日別アーカイブ: 2009年11月2日

全日本教育工学研究協議会「茨城つくば大会」公開授業報告

第35回全日本教育工学研究協議会全国大会「茨城つくば大会」(日本教育工学協会JAET主催)で、10月30日(金)に行われたつくば市立竹園西小学校での公開授業の様子をご紹介させていただきます。
つくば市立竹園西小学校へは、以前に訪問させていただき、実物投影機の授業を参観させていただいたことがあります。
   つくば市立竹園西小学校へ行ってきました☆1
   つくば市立竹園西小学校へ行ってきました☆2
つくば市立竹園小学校は、平屋建てで、とても個性的なきれいな学校です。
30日はお天気もよく、気持のよい日差しが中庭にも差し込んでいました。
公開授業は、1年生〜6年生、特別支援学級の中から10学級で授業が行われました。
実物投影機は、3年生の算数「四角形を調べよう」の授業の中で活用されていました。タングラムのパーツを使って、大・中・小の正方形、長方形、直角三角形を作っていく授業でした。
子どもたちには二人に1個のデジカメが渡され、新しい組合せの図形ができたらネームカードを横に置いて記録していました。
考えを共有する場面で、前に出てきて自分の発見した並べ方を実物投影機「みエルモん」で映してみんなに披露します。

先生は、新しい「みエルモん」L-1exに附属されているリモコンを首から下げて、披露された図形をSDカードに保存していきます。
リモコンをうまく活用されていたので、授業の流れがスムーズでした。
実物投影機の下で子どもがタングラムのパーツを動かし並べる動きを見せることは、出来上がった形を見せるだけとは違い、考える過程もクラスみんなで共有できることがわかりました。
形を教えるだけではない、大きな学びあいが生まれる授業を見させていただきました。
また、SDカードに保存した図形は、デジカメで撮った図形と一緒に、次の時間で振り返りとしても使えそうです。
つくば市立竹園西小学校では、授業のほかにも驚くような取り組みをされていることを教えていただきました。
竹園西小学校のPTAの方々が中心になり、学校の先生方やボラティアの方々と一緒に作り上げたという『PTAインターネット活用システム』の活用です。
このシステムの主な特徴は、
  ・簡単にHPを更新し、管理できるHP構築システム
  ・必要な情報を必要な人たちだけに届けることができるメール配信システム
  ・アクセス権限を分けることができる文書管理・配布システム
  ・イベント企画や保護者配布希望文書などの登録や活用ができる文書投稿システム
  ・参加申し込みができるイベントエントリーシステム
これらが1つのパッケージになっている仕組みです。
例えば、PTAで毎年発行する文書なども一元管理できるので、過去のデータを利用してカスタマイズするだけでメール配信で保護者の方にお知らせすることができます。お知らせするだけではなく、文書などのデータを蓄積して活用していく仕組みが使いやすそうでした。
またびっくりすることに、このシステムはPTAの方が作成されたとのことです。
学校とPTAと保護者の方々の大きな協力の下、使いやすい効率的なシステムが生まれているという素晴らしい取り組みを教えていただけました。
つくば市立竹園西小学校とPTAのHPは、こちらからご覧ください。
   ★つくば市立竹園西小学校のHP
   ★2009年度竹園西小学校PTAのHP