利用の背景とその効果

ICTは現在、経済成長にとって欠かせない技術のひとつであると思います。利用のきっかけは、ICTを活用することで、子どもたちの生活や遊びが充実しよりよいものになり、また自分の保育の質も向上できたらと思ったことでした。ICTという意味を調べると、「人と人、人と物をつなぐコミュニケーション」とありますので、保育の中では「自分の遊び・友だちの遊び・遊びのつながりをつなぐコミュニケーション」という位置づけで、取り入れたいと考えました。
幼稚園には多様な子ども(外国籍の子・特性をもった子など)がいます。エルモのICTはどんな子にも、視覚的にわかりやすいツールとして大活躍しました。言葉だけでなく写真・文字・絵などで伝えられるため、どの子も理解ができ、それは安心して生活していくことができる「インクルーシブ保育」の促進ともなりました。また子どもが興味関心をもったその時に、教師と一緒に調べ、調べたことを自分の言葉で友だちに伝える機会も増えました。興味関心の継続ができたり、活動が広がる場面も増えました。
ダンスや折り紙遊びで

これまでのダンスは先生が振り付けを覚えてから子どもたちに教えていましたが、ELMO Boardがあることで、踊りの動画に興味関心を持ったその場で、子どもたちと一緒に踊りを楽しめるようになりました。共通の動画を見るので、イメージや楽しい雰囲気を友だちや先生と共感しながら楽しむこともできました。また先生の意識も、「覚えて教えなくてはいけない」から「一緒に楽しみながら覚えていく」へと変化しました。
折り紙の製作では書画カメラとELMO Boardを使い、先生の手元を大きく映し、折り線などを描きながら説明しました。これは子どもたちにもとてもわかりやすかったようで、「自分の力で作ることができた」と感じてもらうことができました。説明する先生自身も自分の手元を映し出すことができるので、とても説明がしやすかったです。


日々の遊びの中で

遊びの中で気づいたこと感じたことなど、子どもたちが自分たちの日常や感情を捉え、それを共有することができました。帰りのひとときに、周りの友たちに写真を見せながら伝えることが日常になりました。自分から人に伝えたいという思いをもつ子も増え、発言の中の表現の幅も広がり、自己表現も豊かになっていきました。
ICTの多様な活用方法
秋の自然物を使った遊び

園の生活にエルモのICTを取り入れる事によって、子どもたちには多くの変化が見られました。自分のアイデアや感情を表現する場面が多くなり、また子どもたち同士が協力しあうような、コミュニケーション力を発展させる出来事もありました。秋には自然を使った遊びをするのですが、それをどんな風に作ったのか、工夫した所などを友だちに知らせる場でELMO Boardを利用しました。
また「かささぎ」がどんな鳥なのかを調べて紹介し、みんなで「かささぎ」に変身する遊びもできました。
かささぎってどんな鳥?

たなばたものがたりに出てくる、かささぎってどんな鳥?? こんな鳥だよ。自分で調べたんだ!

どんな鳴き声なんだろうね? 調べてみよう!

ぼくたちも“かささぎ”に変身!
廃材を使って、ぼくたちの街をつくろう!

僕たちの街って、上から見るとどんなかな?ELMO Board を使って調べてみたら、いろんなお店がありました。

廃材で街づくり。子どもたちがよりクリエイティブな表現ができるきっかけに。
金のガチョウの劇遊び

劇遊びにも ELMO Board を取り入れました。物語の導入部分や、劇遊びの背景に使う事で、劇のイメージをみんなで共有しやすく、子どもたちも表現を存分に楽しむ事が出来ました。
利用後の子どもたちの変化
- 自分たちの興味関心をもっと深めようとするようになりました。
- 自分なりの言葉で、周りの人に伝えようとする子が増えました。
- 興味関心が継続し、遊びや生活にもじっくり取り組むようになりました。



園内でよく使う便利な活用法
保育環境について
機器類は子どもたちといつでもすぐに活用できるよう保育室の中央に置きました。

動画を見る(ダンス・歌)

子どもが見つけたもの等を大きく見せる(収穫物・制作物・昆虫など)
その他、絵本の読み聞かせや、園内研修、保護者会でのPowerPointを使った発表などにも活用
袋井西幼稚園について

袋井市立袋井西幼稚園(ふくろいにしようちえん)は1974年に開園した、静岡県の中央に位置する袋井市、その奥部にある公立の幼稚園です。
年少1クラス・年中1クラス・年長1クラスの、異年齢児のかかわりのあるアットホームな幼稚園です。
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書画カメラ(実物投影機)L-12Gの詳細はこちら
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