月別アーカイブ: 2008年11月

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告⑥公開授業

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」(日本教育工学協会JAET主催)で、11月21日(金)に行われた公開授業での様子をご紹介させていただきます。
亀山市立亀山西小学校 1年生の算数の授業の様子です。
「かたちあそび」という単元の学習でした。基本の図形を組み合わせることで、様々な形ができあがることを学ぶ学習です。
子どもたちは、いろいろな形のシルエットが書かれたプリントに、三角や四角の色板を組み合わせて並べていきます。

どのように並べたかを発表する場面では、実物投影機が活躍しました。
1年生でも実際に並べる様子をみんなに見せながら説明することができました。

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告⑤公開授業

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」(日本教育工学協会JAET主催)で、11月21日(金)に行われた公開授業での様子をご紹介させていただきます。
三重大学教育学部附属中学校 1年生の家庭科の授業の様子です。
「4種類の基礎縫い」の学習でした。学習の目標は裁縫道具を正しく使い、基本的な縫い方が分かることです。
裁縫道具はに様々な種類がありますが、教室で説明するには小さくて説明しにくいという問題があります。説明しやすいように作られた大きな教材もありますが、子どもたちからは実物と違いすぎで分かりにくいという声がよく聞かれるそうです。
そのような問題を解決するために実物投影機を使った、という授業を見学させていただきました。

上の写真は基本縫いと返し縫いの違いを示しているところです。子どもたちと同じ教材を使い、実際に先生が縫い方を示し、布を裏返しにして違いを説明していました。

こちらの左上の写真は、まつり縫いの針の運び方を実物投影機で映しているところです。動きや、指先の細かい部分まではっきり見えるので、複雑な針の動かし方もよくわかりました。
黒板には、それぞれの縫い方の説明を記載した板書や掲示物が用意され、スクリーンと板書の効果が考慮されたわかりやすい授業でした。(写真右上)

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告④公開授業

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」(日本教育工学協会JAET主催)で、11月21日(金)に行われた公開授業での様子をご紹介させていただきます。
津市立高茶屋小学校 6年生の社会の授業の様子です。
「条約改正と中国・ロシアとの戦い」という単元の学習でした。
ロシアがどうして旅順港がほしかったのか、203高地がどうして重要だったのかということを、地形を理解するところから考えていきました。
ネットワークの関係で、グーグルアースがうまく見えなかったのは残念でしたが、地図を実物投影機で大きく映して、旅順港が凍らない港だったこと、203高地からは旅順港を見渡すことができたことなどの説明がありました。
ネットワークなどの影響を受けない実物投影機の活用は、どんな授業にも対応できます。
「こんなときにはみエルモん」という先生のつぶやきもありました。
授業の中では、大連の日本人学校での先生自身の体験談から、写真や現地の方々の様子など興味深いお話がたくさん聞けました。どの子も真剣に話を聞いて、考えていました。
高茶屋小の子どもたちから後日、「みエルモん」を使った感想をお手紙でいただきました。
お手紙にはこんなコメントがたくさん書いてありました。
   ☆「みエルモん」のおかげでとても楽しい授業ができました。
   ☆きらいな授業も好きになりました。
   ☆楽しく、わかりやすく勉強できました。
お手紙どうもありがとうございました。とてもうれしかったです。

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告③公開授業

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」(日本教育工学協会JAET主催)で、11月21日(金)に行われた公開授業での様子をご紹介させていただきます。
津市立高茶屋小学校 4年生の算数の授業の様子です。
単元名は「割り算の筆算を考えよう」で、最初に実物投影機で教科書の問題を大きく映しました。
    色紙が345まいあります。この色紙を21人で同じ数ずつ分けると、
    一人分は何まいになって、何まいあまりますか?
この問題を自分なりの方法で解いてみようということで、子どもたちはノートにそれぞれの考え方を書きました。
図や表で考えをまとめている子どももいれば、筆算で計算している子どももいます。ノートに書いたものを何度も消しながら考えている子もいました。みんな真剣です。
どんな考えで問題を解いたか、説明をするときに実物投影機が活躍しました。
子どものノートを映して説明筆算の方法をノートに書いて説明

