月別アーカイブ: 2010年6月

「送りがな」をつけよう

小学3年、国語の事例です。
漢字に送りがなをつける学習です。
まず、教科書の例を使って学習しました。
例えば、「乗る」と「乗せる」、「通す」と「通る」のように、同じ漢字でも文意に応じて文末の表現が変わり送りがなが異なる表記になることを説明しました。
そのあと、小グループごとに用紙を配り、短文を自由に作らせてみました。
同じ漢字を使い、文末表現の異なる短文を二つ並べて書いていきます。
子どもたちは、教科書の漢字一覧表などを参考にして知恵をしぼりました。
そのあと、それぞれに考えた短文を発表する時間を作りました。
発表はクイズ形式で行いました。
ここで、実物投影機「みエルモん」の登場です。
「みエルモん」を使って、グループで考え用紙に書いた短文を大きく映しました。
この時、送りがなの部分を白い紙で隠して見せるのがコツです。
発表する子どもは、「送りがなは何でしょう。」などと言って、クラスみんなに出題します。
左の写真は、その出題をしている時のものです。
「友情を深(める。)」と「友情が深(まる。)」と書かれた問題です。
挙手している子を指名して、答えが正解すると次のグループに交代というように順番に発表をしていきました。
手頃な大きさの紙を使い、簡単な操作で、短時間にこのようなクイズ形式の発表をすることで、発表する力だけではなく、クラスみんなで復習ができ、参加型の発表ができました。子どもたちの学習意欲も大いに高まりました。
このような形で実物投影機を活用することは、子どもたちのコミュニケーション能力を高めることにもなると感じています。小さな文字をその場で大きく映せる実物投影機があるからできる方法です。これからも積極的に活用していきたいと思っています。
【事例提供:富山県M先生より】

21年度「教育の情報化の実態等に関する調査」結果速報値

平成21年度の「教育の情報化の実態等に関する調査」結果の速報値が公表されました。
これは、文部科学省で毎年行われている調査の一つです。
平成22年3月1日現在の調査になります。
この時期は、昨年度のスクールニューディール政策により、各自治体で様々なICT環境の整備があった時期でもあります。
この整備は、平成22年3月31日ギリギリまで機器の導入が進められていたため、今回の速報値には3月1日までと3月31日までの結果の両方の数字が入っているのがとても興味深いです。
この平成22年3月1日から31日までの1ヶ月間で、かなりの整備が進んでいる実態がよくわかります。
特に、昨年度大きな話題となった「電子黒板」は、このスクールニューディール政策で一気に導入されています。
金額的にも学校の予算で購入できるものではないだけに、国の政策によって導入することができた状況がよくわかります。
平成21年3月の時には、16,403台だった電子黒板が、平成22年3月31日には、約56,000台という数になったことはびっくりする数字です。
これからは、この電子黒板が学校でどのように効果的に活用されているかが問われることになります。
整備かかなり伸びているのが校務用コンピューターでした。
京都府、大阪府、奈良県以外の都道府県がほぼ80%以上の整備率になっています。平均値は98.3%です。
この調査では、整備だけではなく、「教員のICT活用指導力」の調査もあります。
毎年指導力は少しずつ向上されていますが、緩やかな向上です。けれど、整備が年度末にこれだけ一気に進んだことを考えると、今年度の指導力はかなり向上される可能性があるかもしれません。
今回の調査では、研修の受講状況調査が新しい項目として入っています。これがとても興味深い結果になっています。
平成21年度中にICT活用指導力の各項目に関する研修を受講した教員の割合
     受講した    19.4%
     受講していない 80.6%
受講した割合が、20%以下ということにおどろきました。
エルモ社では、実物投影機を活用したICT活用研修をご提案させていただいていますが、この研修は、ICT活用指導力のB項目を向上させるのにぴったりの研修になっています。
もしもご興味がありましたら、こちらまでお問い合わせください。
研修についてのお問い合わせはこちらまで ict@(半角にしてください)elmo.co.jp
文部科学省の教育の情報化の実態等に関する調査結果の速報値は、以下からご覧いただけます。
■平成21年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」【速報値】
平成19年度の調査結果の詳細についてはこちらからご覧いただけます。
学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果の公表

