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中学校理科でのICT機器活用実践研究授業

3月4日(金)にICT機器活用実践研究授業が明治大学付属中野中学校1年の理科の授業で行われました。授業のレポートを、授業をされた神野善太先生からいただきましたのでご紹介します。
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火成岩と造岩鉱物の関係について学ぶ授業でした。
研究授業に参加された先生方は、実物投影機L-1ex「みエルモん」を活用することにより、授業が分かりやすくなることが確認できたようです。
実物投影機L-1ex「みエルモん」は、下記のように活用しました。
(1)フラッシュカードによる復習
   パワーポイントでスライドを作り、フラッシュカードとして復習内容をクイズ形式で
   出題しました。
   生徒は積極的に声を出し、重要事項を確認することができたようです。
    ・なるべく短時間で次々と問題を出す。
    ・他教科の内容も復習に入れる。
   などを工夫すると脳の活性化にもつながるようです。
(2)生徒のノートをスクリーンに映す
   ・生徒のノートの復習部分を映すことにより、前時の内容を確認しました。
   ・生徒のノート作り方の良いところ、悪いところを併せて確認しました。
   生徒は、他の生徒のノートの良い点、悪い点を参考にできたようです。
(3)地質柱状図の復習
   地質柱状図は、図を重ねてみないと分かりにくい部分です。
   けれど、2つの柱状図を重ねたスライドも作ったので、分かりやすかったようです。
   スライドは、参考書の図をJPEGファイルで取り込んで、ペイントソフトで編集しました。
   編集した画像をパワーポイントに貼り付けました。
   そのパワーポイントのファイルを、「みエルモん」に付属のソフト「File Converter」で
   「みエルモん」のSDで使えるファイルに変換しました。
   パワーポイントで作ったスライドが一括変換され、画面サイズもきちんと合うので、
   使いやすかったです。
(4)新燃岳と桜島の火山灰の違いの観察
   火山灰を直接「みエルモん」で拡大してみましたが、粒の大きさの違いしか分かりません
   でした。
   最高の倍率にするときのピントの合わせ方を後から知ったので、次に試してみたいです。
(5)火山灰の顕微鏡観察
   双眼実体顕微鏡を「みエルモん」にくっつけて直接映したところ、鉱物の違いなどが
   はっきり分かり、火山の違いで火山灰もまったく違うことを確認できました。
(6)造岩鉱物と火成岩の関係グラフの作成
火山灰の鉱物の違いから、造岩鉱物と火成岩の関係のグラフのプリントをを生徒に配付しました。
同時に、このプリントを「みエルモん」でスクリーンに大きく映しました。
左の一番上の写真がその時のものです。
その後、左の2つ目の写真のように赤ペンで中心に線を入れました。
この線を生徒のプリントにも書かせ、何の線か考えさせました。
無色鉱物と有色鉱物を分ける線だと気付かせてから、次のスライドを見せました。
3つ目の写真のスライドのグラフを見ると、グラフの右にいくほど有色鉱物が増加することがわかります。
そのため、右側にある岩石の色が黒くなる、ということに気付かせやすくなります。
この後、鉱物の種類を分ける黒い線を、自分たちのプリントに書き入れさせました。
最後は、左の一番下の写真のように、鉱物名を付箋紙で隠したものを「みエルモん」で映して
付箋を一枚一枚はがしながら、鉱物名の確認をしました。
生徒たちは鉱物名を大きな声を出しながら言ってくれ、大変もりあがりました。
(写真をクリックすると大きくなります。)
(7)プリントの小問をスクリーンで確認
   あらかじめSDカードに保存しておいた小問をスクリーンにも提示し、グラフの使い方とともに
   確認していきました。SDカードに小問をあらかじめ入れておくことで、時間省略になり
   スムーズにまとめができました。
   小問をスクリーンに映し、重要事項を赤ペンでひくことで理解も深まるようです。
   
エルモ社の教育情報化コーディネータ(ITCE)にアドバイスを頂きながら研究授業を無事に終了することができました。ありがとうございました。
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以上が、神野善太先生からいただいた授業レポートです。
エルモ社では、教育情報化コーディネータ(ITCE)による授業の中でICT活用をするためのアドバイスもご提供しています。
ご興味、ご質問等ありましたら、こちらからお問い合わせください。
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楷書体を行書体にすると?