考え方がわかったところで、先生は子どもたちと同じノートを用意して筆算のやり方を説明しました。
子どもと同じノートを映して説明すると、筆算の説明だけでなく自然にノート指導をすることにもなります。どのマスを使って書いたらよいかなど、細かい部分を子どもたちは大きく映した先生のノートを見ることで理解できるからです。
左上の写真は、子どものノートを映して、さらに先生が詳しく説明しているところです。板書の内容とスクリーンに映ったノートが黒板に並んで見えるので、見やすいしわかりやすい様子がよくわかりました。
右上の写真は、筆算の方法を先生が説明しているところです。位ごとに数を見ていく場面で、指で数字を隠しながら説明していました。
特別の準備や教材がなくてもできる今まで通りの説明方法ですが、実物投影機「みエルモん」を活用することでぐんとわかりやすくなることがよくわかる授業でした。

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告②

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」二日目の11月22日(土)は、9:00〜14:00まで研究発表とポスター発表が行われました。
研究発表は11の分科会に分かれて同じ時間帯で発表されるため、全ての発表を見ることは難しいのですが、100件もの発表が行われ、どの分科会でも活発な質疑が行われていました。ポスター発表も18件ありました。
実物投影機の関係の研究発表としては、二つの発表を聞かせていただきました。
 ■『算数科授業における指導の効率化に関するICT活用の効果』
  発表者:渡邉光浩教諭(宮崎県三股町立勝岡小学校)
渡邉先生の発表の様子算数の授業で、実物投影機を使ったICT活用をした授業としなかった授業それぞれの内容をビデオに記録して、支援や指導にどの程度時間がかかったかを比較した結果、ICTを活用した授業では先生の支援が少なくて済み、指導にかかる時間が短縮され指導の効率化を図ることができたという研究内容でした。特に学習の定着に時間がかかる子どもの支援に効果的だったというのは興味深い内容でした。
  ■『教員のICT活用指導力を向上させるための校内研修プログラムの
                              活動及び構成に関する検討』
  発表者:皆川 寛教諭(宮城県登米市立北方小学校)
皆川先生の発表の様子「模擬授業」「研究授業」「ワークショップ型事後検討会」の3つの活動を組み合わせて構成された校内研修プログラムを行うことで、教員のICT活用指導力の大項目Bを向上させることができたという研究内容でした。研究授業では実物投影機を使った手軽なICT活用場面を中心に取り上げたそうです。
大会の最後はシンポジウムⅢ『わかって楽しい授業づくりをめざして』として、メディア教育開発センター 准教授の堀田龍也先生をコーディネーターとして4名の小中学校の先生方がパネリストとなり、授業のコツをお話いただきました。ICT活用を中心とした話ではなく、わかる授業のために活用されたICTのお話が中心で、その方法の一つとして実物投影機が有効に活用されている様子をお聞きすることができました。
堀田先生からは、分からせる装置としてのICT活用が大切で、そこから生まれた「わかった」→「楽しい」につながるような活用をしていこうとうお話がありました。
この「ニコニコ45分」の想いと同じお話だと思い、同時にこのような「わかって、楽しい」授業が子どもたちに届けられるように、企業としてできることを考え続けていきたいと思いました。
二日間に渡って開催された全日本教育工学研究協議会「三重大会」は、1000人以上の参加があったそうで、大盛況で終わりになりました。
三重県の先生方が中心になって開催された「三重大会」のテーマは『チーム力(りょく)』。まさにこのチーム力が結集したすばらしい大会でした。

