2014年1月29日(水)に開催された、玉川大学小学部の公開授業に行ってきました。
玉川大学小学部では、全ての教室に、ボード型の電子黒板と実物投影機「みエルモん」L-12が整備されています。
87インチある電子黒板は迫力があり、
実物投影機「みエルモん」と組み合わせることで、
大きくはっきりと教科書やプリントを映しだしていました。
小学校3年生の教室では、国語の授業で
実物投影機「みエルモん」を使っていました。
単元名は『物語を書こう』で、2学期の終わりに学習した物語文
『三年とうげ』を通して、物語を
「はじまり」「出来事(事件)が起きる」
「出来事(事件)が変化する」「むすび」
の4つの場面に分けて、それぞれの場面でどのように物語が
展開しているかを学習していました。
「みエルモん」で、子どもたちが書込んだプロット図のワークシートを大きく映し、お友だちの書込んだ内容と、自分のものを比べていました。
これらのICT機器が教室に入って、すでに2年が過ぎている中で、先生も子どもたちもごくごく普通に、当たり前のように活用している様子がとても印象的でした。
自分の書いたプリントを見せながら説明することは、もはや特別なことではなくなっていました。
「事例3 小学3年 」カテゴリーアーカイブ
直角三角形はどれかな?
小学3年、算数の事例です。
三角形と四角形の学習をしました。
「直角三角形はどれでしょう?」という
教科書問題の答え合わせです。
図形の学習には、実物投影機は大活躍をします。
黒板への板書は時間がかかりますが、
実物投影機「みエルモん」で教科書の見せたい
部分を大きく映せば、簡単に教科書の図形を授業で使えます。
子どもたちが持っている教科書と同じ並び方、同じ色合いというのも、わかりやすさの一つになります。
分かると手を挙げた子どもに、前に出てきてもらい、映した画面に実際に三角定規を合わせてもらいました。
三角定規の直角の角を使って見つけ出すことをそのまま伝えることができます。
この後、それぞれの教科書の図に、自分の三角定規を合わせて、子どもたち一人一人が自分で確認をしました。
単純な実物投影機の活用ですが、前に出てくる子を誰にするか、机間巡視する時に、どの子を注意してみてあげればよいか、そんな今まで当たり前だった授業技術が光る事例です。
【事例提供:和歌山県N先生より】
箱の形をしたもの
自作絵本の読み聞かせ
スチレン版画
小学3年、図工の事例です。
初めてスチレン版画に挑戦しました。
スチレン版画のサンプルを、
実物投影機「みエルモん」で大きく映しました。
そして、それぞれの模様について、
どの部分をどのようなもので模様をつけている
のかを考えあいました。
実物投影機があると、サンプルの絵を大きく見せるだけではなく、模様に使った道具も映しどんなふうに動かして模様をつけたかも見せられます。
次に、下絵を大きく映して
みなで紹介し合いました。
それぞれの下絵を見ながら、
どの部分に、どんなものを使って模様を
つけたらより効果的になるかを考え合いました。
このような話し合いをすることで、実際に作品を作るときの大きなヒントになるようです。
様々に工夫されたステキな作品ができあがりました。
【事例提供:和歌山県N先生より】