中学3年、書写の事例です。
国語の書写の授業で、行書体の特徴を学習しました。
そして、「流れ」という楷書体を行書体にするとどうなるかを、各班で予想させ、ミニボードに書いたものを黒板に掲示してみなで見比べました。
このあと、「流れ」の楷書体と行書体のお手本を実物投影機「みエルモん」でホワイトボードに大きく映しました。
映しだした手本に、水性ペンでポイントを書き込みながら比較して説明しました。
大きく映すことで、はねやとめの説明もしやすく、子どもたちも理解しやすかったようです。
また、子どもたちのミニボードも掲示していたので、どこがよくてどこが不十分なのかもよくわかりました。
【事例提供:島根県益田市立鎌手中学校より】

円グラフの書き方

中学1年、社会の事例です。
社会では、様々なデータが表がグラフに表されて、それを読みとる学習が大切になります。
さらに、調べたデータをもとに自分たちでグラフを作ってまとめることも大切な学習です。
上の写真は、調べた資料を基に円グラフにまとめる作業を指導しているところです。
円グラフのワークシートを実物投影機で大きく映しました。
円グラフには、資料の年度や出典を必ず記入することを伝えています。
時間をかけずに、的確に説明できました。
【事例提供:福井県S先生より】

発光ダイオードの接続

中学2年、理科の事例です。
左の写真は、「電気の回路」の授業で、発光ダイオードの接続の説明をしているところです。
接続回路の説明を、板書を使って説明もしますが、そのあと実際に実物を見せながら回路を作るので、生徒たちもとても理解がしやすくなります。
中学校でも、実物を見せて説明する授業場面は多く、実物投影機はとても便利に使えます。
【事例提供:北海道札幌市平岡中学校より】

気圧と気温の実験

中学2年、理科の事例です。
気圧と気温の実験 気圧と気温の関係を学ぶ学習で、
 簡易真空容器の中にデジタル温度計を入れ、
 空気を抜いて気圧を下げると、容器内の気温が下がる
 ことを調べる実験をしました。
 
上の写真は、その実験を実物投影機で大きく映して見せているところです。
実物投影機がなかった時には、実験装置の前に生徒を集めてみせるしかない実験でしたが、実物投影機で拡大して映すことで、全員で確認することができました。
デジタル温度計の数字が見やすくなるように、理科室の椅子を横にして台にして、その上にデジタル温度計を置きました。
実物投影機「みエルモん」の高さにちょうど合い、作業もしやすい高さになりました。
【事例提供:福井県S先生より】

理科の小テストの確認は実物投影機で

テストの確認をするときに、実物投影機を活用するととても便利で、効率的に答え合わせができると言う先生方からの声をよくお聞きします。
島根県益田市立鎌手中学校では、理科の小テストで実物投影機「みエルモん」を活用している様子を、学校のHPで紹介してくださっています。
「みエルモん」で大きく映した小テストの問題に、先生が直接答えを書き込んでいく様子をそのまま映し出しています。
ニコニコ45分では、このような活用事例を公開してくださっている学校のHPをご紹介させていただくことで、全国の学校の活用をつなげていけたらと思っています。
きっと、新しい活用のアイディアを作っていただくためのヒントにしていただけるのではないかと思うからです。
島根県益田市立鎌手中学校のHPはこちらからご覧いただけます。
   ★島根県益田市立鎌手中学校のHP理科の小テストの確認は実物投影機で

