実物投影機活用実践プロジェクトを始まりとして、実物投影機などのICT活用を通して、わかりやすい授業づくりのための共同研究で大変お世話になっている堀田龍也先生(玉川大学大学院 教育学研究科教職専攻 教授)が、平成23年度情報化促進貢献個人の表彰として、文部科学大臣表彰「情報化促進部門」を受賞されました。
詳細は、こちからご覧いただけます。
★平成23年度 情報化月間 記念式典 表彰者が発表になりました。
★平成23年度情報化促進貢献個人の表彰
(「情報化月間2011」のページへリンク)
堀田龍也先生とは、エルモ社も2007年から一緒に共同研究をさせていただいています。
☆ニコニコ45分:実物投影機活用実践プロジェクト
☆CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトとは
共同研究を通して、たくさんのことを教えていただいている堀田先生へ、心よりお祝い申し上げます。
3月14日(土)に、「プロジェクタと実物投影機を活用した授業技術向上プロジェクト」の第2回プロジェクト会議がエルモ社東京支店のソリューションプラザにて開催されました。
このプロジェクトは、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生と富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生との産学連携研究プロジェクトです。
エルモ社は事務局として、第1フェーズからこのプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
第4フェーズ第1回プロジェクト会議の様子はこちら
このプロジェクトが始まった今年の1月からの2か月の間に、5000件以上の活用事例が集まっていました。
会議では、プロジェクタと実物投影機を使って個性豊かな自己紹介をした後に、5000件以上の活用事例の中から、それぞれの先生方が選りすぐりの事例を持ち寄り紹介し合いました。
さらに堀田龍也先生リードのもと、「ただ映すだけではなく、効果的に意図的に意識して映す」実物投影機の活用方法についての具体的な活用方法が話し合われました。
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最後に、高橋純先生からは、先生方の実践からわかった研究結果の説明がありました。一コマの授業の中で活用されるICTの時間帯や種類などを調べた授業記録からは、興味深いデータが見られました。
「プロジェクタと実物投影機を活用した授業技術向上プロジェクト」は、この会議が最終になりますが、このプロジェクトで生まれた数々の「具体的なICT活用事例」は、これからもこのニコニコ45分を通してご紹介させていただきます。
また、学校や先生方の勉強会などで、このような具体的なICT活用事例を紹介してほしいというご依頼などがありましたら、遠慮なくご連絡ください。
エルモ社では、先生方や学校でのICT活用のご支援をさせていただく『ICT活用の研修支援プログラム』をご用意しています。お問い合わせはこちらまで メール
1月31日(土)に、新しいプロジェクト「プロジェクタと実物投影機を活用した授業技術向上プロジェクト」の第1回の会議が、エルモ社東京支店のソリューションプラザにて開催されました。
このプロジェクトは、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生と富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生との産学連携研究プロジェクトです。
このプロジェクトは、第1フェーズとして2007年7月に発足し、その後、第2フェーズ、第3フェーズと続けてきました。
エルモ社は事務局として、第1フェーズからこのプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
そして今回の新しいプロジェクトは、株式会社三洋電機と連携して事務局をさせていただくことになりました。エルモ社の実物投影機L-1nと三洋電機のプロジェクタLP-XW60を組み合わせた授業をしていただき、子どもたちがわかる・できるようになるこれらの機器の活用例や、それを支える授業技術を研究していただくものです。
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会議では、初めに堀田龍也先生より、プロジェクトの趣旨説明がありました。その後、グループごとに自己紹介をしていただきました。このプロジェクトのために、全国から40名ほどの先生方が集まっています。一人30秒という短い時間での自己紹介でしたが、それぞれのグループに設置された実物投影機「みエルモん」とプロジェクタを使いながら、効率よくわかりやすく自己紹介を工夫されていました。
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授業の中ですでに実物投影機を活用されている3名の先生からは、日々の活用の様子を発表していただきました。デジカメのディスプレイ部分をそのまま映して写真の紹介をするとか、壁にある時計をそのまま映して時間の確認をするなどの斬新な活用例の紹介などもありました。
高橋純先生からは、これから出版する予定の書籍についてのご紹介がありました。実物投影機で映すだけではなく、子どもたちへわかりやすい授業をするための授業技術についても書かれた書籍の出版が予定されています。
そして最後に、これからの宿題についてのお話があり、会議は2時間で終了しました。これからどのような実物投影機とプロジェクタを使った実践が生まれてくるのか、とても楽しみです。ニコニコ45分でもどんどんご紹介させていただきたいと思います。
エルモ社では、このような研究を通して、先生方により使いやすいと思っていただけるような機器の開発と、授業の中での活用のご提案をさせていただきたいと考えています。
8月10日(日)第3回 実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されました。
この『実物投影機活用実践プロジェクト』は、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生との産学連携研究プロジェクトです。
第1回の会議の様子はこちらです。
エルモ社は事務局として、このプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
今回も、実物投影機を活用した模擬授業を3名の先生方にしていただきました。どの授業もとてもインパクトがあり、楽しくてしっかり学べる内容でした。そして、実物投影機のよさが活かされた工夫のある授業ばかりでした。
