月別アーカイブ: 2009年1月

第4フェーズのプロジェクト会議が開催されました☆

1月31日(土)に、新しいプロジェクト「プロジェクタと実物投影機を活用した授業技術向上プロジェクト」の第1回の会議が、エルモ社東京支店のソリューションプラザにて開催されました。
このプロジェクトは、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生と富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生との産学連携研究プロジェクトです。
このプロジェクトは、第1フェーズとして2007年7月に発足し、その後、第2フェーズ、第3フェーズと続けてきました。
エルモ社は事務局として、第1フェーズからこのプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
そして今回の新しいプロジェクトは、株式会社三洋電機と連携して事務局をさせていただくことになりました。エルモ社の実物投影機L-1nと三洋電機のプロジェクタLP-XW60を組み合わせた授業をしていただき、子どもたちがわかる・できるようになるこれらの機器の活用例や、それを支える授業技術を研究していただくものです。

会議では、初めに堀田龍也先生より、プロジェクトの趣旨説明がありました。その後、グループごとに自己紹介をしていただきました。このプロジェクトのために、全国から40名ほどの先生方が集まっています。一人30秒という短い時間での自己紹介でしたが、それぞれのグループに設置された実物投影機「みエルモん」とプロジェクタを使いながら、効率よくわかりやすく自己紹介を工夫されていました。

授業の中ですでに実物投影機を活用されている3名の先生からは、日々の活用の様子を発表していただきました。デジカメのディスプレイ部分をそのまま映して写真の紹介をするとか、壁にある時計をそのまま映して時間の確認をするなどの斬新な活用例の紹介などもありました。
高橋純先生からは、これから出版する予定の書籍についてのご紹介がありました。実物投影機で映すだけではなく、子どもたちへわかりやすい授業をするための授業技術についても書かれた書籍の出版が予定されています。
そして最後に、これからの宿題についてのお話があり、会議は2時間で終了しました。これからどのような実物投影機とプロジェクタを使った実践が生まれてくるのか、とても楽しみです。ニコニコ45分でもどんどんご紹介させていただきたいと思います。
エルモ社では、このような研究を通して、先生方により使いやすいと思っていただけるような機器の開発と、授業の中での活用のご提案をさせていただきたいと考えています。

体積

小学6年、算数の事例です。
いろいろな立体の体積を求める学習場面では、写真のように少し複雑な図形を使うことが多くなります。面積の学習よりも、立体的になる分、図形が複雑になります。
複雑になる分、口だけで説明するのは難しく、また、図形を黒板に書くのも難しくなります。
このようなときには、実物投影機で教科書の図を大きく映します。スクリーン上の図に数字を書き込みながら子どもの考えを発表させました。
子どもたちの手元にある立体と同じ図を使って説明するので、とても効率的に仲間の考えを理解・共有することができました。
【事例提供:宮城県M先生より】

春の七草

小学4年、朝の会での事例です。
冬休みが終わって最初の朝の会で、七草のお話をしました。
口で説明するだけではなく、絵本にある七草の絵を実物投影機大きく映して紹介しました。
その後本は、教室に開いて置いておきました。
このようにすることで、休み時間に子どもたちが絵本を見るきっかけにもなります。
すると、七草には「秋の七草」もあることを見つけた子どもが、今度は秋の七草のことを発表してくれました。
【事例提供:東京都K先生より】

国語のノートの書き方を知る

小学1年、国語の事例です。
ノートをきれいにきちんと書けるようにすることは、学習を始める最初の一歩につながります。

ノート指導は、1年生から大切な学習のポイントになりますが、どのように書いたらよいかどの子どもにもわかるように説明するのは難しいことです。
このようなときには、実物投影機を使ってノートを映し、見せながら説明する方法が一番わかりやすいです。
マスや行について理解させる。濁る音の書き方を知る。一つ一つの積み重ねです。
映すときに、教科書とノートを重ねて、両方を同時に映すようにすると、比べながら見られるのでさらにわかりやすくなります。
【事例提供:千葉県A先生より】
 「みエルモん」の機能紹介…A3サイズまで取り込める!
      取り込める画像の範囲はA3サイズもOKなので、
         ノートと教科書を組み合わせて同時に映せます☆

