中野区新庁舎が選んだ
「情報共有」と「迅速判断」を支えるDXソリューション

東京都中野区役所 様

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新庁舎移転を機にDXを加速
「ELMO DXテーブル」で情報を一元化

中野区では令和6年(2024年)5月の新庁舎移転に合わせ、災害対策の仕組みを抜本的に見直した。防災設備の移転計画は令和3年度(2021年度)頃から本格的に検討が始まり、特に災害対策本部の情報環境をどうするかが大きな課題だった。旧庁舎ではプロジェクター2台を手動スイッチで切り替えるようなアナログ運用で、複数の防災カメラ、河川カメラ、気象情報などを同時に扱うには限界があり、機器の接続にも手間がかかっていた。
そうした中で、「直感的に複数情報を同時表示・操作できる」という特徴が評価され、「ELMO DXテーブル」が採用された。さらに「ELMO コラボレーション」や「Microsoft 365」との併用で、「情報の記録・共有・判断」をDX化する体制が整備された。

従来の災害対策の課題

情報ソースがバラバラで全体像を把握しづらかった

旧庁舎では、河川カメラ・高所カメラ・気象情報・職員の報告など、複数の情報を同時に表示することができず、その度にアナログ的なスイッチャーやデバイスの接続切り替えなどを行っていた。接続端子もさまざまで機器を繋ぐだけでも苦労していたため、リアルタイムの災害状況を”ひと目で俯瞰”することが難しい状況だった。

運用フローがアナログ中心で時間がかかっていた

災害記録は複写紙のメモをExcelに転記し共有するという手順が取られていた。そのため最新情報がリアルタイムで共有されず、非効率かつ判断の遅れに繋がるリスクにもなっていた。

「緊急対策ソリューション」でこう解決!

複数情報を”一元化表示”

河川水位、雨雲の動き、防災カメラ映像、気象台の解説動画などを、「ELMO DXテーブル」上でマルチ表示ができるようになった。職員が直感的に状況を把握できるようになり、判断のスピードが大幅に向上した。

情報共有を効率化

「ELMO DXテーブル」に表示された情報をカードごとに外部出力できるため、必要な情報を必要なタイミングで大型モニターへ映すことが容易になった。また、「ELMO コラボレーション」の画面共有によってリアルタイムの情報を双方向でやり取りができ、職員全員の意識・理解度が向上した。

プロジェクト保存で即時対応

「ELMO DXテーブル」では、地震や水害など、災害に合わせて必要な情報をすぐに一括表示できる「プロジェクト保存機能」を備え、初動時に迅速に対応することができるようになった。

「緊急対策ソリューション」選定のポイントは?

必要な情報を一元管理

災害対策本部のモニターにはさまざまな情報を映す必要があり、一元管理が必須。

  • 投影する情報を一画面でマルチ表示ができる
  • タッチパネル式で直感的な操作が可能

「Microsoft 365」との親和性

新庁舎移転に伴い「Microsoft 365」を導入。シームレスに運用する必要があった。

  • 閉域網ではなくクラウドでの運用が可能
  • 災害情報と対応指示が同時に共有できる

拡張性が高い

新庁舎移設のタイミングで設備を一新するにあたり、拡張性の高さが求められた。

  • 直感的な操作で外部モニターやプロジェクターへの投影が可能
  • 防災訓練でも「ELMO DXテーブル」を起点にして「ELMO コラボレーション」で各職員への情報共有が可能に

あらゆる情報のハブとなる「ELMO DXテーブル」

「プロジェクト保存機能」はワンタッチで必要なコンテンツを表示できる

お客様の声

デジタル化の意識を全職員に共有できる

新庁舎への移設に伴い、デジタル化が大きく進められました。特に「Microsoft 365」の導入が災害対応のDX化に大きく貢献しています。以前は災害情報が複写用紙のメモから始まり、ホワイトボードに手書きで指示が書かれ、最終的にExcelに記録されるという流れでしたが、現在は情報を得た人が直接入力できるようになり、リアルタイム共有が可能になりました。「ELMO DXテーブル」と「Microsoft 365」の組み合わせによって災害情報に基づいた対応・指示が同時に共有できるようになり、大きな変革となっています。

