月別アーカイブ: 2010年2月

三木市立三木中学校の取組み

兵庫県三木市立三木中学校は、文部科学省の「電子黒板等を活用した教育に関する調査研究」指定校に選ばれています。
これは、電子黒板を使った授業での活用を研究するための指定校で、各都道府県から、小学校1校、中学校1校が選ばれています。
三木市立三木中学校は、兵庫県から選ばれた中学校1校の指定校になりますが、学校のHPで、電子黒板と一緒に実物投影機「みエルモん」を活用した授業の様子が公開されています。
とてもわかりやすいページですので、ご紹介させていただきます。
◆中学3年、英語の授業で◆
 教科書の挿絵を実物投影機を使って電子黒板に大きく映して活用
◆中学1年、国語の授業で◆
 実物投影機でワークシートを電子黒板に大きく映して活用
◆中学2年、技術課の授業で◆
 基板の失敗作品を実物投影機でいろんな方向から電子黒板に大きく映して活用
◆中学2年、美術の授業で◆
 実物投影機で絵の具を混ぜて緑色をつくる方法や、ファン筆を使って針葉樹を書く方法を見せて指導
どれも「なるほど!」という活用方法ばかりです。
実物投影機「みエルモん」と電子黒板を活用した事例ですが、プロジェクタやデジタルテレビへ映す活用方法でも十分使えるアイディアでもあると思いました。

ベルマークで「みエルモん」が購入できます!

年度末になると、学校備品の残予算や、卒業記念品として「みエルモん」を購入したいというお問い合わせをたくさんいただきます。
「みエルモん」を通して、学校での思い出をたくさん作っていただけるとしたら、とてもうれしいことです。
学校で「みエルモん」をご購入いただく方法として、『ベルマーク』でご購入いただく方法もあります。
エルモ社は、ベルマークの協力企業となっています。
ベルマークでの購入方法は、ベルマークのHPに記載されています。
   ベルマークの流れ
こちらのページでは、「みエルモん」はL-1nがご紹介されていますが、新しくなった「みエルモん」L-1exをご購入できますので、ベルマーク財団へお問い合わせください。

電磁石と電流計を接続する

小学6年生、理科の事例です。昨日の「電磁石を作る」の続きです。
左の写真は、電磁石と乾電池、そして電流計のつなぎ方を説明しているところです。
実物投影機で、道具をそのまま映して説明しました。
実物投影機がなければ、図を黒板に書いて説明しなければなりません。これでは時間がかかるだけではなく、わかりにくくなってしまいます。
まず最初に、電流計と電池ボックスとをつなぎます。
このときに、電池ボックスのスイッチは切っておきます。
スイッチのある場所を直接指して「このスイッチを切るように」と説明できます。
全部つなぎ終わった後に,もう一度確認をおこないます。
「こことここがつながっていますか?」と質問するだけで、どこがつながっていればいいか、すぐにわかります。
最後にスイッチを入れます。
「このつまみをこのように動かします。」という指示ですべての子どもが理解できました。
【事例提供:兵庫県K先生より】

電磁石を作る

小学6年生、理科の事例です。
電磁石を作ることになり、その手順の説明に実物投影機を活用しました。
最初に、電磁石を作るための材料の確認をします。
左の写真のように、必要な材料を並べて映しました。
子どもの目線からもよく見えることがわかります。
材料の確認が終わった後に、いよいよ作り始めます。
クラス全員がわかるように、少しずつ、できるだけ丁寧に説明をしていきました。
一つ一つの手順を、実物投影機「みエルモん」のカメラの下で、子どもたちと同じ材料を使って説明しています。
コイルの巻き方や最後の止め方など、細かい作業はさらに拡大して映すことで、わかりやすく説明ができます。
子どもたちが前に出てきて説明を聞くのではなく、自分の席で、じっくり説明を聞くことができるので、さらに理解しやすいようです。
最後の仕上げです。
芯を入れて補助棒を抜きます。
この複雑な手順は、見せながら説明することで数倍もわかりやすくなります。
これで、完成です!
【事例提供:兵庫県K先生より】

持ち運び用のバッグ

実物投影機「みエルモん」を持ち運んで活用してくださっている中学校からいただいた事例をご紹介させていただきます。
バッグに入った「みエルモん」教科担任制の中学校では、実物投影機を教室に持ち運んで使うのが基本です。
そこで、こんなバックを用意ました。
ドーナツ屋さんの景品ですが、「みエルモん」にサイズがぴったりでした。
このバッグに、必要なコード等一式を入れて運びます。
軽いので、簡単に運べます。
【事例提供:福井県S先生より】

