【BellaBot活用事例】
広大な工場の両端をスムーズに往復運搬。
多彩な表情が愛らしく、職場全体がとても明るくなりました。

テクノホライゾン株式会社

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BellaBot を導入した背景について、お聞かせください。

ここはテクノホライゾン株式会社の本社工場で、ロボットコントローラーの部品やFA系の基板など様々なパーツを少量多品種で製造しています。ただ構造上、原料部品の在庫場所と製造ラインのスタート地点が工場の両端にあり、運搬が大変なんですね。

BellaBot導入前は、担当者が台車にパーツを載せ、かなりの回数を人力で往復していました。しかし相当距離がありますし、どうしても身体的なストレスが生じます。そこで、試験的に自動ロボットへの置き換えを試そうということになりました。当初は、工場内は人が通るところが限られていてるので「邪魔だ」と言われるかと思っていたら、ちゃんと人や荷物を避けて進みますし、頭を撫でると表情が変わるので喜ぶ従業員が続出し、もしかしたら「職場が明るくなる」メリットのほうが大きいかも知れませんね。

BellaBot をどう設定していますか?

導入当初、音声系は全てオフにしていましたがBellaBotの動作音がほとんど無いので、近づいて来るのが解るよう移動中は音楽が鳴る設定を行いました。すると、音楽だけでは到着したときに解らないという意見があり、現在は到着時に「到着しました」とお知らせする音声を加えています。

BellaBotの動作は、マーカーで制御することができます。運搬の行路には曲がり角が二箇所あり、各々の天井に白いボタン型のマーカーを貼り付けておくことで、BellaBotのセンサーが読み込み正しく曲がってくれるんですよ。スタート地点と到着地点も、マーカーで設定しています。

今後の活用で期待することは?

少量多品種の製造ラインでは機種の切り替えが多く、組立部品や部材の変更も頻繁に生じます。今は1台ですが、その運搬を複数のBellaBotに任せれば高効率化が図れるでしょう。さらには様々なセクション間で部品を順に回す工程が生じれば、各ポジションを訪れ、載せて届けてまた載せて、といった使い方にも期待できますね。

郊外の工場だと平屋が多いのですが、当社のようなビル形式の都市型工場はどうしても部門が階ごとに分かれてしまいます。そうした構造ですから、将来的にBellaBotをエレベーターと連動させ、たとえば1階から3階へ自動で運搬できるようになれば、活用の幅は大きく拡がるでしょう。それが実現すれば、部品だけでなく書類の運搬にも使いたい、という事務部門からの声にも応えていけると思います。

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テクノホライゾン株式会社

プロフィール

社名
テクノホライゾン株式会社
設立
2010年4月1日
代表者
代表取締役社長 野村 拡伸
本社
愛知県名古屋市南区千竈通(チカマトオリ)二丁目13番地1
資本金
25億円
社員数
813名(2021年7月現在)
拠点数
国内51拠点・海外47拠点
事業内容
「映像&IT事業」および「ロボティクス事業」

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