実物投影機『MX-P3』を使うことで、細かな手元の
動きや織地も鮮明に映し出すことができます。

東京都 NPO法人 ヤマナシヘムスロイド 様

  • EBISS
  • NPO法人
  • 書画カメラ(実物投影機)
  • MX-P3
  • オンライン
  • Facebook
  • twitter
  • Line
東京都 NPO法人 ヤマナシヘムスロイド

ヤマナシヘムスロイド様は、1971年から北欧の伝統手工芸の理念(暮らしに役立ち、かつ美しい「家庭の手工芸」)の元、書籍の出版や展示会、教室の開催を通し、北欧手工芸の紹介・普及を行っています。※ ヘムスロイドとはスウェーデン語で、ヘム「家」、スロイド「手工芸」の意味です。

● 導入背景
● 織オンラインレッスンでの活用の様子
● オンラインレッスンを実施してわかったこと

MX-P3は、
Zoomのパソコン画面越しでも、織の良さを十分に伝えられます
ヤマナシヘムスロイド 専任講師 鳥居 洋子先生、土谷 正子先生へ
直撃インタビュー!

画像がキレイなので、込み入ったテクニックも明確に指導することができます。

 

ヤマナシヘムスロイド 専任講師 鳥居 洋子先生

導入背景

コロナ禍で、教室に生徒さんを集めてのレッスンができなくなってしまいましたが、レッスンは続けたい!という思いから、オンラインでのレッスンを行うことになりました。

当初は、織を進める手元の細かな動きや織り目などを映すカメラとして、外付けのWebカメラをスタンドに取り付けて活用しておりました。しかし、Webカメラの映像では、実際に目で見た時に感じた織の細かさ、織の良さが、パソコンの画面越しでは伝わっておらず、非常にもったいないと感じていました。また、Webカメラは自動でピントを合わせるため、手を動かすと手の甲にピントが合い、織地がボヤけてしまい、映したい部分を鮮明に映す事に苦心していました。

実物投影機MX-P3を紹介され、試してみたところ、パソコンの画面越しでも織の良さを十分に伝えられる映像であり、講師や生徒の皆さんからも好評だったため、導入に至りました。また、MX-P3のコンパクトさも気に入りました。机上は、木枠やパソコン、教材や糸等、たくさんのモノがあるので、このサイズ感がとても良かったです。

織オンラインレッスンでの活用の様子

オンラインレッスンは、講師と、レッスンの状況に応じてZoomの画面切替や、MX-P3のカメラの角度やズームの調整等をサポートする先生との2人体制で進めていきます。
オンラインでMX-P3を使う際は、パソコンにUSBケーブルを接続するだけで、操作も特別なことをする必要がなく、とても簡単です。

講師は、説明をしながらMX-P3の下で実際に織り進め、時々パソコンで映し出されている映像を確認。オンライン先の生徒さんにも声掛けをしながら、レッスンを進めます。

活用の工夫として、広い範囲を映すこと、カメラの下で手を動かすことを考慮し、MX-P3を少し高さのあるところに置きました。そのため、カメラを全く気にすることなく、作業を行うことができます。

MX-P3を使うことによって、細かな糸の1本1本をハッキリとオンライン先のパソコン画面に映し出すことができました。画像がキレイなので、込み入ったテクニックも明確に指導することができます。実際にオンラインでレッスンを受けた生徒さんからも、「糸が1本1本しっかりと確認できました。」「色のコントラストがはっきりしていて、映像も明るくて、見やすかったです。」と好評でした。

オンラインレッスンを実施してわかったこと

オンラインレッスンをすることで、遠方にお住まいで教室に通えない方にも受講頂くことができました。
また、驚いたことに、オンラインレッスンの方が上手に作品を作っている生徒さんもいました。
それはおそらく、オンラインレッスンでは、講師が実際に織っている様子をしっかり確認することができ、作品作りに生かせるからだと思います。併せて、実際の完成品を細かな映像で見られること、録画された映像で、何度も確認ができることも大きいかもしれません。
一方で、織で重要な経糸の緩さ等、生徒さんの作品を実際に触って確認できないことが懸念点です。
講師は、実際に触れて確認できない部分は、説明の仕方や表現方法を工夫して補うようにしています。

機器構成

書画カメラ(実物投影機)MX-P3の詳細はこちら

弊社製品・サービスについて、お気軽にお問い合わせください。