校内で活用を広める工夫

先週の23日の記事で、「みエルモん」と電子黒板のレイアウトについてご紹介させていただいた横浜市立洋光台第一中学校では、導入されたICT機器をどんどん活用してもらうために、校内研修をするだけではなく、『ICT活用のしおり』を作成して、全職員へ配布するという工夫をされているそうです。
横浜市立洋光台第一中学校の『ICT活用のしおり』左の写真が、その『ICT活用のしおり』です。
このしおりは、表紙を入れて12ページになり、
 1.職員用パソコン
 2.学習用機器
 3.学習用ソフト
について、それぞれ詳しく説明が書かれています。
「1.職員用パソコン」のページでは、ファイルの共有や整理の仕方、情報の管理の仕方、プリントの仕方などがわかりやすく書かれています。
4月から新しく異動で来られた先生方でも、このしおりが1冊あれば、洋光台第一中学校のパソコンをどのように使ったらよいかすぐにわかるし、このしおりをもとに質問もしやすくなるように、まとめられています。
洋光台第一中学校の各教室に設置されている「みエルモん」と電子黒板についても、左の写真のように写真入りで、すぐにわかるようにまとめられていました。
さらに、「みエルモん」(実物投影機)の説明として以下のように書かれていました。
  ○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○
   小さい物を大きく見せる機器です。
   ほとんど直感的に使うことができますが、この電源が入っていないと
   PCの画像が電子黒板に映りません。
   ●ICT機器の中で最も簡単に使えると思います。
   ●教科書・ノート・資料集・実物、何でもかんでも、
    まずは大きく映してみましょう。
   ●角度を変えることもできます。
   ●動くものを見せるときは、パソコンを経由させないほうがいいです。
   ●逆に、動くものをカメラのシャッターを切るように静止させて
    映すこともできます。
   ●顕微鏡とアジャストできるジョイントが別にあります。
  ○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○
「みエルモん」の特徴を、とてもわかりやすく伝えてくださっています。
初めての先生方にも優しい説明資料、横浜市立洋光台第一中学校の『ICT活用のしおり』はすばらしい取り組みだなと思いました。
このような取り組みをされている学校がありましたら、ぜひご連絡ください。
ニコニコ45分では、このような学校ごとの様々な工夫を共有させていただき、全国の学校での活用のヒントにしていただけたらと考えています。