あたたかい地方の人々のくらし

小学5年、社会の事例です。
日本の最西端の与那国島を、地図帳で確認するときに、確認する地図帳のページを実物投影機で大きく映しました。
こうすることで、クラスみんなで一緒に確認することができます。
与那国島のすぐ横が、台湾であることに子どもたちは驚いていました。
教科書の写真も、クラスみんなで確認するために実物投影機で大きく映しました。
沖縄の家はコンクリートでできていることや、家の上にタンクがあることを、大きく映した写真を指差しながら確認できます。
そして、なぜなのかを考え、台風による被害や、工夫した生活について考えました。
沖縄の農業生産額の割合のグラフも、大きく映すことでみんなで考えたり発見したりすることがやりやすくなります。
グラフを見ながら、子どもたちは農作物の違いに気づいていました。
【事例提供:千葉県T先生より】

★Hot Education第6号<最終号>が発行されました

HOT Education 6号
 実物投影機の活用事例を、写真を使って見やすくわかりやすく紹介した
      授業をもっと楽しくするためのお役立ちマガジン
               Hot Education
   第1号〜第5号と大好評のHot Education第6号
   発行されました。
 第6号は最終号になります!
この冊子のプロジェクトリーダーであります堀田龍也先生(独立行政法人メディア教育開発センター・准教授)のコラムは「実物投影機の活用から、教室にCHANGEが起こる」です。
   ・・・テクノロジーに振り回されることなく、「案外、簡単だな」と思われ
     しかし意外と奥が深いようなICT活用を目指したいということです。
     「ICTで授業を変える」と力を入れるのではなく、
     「ICT活用をしているうちに授業が変わっていった」という
     自然な変化(CHANGE)を目指したいということです。(一部抜粋)・・・
ICT活用の導入研修のテキストにもぴったりだと、たくさんのお申込みをいただいています。
HOT Education 最終号の第6号のお申し込みは、こちらからできます。 ここをクリック

文章を読む

小学6年生、国語の事例ですが、学年を問わず国語の授業で実物投影機が活躍する事例です。
国語の文章を読むときには、文章の必要な部分に線を引いたり、四角で囲んだりして考えをまとめていきます。
このため、教科書の文章を模造紙に大きく書き写したり、拡大コピーをしたりなどの準備が必要です。
実物投影機を使えば、このような事前準備はいりません。教科書をそのまま大きく映すだけでよいのです。
大きく映して、線をひいたり説明を書き加えたりするときにはマグネットスクリーンが便利ですが、模造紙を貼り付けたり、プロジェクタの黒板モードを使う方法でもできます。
【事例提供:東京都H先生より】

電流計の使い方

理科の授業では、道具を使って実験や観察をすることがよくありますが、初めて使う道具について説明するときには実物投影機が大活躍します。
小学6年生の理科の授業の事例を紹介します。
電磁石の学習をするときに、電流計で電流を調べることになりました。
電流計を見るのも触るのも、子どもたちは初めてです。
そこで実物投影機で電流計を拡大投影して説明しました。
上の写真は、目盛りの読み方を説明した時のものです。
目盛りのどの数字を見て、どのように目盛りを読んでいったらいいのかを、マグネットスクリーンに大きく投影した画面に、直接書き込みながら説明しました。

わかりにくくて間違いやすい配線の接続については、特に念入りに説明しました。
色もきれいに表示されるので、説明もスムーズにできます。

「みエルモん」のアームを傾けると、電流計を真横から映せます。
左側の写真は、真横から映した電流計をスクリーンに投影している様子です。
どの部分に導線を通したらよいのか、はっきり見ることができます。
右側の写真は、「みエルモん」のアームを傾けて映している様子です。
わかりやすい説明で、道具の使い方がしっかり子どもたちに伝わることで、そのあとの授業がとてもスムーズに進みます。
道具を映すには、様々な角度から映せる実物投影機がとても便利です。
【事例提供:宮城県M先生より】

1枚のお便りを共有化

小学5年生、朝の会での事例です。
児童会から「児童会便り」が各学級に配布されました。
ただし、配布されたのは学級に1枚だけ。
そこで実物投影機を使って、その1枚の「児童会便り」を拡大投影して、紹介をしました。
このような1枚だけのお便りは「あとで見ておいてください」と言って教室に掲示したりしますが、なかなか見ないものです。
けれど、実物投影機で大きく映してその場でみんなで見ることで、たった1枚のお便りでもしっかり共有化され、みんなで確認することができました。
このような何気ない使い方がすぐにできるのも、実物投影機の使いやすいところです。
【事例提供:岩手県S先生より】