例えばExcelに記録された情報も、優先度が高いものや条件付けなどで目立つようにしておくことで迅速に判断ができるようになました。また、震災時の火災発生を想定した訓練では、現場の地図を共有しながら避難経路を指示するなど視覚的なやり取りが可能になっています。

これまでは紙で渡していた情報や指示が、実際に同じ画面を見ながら共有することで、災害対応にあたる職員の状況把握や理解度も高まっています。災害時にはそれぞれが意識して能動的に動くことが必要なので、「ELMO DXテーブル」を中心としたシステムは情報共有の面で大きなメリットを感じています。必要に応じて大きな地図に手書きで書いたり、まだすべてをデジタルで行うには至っていませんが、今後はデジタルとアナログのハイブリッドな環境を構築し、より迅速・確実な対応ができるよう環境を整えていければと思っています。

東京都 中野区 総務部 防災危機管理課
防災対策係 係長
君塚 充利 氏

大きな画面を見ながら直感的に操作できるのが利点

中野区の特性として、人口密度が日本で2番目に高く、木造住宅が密集しているエリアが多いため、地震による揺れの被害だけでなく延焼火災の危険度が高いことが課題としてありました。水害については、区内に4本の川が流れており、平成17年に大きな水害がありましたが、その後、東京都の河川改修工事が進み、現在は大きな水害は減っている状況です。しかしながら都市型の河川なので、一気に雨が降ると水位が急上昇するという特徴があります。

そういった地震や水害に対応するためには、災害情報を一元管理する必要があり、新庁舎移転にあわせてさまざまな機器を検討しました。当初はプロジェクター映像を切り替えるスイッチャーのような機器を候補としていましたが、区の職員が展示会で「ELMO DXテーブル」を知り、実際にショールームで実機を触れる機会を経て、導入に至ったという経緯があります。最終的には大きな画面を見ながら直感的に操作できる点が決め手となりました。

導入を決めてからは運用面での検討に時間がかかりました。ネットワークは庁内のLAN側に置くのかインターネット上にクラウドで置くのか。またモニターへのアウトプット方法や設置場所など、それぞれの部署と連携しながら要件定義を行い、令和3年(2021年)ごろから準備を進め、令和5年(2023年)後半から6年(2024年)度にかけて工事を実施しました。

災害対策室のある庁舎6階には区長の執務室もあるため、災害発生時にはこのフロアを中心に対策本部を設置します。これにより意思決定の速さが向上しています。平時より防災危機管理課では、24時間365日勤務する情報連絡の職員が常駐し、常に災害に備えています。幸いなことに大きな災害はまだ起きていませんが、職員訓練ではこの「ELMO DXテーブル」を中心に、各職員や関係各所とは連携をはかりました。

東京都 中野区 総務部 防災危機管理課
防災対策係
山本 滉二 氏

東京都中野区役所様における「緊急対策ソリューション」の活用法

新庁舎では災害対策機能をワンフロアに集約した。平常時に、庁議室や会議室として使用している各室を、災害発生時には「災害対策本部」に転用する。幹部職員が集まるエリアには86インチモニターを設置し、会議に必要な情報を「ELMO DXテーブル」からリアルタイムで映し出している。また、その場にいない職員とは「ELMO コラボレーション」を通じてビジュアルでの情報共有が可能となっている。

「ELMO DXテーブル」に集約した情報を必要に応じて大型モニタで共有。

従来のスイッチャーや端末の繋ぎ替えとは異なり、情報がカードとして画面上に見えており直感的に大型モニタへ投影できる。ソースの切り替えがスムーズになった。

関連リンク

東京都中野区役所

「東京都中野区 総務部 防災危機管理課」は、区内で起こりうる災害に備え、住民の安全を守る要の部署。地震・水害・火災など多様なリスクを想定し、平時から防災計画の策定、訓練の実施、各部局との調整を行っている。災害発生時には情報収集と状況把握を迅速に行い、災害対策本部を運営して指示・調整の中心となる役割を担う。また、地域防災力向上のための啓発や、関係機関との連携強化にも取り組む。

組織名
東京都中野区役所 様
URL
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/index.html
住所
東京都中野区中野四丁目11番19号

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