電子黒板と「みエルモん」のレイアウト

昨年度のスクールニューディール政策により、学校に電子黒板が入ったところも多いかと思います。
実物投影機は、プロジェクタやデジタルテレビだけではなく、もちろん電子黒板との組み合わせでの授業でも、同じように使っていただけます。
プロジェクタやデジタルテレビと一緒に使うのと違う点があるとしたら、電子黒板機能を使おうとすると、パソコンが必ず必要になるというところだと思います。
実物投影機でも、パソコンに接続して使えないタイプもあるようですが、「みエルモん」はパソコンに接続しても使えますし、パソコンがなくても使えます。
パソコンに接続して、電子黒板機能を使って、映した映像に書き込みをする場合には、付属のUSBケーブルを使ってパソコンに接続します。
ただこの場合、電子黒板やデジタルテレビ、プロジェクタに直接接続するときに使うRGBケーブルで接続するよりは、画質が落ちてしまいます。
特に、動きを見せる時には違いが大きくなります。
今日ご紹介させていただくのは、横浜市洋光台第一中学校での「みエルモん」の設置レイアウトの事例です。
左の写真のように、電子黒板の横に余っている生徒用の机を用意して「みエルモん」を設置しています。
電子黒板に必要なパソコンは、電子黒板についている台の上に乗せています。
こんなふうに設置すると、「みエルモん」の机を動かして使いやすい向きにすることができるので、使いやすくなります。
電子黒板からぶら下がっている袋の中には、リモコンなどの付属部品を入れているそうです。
これらの機器の後ろ側は、こんなふうになっています。
余分なケーブルはきれいにまとめてすっきりさせています。
この設定を、担当の先生が春休み中にすべての教室を回って済ませたそうです。
このように使いやすく準備ができるかどうかで、その後の活用度合いは大きく違ってきます。
使いやすいようにICT機器をレイアウトして、設定してしまうことが、ICT活用の活性化の大きなポイントになります。
この3枚目の写真は、「みエルモん」の接続コード部分のアップです。
ここでの接続のポイントは二つあります。
<電子黒板との接続ポイント1>
パソコン経由で電子黒板に「みエルモん」の映像を映すだけではなく、パソコンを使わなくても「みエルモん」の映像を直接電子黒板に映せるようにしているところです。
そのため、RGBケーブルが2本使われています。
一番右側のグレーのケーブルは、パソコンにつなげているUSBケーブルです。(写真をクリックすると大きくなります。)
この接続方法ですと、
  ・パソコンを使わずに「みエルモん」の映像を映す時
    (特に動きを見せるときにお薦めです。)
  ・パソコンを通して映した映像に電子黒板で書き込む時
この二つの切り替えは、「みエルモん」についている操作パネルの切り替えボタンで簡単にできます。
L-1exだと、リモコンでも操作できます。
<電子黒板との接続ポイント2>
台になっている机の脚にこれらのケーブルをひとまとめにしてくくりつけているところです。
これによって、「みエルモん」と台が固定されて落下しにくくなります。
これは、以前にご紹介させていただいた「落とさない工夫」で使われていたアイディアの応用です。
     ★ニコニコ45分の過去の記事「落とさない工夫」
このように、ちょっとした工夫で使いやすくレイアウトされた横浜市洋光台第一中学校では、毎日「みエルモん」と電子黒板の組み合わせでわかりやすい授業が行われているそうです。
こちらのHPから、日々の活用の様子が見られます。
   横浜市立洋行台第一中学校
「みエルモん」の接続方法や、レイアウトについてわからないことやご相談ごとなどありましたら、いつでも気軽にお問い合わせください。
また、こんなアイディアで工夫して使っています、という事例もありましたら、ぜひご連絡ください。少しでも使いやすい活用方法を、全国の先生方と共有させていただけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせはこちらまで メール

校舎見取り図で説明

中2年生、生徒会活動での事例です。
4月になって、新入生に校内を案内することになりました。
案内する前に、体育館で校舎の説明をしました。
この時、校舎見取り図を実物投影機で拡大して、クラスごとのコースと、見学する授業場所について説明しました。
校舎のつくりをある程度わかって校内をまわるほうが、生徒の興味が違ってきます。わかりやすくもなります。
すぐに資料を見せられる実物投影機は、このような説明会にも威力をみせてくれました。
【事例提供:山形県K先生より】

三木市立三木中学校の取組み

兵庫県三木市立三木中学校は、文部科学省の「電子黒板等を活用した教育に関する調査研究」指定校に選ばれています。
これは、電子黒板を使った授業での活用を研究するための指定校で、各都道府県から、小学校1校、中学校1校が選ばれています。
三木市立三木中学校は、兵庫県から選ばれた中学校1校の指定校になりますが、学校のHPで、電子黒板と一緒に実物投影機「みエルモん」を活用した授業の様子が公開されています。
とてもわかりやすいページですので、ご紹介させていただきます。
◆中学3年、英語の授業で◆
 教科書の挿絵を実物投影機を使って電子黒板に大きく映して活用
◆中学1年、国語の授業で◆
 実物投影機でワークシートを電子黒板に大きく映して活用
◆中学2年、技術課の授業で◆
 基板の失敗作品を実物投影機でいろんな方向から電子黒板に大きく映して活用
◆中学2年、美術の授業で◆
 実物投影機で絵の具を混ぜて緑色をつくる方法や、ファン筆を使って針葉樹を書く方法を見せて指導
どれも「なるほど!」という活用方法ばかりです。
実物投影機「みエルモん」と電子黒板を活用した事例ですが、プロジェクタやデジタルテレビへ映す活用方法でも十分使えるアイディアでもあると思いました。