日別アーカイブ: 2009年9月7日

教育の情報化の実態等に関する調査結果の公表

文部科学省より、平成20年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」【速報値】が公表されました。
この調査は、毎年3月に文部科学省で実施されているものです。
調査項目は、大きく以下の二つの内容になります。
 (1)学校におけるICT環境の整備状況
 (2)教員のICT活用指導力
(1)のICT環境の整備状況の調査では、IT新改革戦略の以下の4つの目標項目について調査しています。
  ・コンピュータ1台当たりの児童生徒数(達成目標 3.6人/台)
  ・普通教室における校内LAN整備率(達成目標 概ね100%)
  ・(超)高速インターネット接続率(達成目標 超高速回線概ね100%)
  ・教員の校務用コンピュータ整備率(達成目標 教員1人1台)
それぞれの上位・下位都道府県が発表されていますが、昨年度から多少の入れ替えはありますが、大きな変化はなく、コンピュータ1台当たりの児童生徒数を除いて、少しずつですが整備率は上がっています。
これに、今年度のスクールニューディール政策により整備率が大きく変化する可能性が出てきそうです。
(2)のICT活用指導力の調査では、以下のように大きく5つの項目について調査されています。
   A.教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力
   B.授業中にICTを活用して指導する能力
   C.自動・生徒のICT活用を指導する能力
   D.情報モラルなどを指導する能力
   E.校務にICTを活用する能力
こちらも、昨年度の平均値と比べてみると、どの項目も少しずつ指導力の上昇がみられます。一番上昇しているのは、D.情報モラルなどを指導する能力で1.7%の上昇です。
上位・下位都道府県を昨年度のものと比べてみると、三重県の上昇が大きく、その理由として「平成20年度より県教育委員会主導で域内全学校の校内研修の充実を図っている」ことが記載されています。
昨年度の調査では同じように愛媛県のICT活用指導力上昇が大きく、その理由として「研修の充実」があげられていました。
大きく指導力が上昇している地域の進め方は、今後のICT活用の活性化の大きなヒントになると思います。
ニコニコ45分でご紹介させていただいているICT活用は、特にこのB項目「授業中にICTを活用して指導する能力」に当てはまります。
今年の夏は、「実物投影機を活用したICT活用研修」を各地域で行わせていただきました。この研修も、まさにこの調査のB項目を強化するカリキュラムになっています。
「実物投影機を活用したICT活用研修」についてご興味がある方は、こちらまで メールお問合わせください。
文部科学省の教育の情報化の実態等に関する調査結果は、以下からご覧いただけます。
■平成20年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」【速報値】の概要
■平成20年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」【速報値】(PDFデータ)
平成19年度の調査結果の詳細についてはこちらからご覧いただけます。
学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果が公表されました