1人1台端末環境にあわせて、
必要となる電子黒板の整備を全教室へ行いました。

和歌山県 紀の川市教育委員会 様

  • ICT教育
  • 教育
  • 一体型電子黒板
  • xSync Board
  • 書画カメラ(実物投影機)
  • GIGAスクール構想
  • オンライン授業
  • Facebook
  • twitter
  • Line
和歌山県 紀の川市教育委員会

●導入経緯
●紀の川市立池田小学校 上野校⾧先生・永岡先生へインタビュー
●オンライン授業の取り組み~ICT支援員さんに聞きました~

今では、電子黒板・実物投影機が授業に欠かせないICT機器となりました。
紀の川市教育委員会 教育総務課 北澤様へ直撃インタビュー!

大型提示装置の必要性を感じている中で、GIGAスクール構想が始まり、見やすさを考慮してモニター方式の電子黒板を選定しました。

紀の川市教育委員会 教育総務課
学校教育班⾧ 北澤様

導入経緯

近隣市で大型提示装置が整備されたことを知り、本市でも整備を検討していたところ、令和元年度に国からGIGAスクール構想が発表されました。1人1台端末が整備されることに伴い、大型提示装置の必要性を感じ、財政部局に予算を要求して導入計画を立てました。

令和2年度には、小学校・中学校ともに普通教室へ75インチのxSync Boardを整備しました。令和3年度には、特別支援学級と特別教室へ追加、令和4年度は生徒数が増えたことによる増加教室分も追加しました。今となっては、電子黒板・Apple TV・デジタル教科書は、授業に欠かせないICT機器となっており、教室数にあわせて増設を行っております。

また、デジタル教科書はコロナ補助金を利用して指導者用の全教科を導入しました。現場の先生からは、デジタル教科書を電子黒板に映して授業をしていると聞いており、改めて電子黒板とデジタル教科書の相性の良さを感じております。iPadの記憶容量は限られているので、電子黒板と有線接続をしたWindowsパソコンにデジタル教科書をインストールして活用している先生も多いようです。iPadで映すのか、Windowsパソコンで映すのかは先生が状況に応じて使い分けております。

紀の川市立池田小学校 上野 大雄 校⾧先生・永岡 真一 先生へインタビューしました!

上野校⾧先生:

電子黒板は単体であっても意味がありません。Apple TVも一緒に入っていることが重要です。
今となっては、電子黒板・Apple TVが無いと、授業ができません。今年度の卒業式の時には、コロナの影響で人数を減らす必要があり、全員入ることができませんでした。在校生からの呼びかけの言葉を発信をするときに、電子黒板を体育館に2台置き、出力を同時に(HDMIOUT端子を使用)行いました。75インチの電子黒板は大きいですが、先生たちだけで運ぶことができました。このように、卒業式などのイベントで活用できるほか、集会もリモートで行えるようになり電子黒板は大活躍です。iPadでもできますが、ハウリングが起きますので、電子黒板で一斉に見せる方が良いです。

電子黒板、Wi-Fi、実物投影機、Apple TV、デジタル教科書があって、という環境で、どうやってフルに活用していくかが重要です。運動会の様子も、紅白対抗リレーをコロナ禍のため教室で待機している学年の児童にポケットWi-Fiでライブ中継し、電子黒板に映して観ました。
そういった本校の取り組みを、保護者の方もすごく信頼してくれていますし、いつも何かやってくれると言ってくれます。新しいことは、苦手意識があるのが最初ですが、色々なアイデアが生まれて、子供たちのより良い学びへとつながっております。

Q:電子黒板を使っていて良かったことは?

算数科で電子黒板の活用の良さをすごく感じています。図形の授業では、立体が中々イメージしにくいので、紙を黒板に貼りつけ、動かして説明をしていました。電子黒板があれば、立体を実際にモニター上で動かすことができるので、便利だと感じています。また、電子黒板の機能で、板書を残すことができるので、前回の振り返りで見せることができています。

Q:実物投影機を使っていて良かったことは?

動きを見せたいときに活用しています。書いたものや作品など、動かないものを撮影して見せてというのはiPadでもできるのですが、動きを見せたいときには実物投影機を活用しています。

オンライン授業の取り組み ~ICT支援員さんに聞きました~

オンライン授業を行うときには、実物投影機を活用しております。写真(右)のように、パソコンと実物投影機をUSBケーブルで接続しています。オンラインで配信したいとき、子供たちがパソコンを操作して始められるくらい、今ではオンライン授業のハードルが低くなっています。登校できない子供たちも、Teamsを介して、授業を受けることができています。

最初、実物投影機は、各学年1台の整備でしたが、今では全教室へ整備されております。これは現場の先生の強い要望からでした。修学旅行の前には、事前に施設の方とZoomでつながり、歴史について話し合う機会ができたのも、実物投影機があったからです。

※記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

書画カメラ(実物投影機)MX-P3の詳細はこちら

xSync Board(バイシンク ボード)の詳細はこちら

弊社製品・サービスについて、お気軽にお問い合わせください。