兵庫県小野市のICT活用の取り組み

5月21日(金)に、小野市で「実物投影機:みエルモん活用研修」を行ってまいりました。
研修に参加された先生は、小学校を中心に、45名。
新任の先生等の中には、まだ機器操作に不慣れな先生もいらっしゃいましたが、体験型のワークショップ形式研修の中で、使い慣れた先生の活用方法を吸収しようと、どの先生も積極的に取り組んでいらっしゃいました。
兵庫県小野市は「夢と希望の教育」を掲げ、脳科学で有名な東北大学川島隆太教授を教育行政顧問に迎えて、「おの検定」や小中連携教育、ICT教育など、特色ある教育を展開しています。
    「夢と希望の教育」についての詳細は、小野市教育委員会のこちらのHPから
    ご覧いただけます。小野市教育委員会 学校教育課
小野市には、小学校8校、中学校4校、特別支援学校1校の13の学校があります。
今年度は、3年計画の2年目として、全普通学級の数に相当する151台の実物投影機「みエルモん」を、プロジェクターとセットで導入しました。
また学校も限られた予算を工面して、31台の「みエルモん」を、プロジェクターとセットで導入しました。これらを合わせた182台は、特別支援学級を含む全学級に相当する数です。
「みエルモん」導入のきっかけは、市内13校に1台ずつのプロジェクターが寄贈されたことから始まります。「このプロジェクターを活用するには・・・」と先生方が注目したのは実物投影機でした。そして、実物投影機を活用したいという声をしっかり受け止めた小野市教育委員会が、ICT教育推進のための3年計画を立てました。
ICTの得意な先生ばかりでなく、得意ではない先生の使用も考え、シンプルなつくりの「みエルモん」が選ばれました。さらに、先生方が「どの教科でもすぐ使えるように」と、全教室に1台ずつ導入しました。(今後、特別教室や少人数学習でも活用できるようにと、来年度も更なる機器の整備を目指しています)
 一昨年から研修を行い、昨年度は「ICT機器活用事例集」として、20の活用事例紹介を冊子にまとめています。他267の活用事例をCD-ROMにまとめました。
先生方の声を反映し、機器の導入だけでなく、活用までサポートする小野市の取り組みは、ICT機器活用の自治体モデルケースとして大いに参考になるのではないでしょうか。
兵庫県小野市の取組みは、こちらのホームページからご覧いただけます。
兵庫県小野市ホームページ

「みエルモん」無料お貸出しのご案内

昨年度のスクールニューディール政策で、教室にデジタルテレビが導入された学校も多いと思います。
その活用を提案したリーフレットが、CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトから発行されました。
このリーフレットのご紹介に伴い、エルモ社では、実物投影機L-1ex「みエルモん」を先着100台につき、無料でお貸出しさせていただいています。
申し込み期間は、平成22年6月30日(水)までです。
「わかる授業づくり」のためのICT活用のツールとして、実物投影機L-1ex「みエルモん」は先生方だけではなく、子どもたちからも大人気です。
デジタルテレビやプロジェクタに、パソコンを使うことなくコード1本で接続して、すぐに使うことができます。
この機会にぜひお申し込みください。
   ■対象機種 書画カメラ(実物投影機)L-1ex 「みエルモん」
   ■貸出期間 最大1か月
   ■お申込方法
     学校名、お名前、住所、電話番号、メールアドレスを記載の上
     こちらのアドレスにお申し込みください。
     お申し込みはこちらまで お申込みメールict@(半角にしてください)elmo.co.jp

CrSPのサイトがオープンしました☆★

先日予告させていただいたCrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトのサイトが本日オープンしました!
   http://www.classroom-solution.jp/
CrSPのサイトでは、ニコニコ45分で今までご紹介してきたICT活用の様々な事例が「地域」「教科」「学年」で簡単に検索できます。
現在は50事例が登録されていますが、今後も少しずつ増やしていく予定です。
ニコニコ45分と一緒に、これからもよろしくお願いいたします。
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      CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトとは…
   CrSP(クラスルームソリューションプロジェクト)は、「わかる授業づくり」の
  ために、教室での日常的で効果的なICT活用について研究を進めている産学協同プロ
  ジェクトです。
   2007年6月に、授業におけるICT活用に関する研究者、学校現場の先生方(主として
  小学校)により、「実物投影機活用実践プロジェクト」を立ち上げ、その後2010年3月に
  CrSP(クラスルームソリューションプロジェクト)として発足しました。
   プロジェクトリーダーは堀田龍也・玉川大学教授、サブリーダーは高橋純・富山大学
  准教授が担当し、教育現場の声を反映させ、具体的な教員のサポートツールや製品の
  企画、開発を行い、現場にフィードバックしていくことを目指しています。
   事務局は株式会社エルモ社が担当しています。
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印西市の教育の情報化への取組み

