月別アーカイブ: 2010年7月

心のノート

小学4年、道徳の事例です。
心のノート道徳の時間に活用する「心のノート」には、自分のめあてや気持ちを書き込んだり、定期的に自己評価したことをチェックする項目などがたくさんあります。
そのため子どもたちも、どこに何を書くのか混乱しがちです。
そんなときは、「心のノート」をそのまま大きく実物投影機で映して、全員で確認します。
子どもが迷っている姿を見つけたときすぐに対応できるのが、実物投影機の便利なところです。
【事例提供:東京都H先生より】

はさみの使い方

小学1年、図工の事例です。(写真はクリックすると大きくなります)
図工の授業ではさみを使うことになりました。
そこで、実際にはさみを使って切っているところを実物投影機で大きく映して見せました。
折り紙を折りこんで、はさみで切りこみをいれることで、様々な模様を作っていきますが、折り紙のおり方、はさみで切る位置によって、模様のでき方が違ってきます。
   この形に折った折り紙の、この部分を、こんな方向で切るとどんな模様ができるかな・・・
とても言葉では説明しきれないことですが、実演することで、これからはさみをどう使っていったらいいか子どもたちにはしっかり伝わりました。
この時工夫したことは、映している折り紙が見やすくなるように、いくつかの色の色画用紙を用意しておいたことです。
この色画用紙は、机の上に敷いて、そのうえで折り紙を広げて見せます。
映す折り紙の色に合わせて、色画用紙の色を使い分けていきます。
左の写真は、クリーム色の色画用紙を使用しているところです。
実物投影機「みエルモん」は、A3の範囲まで映るので、それより大きめの色画用紙を用意しておくととても便利です。四切サイズの色画用紙がちょうどよい大きさになります。
そのままワゴンの上で「みエルモん」を使用すると、一番広い範囲で映したときに床が映ってしまうのですが、四切サイズの色画用紙を敷いておくと、、床が映ることを防ぐこともでき、子どもたちの集中も途切れません。
実物投影機に必要な道具の一つとして、この色画用紙はいつも机の後ろの棚に常備しています。
【事例提供:静岡県M先生より】

児童集会でお薦め図書の紹介

実物投影機「みエルモん」を、児童集会で使った事例です。
図書委員会の子どもたち24人全員が、それぞれお薦めの本を紹介する発表をしました。
体育館にスクリーンと実物投影機「みエルモん」を用意しました。
図書委員の子どもたちは、B4用紙に、紹介する本のイラストを書いておき、それを実物投影機で大きく映して見せながら発表しました。
発表する子どもたちは、自分たちの絵がよりきれいに映るように、線を太くしたり、色をつけたりして楽しそうに工夫して準備に取り組んでいました。
自分たちの描いた絵が、全校のお友だちに見てもらえることできっとワクワクしていたかもしれません。
発表自体はかなり緊張してしまったようですが、一人ひとりが描いた絵から、発表者がその本を紹介したいと思った気持ちが伝わったのではないでしょうか。
先生方からは、
「今までは模造紙に大きく書いたり、パワーポイントに画像を読み込むなど作業が大変でしたが、実物投影機を活用することにより、簡単な準備で650人全員がよく見える発表ができてよかったと思います。子どもたちも今まで以上に興味を持って発表を聞いていたようです。」
という感想があったそうです。
実物投影機を使うと、教室だけではなく、学校全体の発表にも資料を簡単に共有し活用することができます。
【事例提供:東久留米第三小学校より】

藤岡市でのICT機器活用アンケート調査結果

群馬県藤岡市では、昨年度のスクールニューディール政策を活用して、小学校の全教室に実物投影機を導入しました。
実物投影機に組み合わせて導入したものは、学年によって分けているところが大きな特徴です。
    低学年と特別支援学級には、実物投影機+50インチデジタルテレビ
    中学年には、実物投影機+プロジェクタ
    高学年には、実物投影機+プロジェクタ+電子黒板ユニット
それぞれの学年で、何が一番使いやすく、活用が進むのかを考慮した結果の導入計画だそうです。
これら導入されたICT機器が、授業でどれくらい使われているのか、効果はどうなのかということが、これから一番話題になることだと思いますが、導入2か月の今、藤岡市ではアンケート調査を全校からとり、HPで公表しています。
この結果を見ると、実物投影機を中心としたICT機器を活用しているというだけではなく、指示が通りやすくなった(98%)、子どもの反応がよくなった(96%)、子どもたちの理解がよくなった(95%)という効果をほとんどの先生方が感じていることがわかります。
これは、子どもたちの声からもわかります。
実物投影機を使った授業がわかりやすいと、クラスの80%以上の子どもが答えた割合が77%にもなっています。
わかりやすい授業づくりのために、実物投影機が授業の中で大きな効果があることの証明になる結果です。
藤岡市では、このようなアンケート調査を行い、活用度や効果を活かそうとしているだけではなく、先生方への講演会を開催しICT活用について理解が深まるような工夫もされています。
ニコニコ45分でも、以前にご紹介させていただきました。
効果的なICT環境を整備し、活用を進めていくための大きなヒントになる事例だと思います。
   ニコニコ45分の藤岡市の取り組みの過去の記事はこちらです
   群馬県藤岡市の学校経営講演会
   藤岡市のICT機器活用状況調査結果はこちらからご覧いただけます。
   藤岡市教育委員会のHP