日別アーカイブ: 2013年2月18日

ICT教育活用好事例研究会(札幌)へ参加しました。(2)

1月25日(金)に、札幌市で開催された「ICT教育活用好事例研究会」の記事(2013年2月15日)の続きです。
公開授業の後は、北海道の小学校、中学校、高等学校、高等聾学校の4人の先生がたによるポスターセッションがありました。
どこのブースもたくさんの人が集まり、みな真剣に発表を聞いていました。
中でも、ただ一人女性の先生で発表された札幌市立山の手南小学校の菅野牧子先生は、最初に実物投影機を全教室に整備することから始め、今では学校すべての先生方がICTを活用し、授業での効果的な活用方法についての研修や話し合いを楽しく続けているというお話を聞かせてくださいました。
 ICTを活用しやすくするために、専用の台を用意したり、
 コードなどをきれいに束ねたりするなどのICTの環境づくりの
 工夫もしていたところなど、参考になるお話がたくさんありました。
 そして、普及した大きなカギは、『実物投影機から始めたこと』
 とはっきり言われていました。
ICT活用で大事なこととして、使う目的を自覚して使うことをあげ、以下のような分類で説明してくださいました。
  1.興味・関心を高める
  2.短時間で明確な説明
  3.資料の提示・共有
  4.考えを交流
  5.知識の習得・定着
特に、なるほどと思ったのは、「4.考えを交流」として紹介された事例についてです。
思考の過程や気づきを表現することに有効として、実物投影機でノートを映し子どもたちが説明しあう事例を紹介してくださいました。子どもがノートに書いたことを指を指したり、伝えたいところをズームしたりして見せながら伝え、交流し合うということを教えていただきました。
この日の公開授業でも使われていた「みエルモん」の活用方法も同じでした。ノートには、その子の悩んだ様子や伝えようと思ったことがたくさん詰まっていました。
それを実物投影機を使うことで、リアル感をもって思考の過程まで伝えることができるというのがポイントだと感じました。
 休憩をはさんだ後半は、東北学院大学の稲垣忠准教授による
 コーディネートのもと、パネルディスカッションが行われました。
 北海道からだけでなく、山形県米沢市や宮城県の先生方と
 「『学びの自立』と『学ぶ喜び』を育むICT活用」
 というテーマで話し合われました。
 札幌市立幌西小学校の新保校長先生からは、教室にある
 電子黒板を日常的に活用するための周辺環境の工夫として、
 写真で詳しく説明してくださいました。
 実物投影機「みエルモん」を活用する際に、
 ぜひとも参考にしたい内容でした。
 その時のスライドが左の写真です。
 クリックすると大きくなりますので、ぜひ参考にしてください。
どの発表も、今後のICT活用を進めていくうえで大変参考になることが多く、学び多い研究会でした。
エルモ社のブースに来てくださった先生方、本当にありがとうございました。