったりすることができる!」といった声が教育委員会に寄せられています。

今後の展望

遠隔授業を円滑に実施するための機器整備や配信環境の改善に取り組むとともに、教員や学校と連携しながら、授業環境の充実を図り、遠隔授業の質の向上を支援していきたいと考えています。(守屋先生)

対面授業と同じやり方だけで考えず、遠隔だからこそできることという視点で授業づくりを考えてきたいと思っています。その一例として、現在、科学館との連携授業の計画を進めており、実証実験をスタートしています。様々な事を試して、遠隔授業を取り入れる事でどの様な学びの形ができるようになるのか、学びの形を発展させていきたいです。(小林先生)

遠隔教育支援サービス

一体型電子黒板

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