千葉県印西市教育委員会では、教育の情報化について、以前から積極的に取り組まれています。また、その取組みの様子をHPから詳しく発信しています。とてもわかりやすいページなっていますので、ご紹介させていただきます。
実物投影機と電子黒板の組み合わせの活用事例が中心ですが、特に実物投影機の良さが活かされた授業をピックアップさせていただきました。
★いには野小学校からの活用実践報告:2年生、算数
 子どもが使うものと同じ竹尺を、実物投影機で大きく映し、1cmは10mmであることを確認する授業です。
 細かいmmのメモリを確認するには、きれいに映る実物投影機を使うからこそできる授業です。
 授業の報告や写真からは、それが確実にできたことがわかります。
  ICT活用実践報告:いには野小学校:加藤T
★小倉台小学校からの活用実践報告:4年生、算数
 折れ線グラフの書き方を説明する授業場面で、模範ノートを実物投影機で大きく映し、電子黒板で書き込みながら説明した授業が紹介されています。
 黒板より大きく映せる電子黒板の特徴を活かした活用方法です。
  ICT活用実践報告:小倉台小学校:刀禰T
★小林北小学校からの活用実践報告:1年生、算数
 「いくつといくつ」の単元で、おはじきを使ってゲームをしながら10の構成を学ぶ学習です。
 このゲームのやり方を、実物投影機を使って説明したそうです。
 黒板では説明しにくいことを、実物投影機で実際におはじきを映しながら説明できたことが、わかりやすさにつながったようです。
 また、普段はなかなか手を挙げて発言できない子どもも積極的に参加できたという報告もあります。
  ICT活用実践報告:小林北小学校
印西市教育センターのHPでは、「情報化への対応−ICT活用実践事例−」のページから、他にもたくさんの事例を見ることができます。
ぜひ、アクセスしてみてください。
印西市教育センターのHPはこちらからご覧いただけます。
  「情報化への対応−ICT活用実践事例−」

わかる・できる授業づくりにICT活用を! パンフのご紹介

文部科学省「教育の情報化に関する手引」の、第3章 教科指導におけるICT活用について、活用している授業の写真やイラストを使ってわかりやすくまとめられた大好評のパンフレットが、財団法人パナソニック教育財団のHPからダウンロードできるようになりました。
「わかる・できる授業づくりにICT活用を!」のパンフレットは、パナソニック教育財団の先導的実践研究助成『文部科学省「教育の情報化に関する手引」に準拠した実践普及型「教科指導におけるICT活用パンフレット」の開発』によって作成されたものです。
 「教育の情報化に関する手引」については、こちらの記事をご覧ください。
  「教育の情報化に関する手引」が公表されました
このパンフレットには、ICT活用のポイントが、とても具体的にわかりやすくまとめられています。
すでにたくさんの教育委員会や学校から申し込みがあり、増刷もしたそうですが、申し込み多数のためすぐになくなってしまった話題のパンフレットです。
このパンフレットの15ページには、教科指導で活用するICT機器の紹介が記載されています。
ここでは、ICT機器を、「映す内容」と「大きく映す機器」の二つに分類しています。
   ●映す内容   :実物投影機で教科書を
              教科書準拠のデジタルコンテンツを
              デジタルテレビ放送を
              デジカメで撮影した映像を
              プレゼンテーションソフトによる教材を
       ⇒実物投影機、デジカメ、パソコンを使って
   ●大きく映す機器:プロジェクタで大きく映す
              電子黒板で大きく映す
              大型ディスプレイで大きく映す
       ⇒プロジェクタ、電子黒板、大型ディスプレイを使って
この分類によると、実物投影機は、「映す内容」として活用される機器になります。大きく映す機器が整備された学校では、次は何を映すかが重要になってきます。
わかりやすい授業を実現するための「映す内容」についての研究や話し合いが今後増え、そのひとつのツールとして実物投影機の活用も広がっていくのではないかと思います。
このパンフレットは、こちらから簡単なアンケートに答えるだけでダウンロードができるようになっています。
ぜひ一度ご覧いただけたらと思います。
「わかる・できる授業づくりにICT活用を!」ダウンロードページはこちら
(財団法人パナソニック教育財団のHP)

