小学6年、理科の事例です。
理科の授業では、実物を使って説明するとわかりやすいことがたくさんあります。
左の写真は、電磁石で使う電池ボックスの説明を
しているところです。
電気の流れがどのようになるかを、
実物投影機「みエルモん」で
子どもたちが使うのと同じ電池ボックスを映して、
映した映像に書きこんでいるところです。
イラストを描いて説明するのとは、わかりやすさがダントツに違います。
二番目の写真は、方位磁針を電磁石に近づけると
どうなるかを、予想させているところです。
方位磁針の針がどのようにに動くのか、
前に出てきて、指でなぞりながら説明させたりできます。
この時も、イラストで説明するよりも、わかりやすさがダントツに違います。
三つ目の写真は、 「みエルモん」のアームをまげて、
簡易モーターを、少し斜めから見せているところです。
見せたい角度から、見せたい実物を映して説明できる。
実物投影機のもっとも得意とする活用事例の一つです。
様々な道具を使う理科の授業では、実物投影機は必需品の一つでもあります。
【事例提供:兵庫県K先生より】
月別アーカイブ: 2013年5月
電磁石のはたらきを予想する
小学6年、理科の事例です。
教科書に載っている写真を
実物投影機「みエルモん」で大きく映しました。
この写真は、電磁石の周りにたくさんのクリップが
並べられた写真です。
この写真を使って、電流を流した時に、これらのゼムクリップがどんな動きをするか電磁石のどこにゼムクリップがたくさんつくかを予想させました。
予想した動きを、画面に書込んでいきます。
映し出しているのは、黒板に貼るタイプの
マグネットスクリーンです。
書込んでいるのは、ホワイトボード用マーカーペンです。
(写真をクリックすると大きくなります。)
こうすることで、言葉だけでは伝えられない動きを簡単に伝えられます。
子どもたちからは、時にはとんでもない予想が出てきます。
でも、また、それがいいんです。子どもたちも、真剣に予想します。
この後、実際に電磁石を使った実験の様子も実物投影機で大きく映して皆で確認することができます。
【事例提供:兵庫県K先生より】
理科教育設備の補助金で実物投影機の購入ができます!
昨年度、補正予算理科教育設備整備等補助金交付が100億円認められたと大きな話題になりましたが、申請はされましたでしょうか?
この「理科教育設備整備等補助金」で、実物投影機が購入できることが意外と知られてないようなのです。
それというのも、この整備の根拠となる理科整備台帳には、
「実物投影機」とか、「書画カメラ」という書き方がされていないからです。
「教材提示装置」とか、「教材提示器具」と書かれています。
これは、いわゆる「実物投影機」「書画カメラ」のことになります。
以前から、実物投影機と理科の相性の良さは、度々話題になっていましたが、この機会にぜひ実物投影機購入のための申請を出してみてください。
よく、理科室の数しか入れられないのでは?というご質問も受けますが、
理科の授業は理科室だけでするものとは限りません。
そして、実物投影機は普通教室の理科の授業にも大変役立つ道具です。
もともと、実物投影機は文部科学省から出されている『教材整備指針』の中でも、全教室に導入すべきものとして、TOPに書かれているほどのものです。
詳しいことは、こちらをご覧ください。
☆ニコニコ45分:学校教材の整備指針
今回の、「補正予算理科教育設備整備等補助金交付が100億認められた」というのは、過去において最大級の予算が付いたことになります。
平成21年度のスクールニューディールの時も同じでしたが、このような機会を逃さず整備していくかどうかで、学校の環境は大きく変わってきます。
平成24年度中に申請しなかった場合でも、追加募集が夏ごろあるとも言われています。
ニコニコ45分でも、情報が入り次第お知らせいたします。
実物投影機購入のための予算取りに、ぜひともご利用いただければと思います。
補正予算理科教育設備整備等補助金についての詳しい記事は、こちらでもご案内しています。
☆ニコニコ45分:理科教育設備整備費の補正予算で「みエルモん」を!