小学3年、体育の事例です。
サッカーチームのグループ作りの時に、メンバー表を実物投影機でスクリーンに大きく映し、そこに名前を書き込んでメンバーを決めました。
今までは、直接黒板に書いていました。
けれどこの方法だと、全チームのリーダーがメンバーを紙に書き写すまで、黒板を消すことができず使えませんでした。
実物投影機を使うことにより、チームが決まったら、スクリーンに映していたメンバー表をリーダーに渡せば、すぐに黒板が使えるようになって時間短縮につながりました。
【事例提供:神奈川県M先生より】
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運動会の全体練習
保健の時間でグラフの読み取り
小学4年、保健の授業での事例です。
自分たちの体の成長について学習するなかで、身長の伸びを示した折れ線グラフを見ることになりました。
さっそく実物投影機「みエルモん」で、グラフをマグネットスクリーンに大きく映しました。
映したグラフのポイントとなる場所に印をつけながら、男子と女子の身長の伸び方を確認しました。
ちょうど、4年生から6年生くらいまでは女子の成長が早いことがわかります。
この違いがでる年齢の読み取り方を、グラフをそのまま「みエルモん」で大きく映し、ポイントとなる場所に書き込みながら説明する方法は、わかりやすかったようで、子どもたちもすぐに理解ができたようでした。
大きく見せるだけではなく、書き込むことでわかりやすさがさらに増しました。
【事例提供:東京都H先生より】
※マグネットスクリーンは、黒板に貼り付けることができるスクリーンです。
ホワイトボード用のマーカーで書き込むことができます。
エルモ社でもマグネットスクリーンを販売しています。
☆エルモ社のマグネットスクリーンはこちら:マグネットスクリーン CRS-60M
ニコニコ45分でも、過去に以下のような記事を掲載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
☆ニコニコ45分:マグネットスクリーンとは
書画カメラ体験記 『スクリーンの工夫』
自分の成長を確かめる
小学4年、保健の事例です。
自分の1年生から4年生までの体重と身長を記録して、成長を確かめる学習をしました。
保健の先生から健康カードをお借りして、それぞれ自分の教科書に書き写しました。
この時、どこに書き込んでいったらよいかを、クラス全員で確認するために教科書を実物投影機で大きく映しました。
1年生の時の体重はどこに書くか、2年生の時のはどこに書くか、一つ一つ確認しながら書き写すことができたので、間違える子どもがいませんでした。
自分の体重と身長を書き写した後は、体重と身長がどれくらいの伸びたのか、電卓を使って計算しました。
計算した数字を、○印の中に記入しました。
一見簡単そうに見えることでも、一つ一つ説明しないと戸惑ってしまう子が出てしまいます。実物投影機はこのような指示や説明には欠かせない道具です。
【事例提供:東京都H先生より】
なわとびカード
体を動かすイメージが強い体育の時間でも、
子どもが書き込む学習カードなどを使うことはよくあります。
左の写真は、なわとびの授業で使う学習カードです。
子どもたちは、どんな飛び方で何回飛べたかをカードに記録
していきます。
このような学習カードは、学校ごとに作られたりする場合も多いようですが、できた飛び方に色を塗っていく方式だったり、シールを貼る方式だったりと様々なものが使われているようです。
このようなカードへの記入方法の説明をするときも、ちょっとした工夫と実物投影機の活用で、間違った記入を減らし授業をスムーズにすすめられます。
今までは校庭や体育館でカードを見せながら記入方法を説明していましたが、なかなか指示が徹底しなく、未記入、誤記入などが多くて困っていました。
そこで、授業前に教室で、書き方やまとめ方を実際の学習カードを実物投影機で投影して見せながら説明しました。じっくり確認ができるので、質問なども出るようになりました。このあとで授業に臨むと、未記入などがぐんと減りました。