けんぱであそぼう(音楽に合わせてあそぼう)

小学1年、音楽の事例です。
「けんぱであそぼう」という歌の学習で、「けんけんぱ」をするやり方を説明するときに実物投影機を使いました。
教科書の挿絵を、実物投影機で大きく映しました。
挿絵の上で、歌に合わせて指で「けんけんぱ」をします。
歌いながら、指を動かす様子を大きく映し説明しました。
子どもたちと同じ教科書の挿絵を大きく映すだけなので、簡単です。
さらに、わかりやすいです。
子どもたちも真似をして、教科書の挿絵の上で指を動かしながら声を合わせて歌いました。
【事例提供:静岡県M先生より】

第4回「学校教育の情報化に関する懇談会」の動画

文部科学省では、今後の学校教育(初等中等教育段階)の情報化に関する総合的な推進方策について有識者等との意見交換等を行うため、「学校教育の情報化に関する懇談会」を4月に設置しました。
第1回は、4月22日(木)に文部科学省内の特別会議室で開催されました。大勢の方々からの傍聴の申し込みがあり、傍聴が叶わなかった方も多かったとのことで、文部科学省では、懇談会の様子を動画配信しています。
この第4回の懇談会が、5月27日(木)に開催され、その詳細が文部科学省の『熟議カケアイ』から発表されました。懇談会の動画配信と定時された資料をすべて見ることができます。
第4回の「学校教育の情報化に関する懇談会」では、以下の二つの論点について話し合われました。
最初は「21世紀の新しい人間像」とはどのようなものか、という基本的な部分について鈴木副大臣から説明があり、主に「21世紀にふさわしい学び」について活発に意見交換が行われました。
  第4回で話し合われた主な論点
  (1)21世紀にふさわしい学校や学びはどのようなものか。
    その際、教員に期待されるものは何か。このような学校や学びを実現する上で、
    学校教育の情報化はどのような役割を果たしうるか。
  (2)わかりやすい授業の実現や児童生徒の情報活用能力の向上等の観点から、
    また、子どもたちの発達段階、学校種、教科等を踏まえ、デジタル教科書・教材、
    情報端末・デジタル機器・LAN等には、どのような機能が求められるか。
    仮にこれらを導入・普及する場合、どのような課題があり、どのように解決すべきか。
    その際、国に求められる役割は何か。
第4回の「学校教育の情報化に関する懇談会」の動画配信や資料はこちらからご覧いただけます。
   学校教育の情報化に関する懇談会(第4回)

CrSPのサイトがオープンします☆

CrSP事務局では、現在CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトのサイトを準備しています。
その予告ページができましたので、ご案内させていただきます。
   http://www.classroom-solution.jp/
CrSPのサイトでは、ニコニコ45分で今までご紹介してきたICT活用の様々な事例が簡単に検索できるようになります。
楽しみにしていてください。
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      CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトとは…
   CrSP(クラスルームソリューションプロジェクト)は、「わかる授業づくり」の
  ために、教室での日常的で効果的なICT活用について研究を進めている産学協同プロ
  ジェクトです。
   2007年6月に、授業におけるICT活用に関する研究者、学校現場の先生方(主として
  小学校)により、「実物投影機活用実践プロジェクト」を立ち上げ、その後2010年3月に
  CrSP(クラスルームソリューションプロジェクト)として発足しました。
   プロジェクトリーダーは堀田龍也・玉川大学教授、サブリーダーは高橋純・富山大学
  准教授が担当し、教育現場の声を反映させ、具体的な教員のサポートツールや製品の
  企画、開発を行い、現場にフィードバックしていくことを目指しています。
   事務局は株式会社エルモ社が担当しています。
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