日別アーカイブ: 2012年12月3日

教育の情報化実践セミナーin仙台に参加してきました!

先週の土曜日、平成24年12月1日に、仙台で情報活用型授業を深める会・JAET(日本教育工学協会)主催のセミナーが仙台の東北学院大学で開催され、エルモ社も参加してきました。
セミナーは10:00〜16:45まで一日がかりで開催され、講師には、木原俊行先生(大阪教育大学教授・附属平野小学校学校長)と原克彦先生(目白大学教授)の二人の先生が参加される、という豪華な内容でした。
エルモ社は午前中のセッションの中での、仙台市立吉成小学校の米畑美香先生とNHKの方と一緒にコラボ発表をさせていただきました。

米畑先生は小学4年生、社会の中で、実物投影機「みエルモん」L-12とパソコンなしで「かけるもん」を組み合わせて活用した事例を発表してくださいました。
この実践の特徴は、アナログとデジタルをとても上手に融合させているところでした。
子どもたちの課題である、地図情報の読み取りの難しさや、「関連」を考える難しさ、「経験」不足を補うために、米畑先生は、次のような工夫をされていました。
 ■読み取り方を理解させるため
   1.土地の利用の仕方のみを白地図に書き出す作業をさせた。
   2.描いた白地図に、OHPシートに作った地勢図を貸されてみた。
   3.重ねた地図を実物投影機「みエルモん」で映しながら、
     気づいたところを「かけるもん」で書き込みして各自説明し、
     気づきを共有しひろげていった。
 ■経験不足を補うため
   1.学校放送番組「見えるぞ!ニッポン」を視聴した。
   2.視聴しながら視聴シートにメモをとらせた。
   3.情報をもとにパンフレット風にまとめさせた。
このような制作活動を所々に取り入れることで、理解をより確かなものにさせるための工夫をていました。
それらの制作過程で、「みエルモん」や「かけるもん」が有効に使われ、子どもたちの気づきや考えをまとめる手助けができている様子がよく伝わってきました。
エルモ社からは、そんな効果的に使っていただけた「みエルモん」と「かけるもん」のご紹介をさせていただきました。

午前と午後のセッションでは、それぞれ4つの実践発表があり、講師の先生方からの講評がありました。分かりやすい講評で、発表の内容をより深めることができました。
発表の後には、質問や感想をテーブルごとに紙に書き出し、それを「みエルモん」で映しながら共有する場面もありました。
また、岩沼市の加藤先生の発表では、実際にアンドロイドタブレットを「みエルモん」で映しながら、宮城教育大学で開発した無料の書き込みソフト「iTouch」を披露する場面もありました。
今回のセミナーのタイトルは『未来の教室がやってくる』でした。
このタイトルにふさわしく、授業の中でクラスみんなの考えを共有する様々なアイディアとして、実物投影機だけではなく、子どもたちの書き込みを共有するソフト等を使いながら電子黒板で共有したり、グループごとのタブレットやパソコンを組み合わせたりしていく授業実践が紹介されました。
その中でも、理解を深めるためにノートやワークシートに書込むなどのアナログな活動を上手に取り入れていることが、授業により深みを出していることがよくわかりました。
今回のセミナーの陰のテーマとして、『デジタルとアナログの融合』があったように感じました。