全日本教育工学研究協議会「三重大会」報告①

第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」(日本教育工学協会JAET主催)が、11月21日(金)〜22日(土)の日程で開催されました。「三重大会」の様子をシリーズでレポートさせていただきます。
この『全日本教育工学研究協議会全国大会』は、毎年秋に地域を変えて開催されていて、今回で34回目の開催になります。毎年全国各地からたくさんの先生方が集まり、授業発表や研究発表を通して多くの議論が交わされます。企業による教材・教具展示もあります。
そして今回の「三重大会」のキーワードは『新学習指導要領』『情報教育』『ICT活用』でした。
初日21日の午前中は、小学校・中学校・高等学校で公開授業がありました。見学させていただいたいくつかの授業の中では、実物投影機がとても自然な形で活用されていました。
午後は特別講演『学習指導要領の改訂と学校の役割』(文部科学省)、シンポジウムⅠ『新学習指導要領を授業でどう具現化するか』、シンポジウムⅡ『教育現場へのエール』が続けてありました。
エルモ社の展示ブースの様子これらの合間に、企業展示のブースにはたくさんの先生方に来ていただきました。エルモ社のブースにも、「午前中の公開授業で「みエルモん」を見てきました。」「子どもも使っていて使いやすそうだったので、少し動かしてみたい。」とたくさんの方々にお寄りいただきました。スタンプラリーのくじ引きで、さっそく「みエルモん」を大当たりされた先生もいらっしゃいました。
お寄りくださった先生方、ありがとうございました。

世界地図でクイズもできる

世界地図を映した授業
 小学6年生の社会で、世界各国の国旗や歴史を紹介する
 授業のときの事例です。
 地図帳の裏表紙にある世界地図を実物投影機で
 大きく映しました。
 それぞれの国を説明するのに、地域別の色もはっきり
 映るので、説明しやすいし、子どもたちも見やすいです。
地図を見るときには、色分けされていないとわかりにくいのですが、大判コピーをするのもカラーでは大変です。地図帳をそのまま大きく映すだけという手軽さは、何度も活用できるということにつながっていきます。
授業の中で、「○○○」という国を探してみよう!というクイズで楽しむこともできますが、クイズを繰り返すことによって、子どもたちは自然に国の名前や場所を覚えてしまいます。
【事例提供:宮城県M先生より】

答えあわせも効率よく簡単に

算数の答え 小学6年生の算数の答えあわせのときの事例です。
 左の写真のような図で、答えに当てはまる部分に
 色を塗る問題でした。
 答えあわせをするには、一つ一つ数字を答えていかなくては
 なりません。
けれど、色を塗る部分の数字を囲った図を、写真のように実物投影機で見せれば一目瞭然。
あっという間に答え合わせも終わります。簡単に効率よく、短い時間で答え合わせができました。
【事例提供:東京都H先生より】

小さい種を大きく映して

小学2年生の生活科の時間に、オダマキやスミレの種を観察しました。
小さな種なので、配るわけにもいきません。そこで、実物投影機で大きく映してみんなで見ました。さて、どれくらい小さな種なのでしょう。
えんぴつと種ひとさし指の上の種

小さな種だとわかるように、えんぴつも一緒に映しました(写真は左上)。
子どもたちが持っているえんぴつと一緒に種を並べることで、どんなに小さな種かがよくわかりました。
右上の写真は、指の上に乗せて映してみたものです。
こちらも大きさがよくわかります。子どもたちは「顔みたいに見えるね。」と言っていました。
実物投影機で見せるときに、大きさを伝えたいときは、比較するものと一緒に映すとわかりやすいです。
【事例提供:千葉県A先生より】

全日本教育工学研究協議会「三重大会」に出展します

2008年11月21日(金)、22日(土)に
   第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」
が開催されます。
この三重大会にエルモ社も出展します。
参加される方は、ぜひエルモ社の展示ブースにもお寄りください。
実物投影機「みエルモん」を実際に触っていただき、使いやすさを実感してみてください。
最新のHOT Educationを用意してお待ちしています。
三重大会の詳細内容はこちらから
   第34回全日本教育工学研究協議会全国大会「三重大会」