札幌市「情報教育に関する実践研究会」の公開授業

1月29日(金)に、札幌市立資生館小学校で実物投影機「みエルモん」を活用した公開授業がありました。授業の様子をご紹介させていただきます。
この授業公開は、平成21年度札幌市研究推進事業「情報教育に関する実践研究会」の取り組みの一つとして行われたもので、研究会は、今後札幌市の小・中学校で整備が予定されている地デジテレビ、電子黒板、実物投影機等を活用したモデル的な実践事例をつくり、市立学校全体に広めていくことを目的としています。
授業を公開してくださったのは、同研究会の研究委員である佐野恭敏先生です。
5年生の理科「冬の天気〜あなたも気象予報士〜」という授業でした。
まず、大雪が降った時の新聞を実物投影機「みエルモん」で大きく見せるところから授業が始まりました。
新聞記事は1枚しかなくても、実物投影機で映すことで共有できます。
左の写真のように、伝えたい部分をより大きく映すことでわかりやすくなります。新聞のカラー写真も色までしっかり見えました。
この後、「札幌市で大雪が降るときと小雪の時ではどのような違いがあるだろうか」と先生からの問いかけに、子どもたちは手元に配られた大雪と小雪の日の雲の写真と天気図を見比べながら考えました。
規則性を探し出すのは少し難しそうでしたが、気づいたことについて資料を実物投影機で映しながら友だちが発表するのを聞いてヒントをもらい、うなずいたり別の考え方を発表したりしていく様子もみえました。
さらにこのあと、雲の様子や等圧線の形や幅などを参考にして、いくつか配られた天気図を見て、どれが大雪になった日の天気図か予想していきました。
自分の考えを、天気図を指しながら説明する子どもたちの姿は、気象予報士のようで頼もしかったです。
札幌市に暮らす子どもたちにとって、雪は冬の生活に密着したものです。
この授業を受けた後には、きっと雪を予想することが楽しみになるのではないかと思いました。
公開授業の後には、玉川大学 准教授の堀田龍也先生より「ここから始める教育の情報化〜誰にでもできるICT活用〜」という講演がありました。
堀田先生のお話のテーマは「どの学校、どの学級でも取り組める、誰にでもできるICT活用」でした。
これからのICT活用は、ICTが苦手な人と得意な人とのギャップをなだらかにし、誰にでもできるICT活用を目指すことが必要で、そのための整備を考えてほしいというお話でした。
例えば、実物投影機で子どものノートや新聞記事を映したり、絵の具のパレットの使い方を見せたりしながら説明するなど、今までの授業方法を大きく変えることなく気軽に使えるICT活用からすすめていくことが大切だというお話を聞かせていただきました。

百人一首の置き方と取り方

小学5年、朝の会の時の事例です。
朝の会の時間を使って、百人一首をしました。
クラスの中には、百人一首をするのが初めての子どももいたので、置き方や撮り方を説明することになりました。
そこで、一番前の席の子をモデルにして、札の置き方や取り方について指導をしました。
実物投影機「みエルモん」のアームを動かし、カメラを一番前の席の子の机の上を映します。
スクリーンには、大きく机の上に並んだ百人一首が映ります。
スクリーンを指さしながら、並べ方やとり方を丁寧に説明できました。
子どもたちは自分の席にいながら、自分の机の並べ方を直したり、とり方の練習をしたりと、百人一首のやり方を理解することができました。
【事例提供:岩手県S先生より】

デジタルテレビと「みエルモん」の研修会

千葉県船橋市では、デジタルテレビと一緒に実物投影機が、小学1年生の全教室に導入されました。また、今年度中には,全教室にデジタルテレビが、1〜3年生の全教室と4〜6年生の学年に1台実物投影機が導入されます。さらに、中学校の理科室、視聴覚室にも同様の導入が予定されています。
これに合わせて、各学校でデジタルテレビと実物投影機「みエルモん」の研修会を開催しています。
先生方には、
   ①カメラの下に映したいものを置き
   ②ダイヤルをまわしてズーム
   ③オレンジボタンでピント合わせ
という簡単な3つのステップを覚えていただき、実際に様々な教材を映して「みエルモん」の活用体験をしていただいています。

子どもが書いた鉛筆の文字や色鉛筆の色まではっきり映ることや、立体物を様々な角度から映せることを体験しながら、どんな授業で使えそうか、先生方から様々なアイディアが毎回生まれています。
その他、SDカードへの保存の仕方や、雪だるまのようなリモコンの使い方など、先生方からの質問も活発です。
研修後は、「明日からさっそく使ってみます!」という力強い言葉を聞かせていただけ、今回のデジタルテレビと実物投影機「みエルモん」の導入によって、教室でのICT活用が活発になる様子が想像できます。

エルモ社では、先生方に日常的に活用していただけるICT機器として、少しでも使いやすく、性能のよい製品をお届けすると同時に、このような研修を通してICT活用の活性化のためのご支援を続けていきたいと考えています。