次に、実物投影機を使って、毎日活用している様子や、工夫していること、校内でどのように広めていったかなどについて、3名の先生に発表していただきました。
最後は富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生から、教室のICT機器がどのように配置され使われているのか調査された結果を報告いただきました。
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これらの発表内容は、9月13日(土)に開催される東京での実物投影機活用実践セミナーで披露されることになります。
今年度のこのセミナーは、9月13日の東京セミナーが最後になります。第2フェーズ実物投影機活用実践プロジェクトも、このセミナーが終わったら解散です。
たくさんの実践をされている先生方と、第2フェーズのプロジェクトを振り返りながら楽しいランチをしました。実物投影機「みエルモん」が、教室でどんなに必要な存在かというお話もたくさんお聞きできました。
事務局としては、先生方に必要とされ愛される「みエルモん」の活用をさらに多くの方々にわかっていただけるように、先生方からいただいたたくさんの実践をニコニコ45分やHOT Educationを通して紹介させていただきたいと思いました。
(『授業をもっと楽しくするためのお役立ちマガジン HOT Education』は、第3号までが発行されています。)
ウィーンで開催されたED-MEDIA2008という国際学会で
実物投影機の活用について研究した論文の発表がありました。
Jun TAKAHASHI, Tatsuya HORITA, Jun-ichi YAMANISHI(2008.6):
Characteristics of effective ICT applications suited to teaching styles in
Japanese classrooms, Proceedings of ED-MEDIA2008, pp.262-269, full-paper
富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生が、世界各国からの参加者の前で、英語で発表してくださいました。
質疑応答の時間も、たくさんのご質問をいただいたそうです。
今回の研究では、ICT機器がそろった日本の教室環境を用意して、それぞれの機器がどれだけ活用されているかをたくさんの事例から分析されています。
その中で一番活用されたプロジェクタと実物投影機の組み合わせで、さらにどのような活用が多かったのかを分析され、日本の教室環境において最も有効なICT機器の活用方法はどのようなものかを研究されたものです。
エルモ社では、研究対象となる実物投影機の活用事例を提供する上でご協力させていただきました。実物投影機の活用が、世界の方々にも認めていただけることになったこの論文が発表されたことは、とてもすばらしくうれしいことです。
これからも、子どもたちにとってわかりやすくて楽しい授業が生まれるためのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
高橋先生の論文の最後の文章を転載させていただきます。
We can therefore assume that an effective style of the ICT applications in today’s Japanese classrooms would be to display textbooks and other texts using a projector and a document camera.
6月15日(日)第2回 実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されました。
この『実物投影機活用実践プロジェクト』は、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生との産学連携研究プロジェクトです。
第1回の会議の様子はこちらです。
エルモ社は事務局として、このプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
今回も、グループごとに分かれたテーブルには、実物投影機「みエルモん」とプロジェクタとスクリーンがセットされていて、いつでも実物投影機を使ってみることができる環境の中での会議でした。
堀田先生からの説明の後、実物投影機を活用した算数・家庭科・国語の模擬授業がありました。どの授業も、実物投影機があるからできる奥深い内容の授業でした。
次に、実物投影機を毎日どのように活用しているかについて2名の先生に発表していただきました。
最後は富山大学人間発達科学部 准教授の高橋純先生から、実物投影機の効果的な活用のコツを詳細なデータと一緒に説明いただきました。
これらの発表内容は、8月30日(土)に開催される大阪での実物投影機活用実践セミナーで披露されることになります。
今から8月30日が待ち遠しくなるような内容でした。
会議の中で、プロジェクトメンバーの先生方に編集をしていただいている『授業をもっと楽しくするためのお役立ちマガジン Hot Education』第2号の紹介もありました。1号に引き続き2号も大好評で、毎日全国からお問い合わせが入っている様子を報告させていただきました。
会議の後は、プロジェクトメンバーみんなでランチをしました。
ランチ会場に行く途中の歩道橋で、大きな荷物を抱えながら、東京タワーをデジカメで撮る先生方の姿も見られました。プロジェクトメンバーの先生方は、北海道から九州まで全国各地から参加いただいています。そんなプロジェクトメンバーの先生方から届く全国各地の実物投影機の活用事例を、これからもニコニコ45分で紹介させていただきます。
4月13日(日)第2期の実物投影機活用実践プロジェクト会議の第1回がエルモ社 東京支店にて開催されました。
この『実物投影機活用実践プロジェクト』は、独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生との産学連携研究プロジェクトで、“日常の教育の場で実物投影機をどのように活用していけるか”ということを実践研究し、誰にでも簡単に実践できる活用事例を整理して、広めていくことを目的とし、2007年7月に発足しました。
第1フェーズは、2007年12月に終了し、第2フェーズとして初めての会議が本日開催されました。
プロジェクトメンバーの先生方は、第1フェーズの時から参加されている方と、第2フェーズから初めて参加されている方と合わせて40名になります。
第1フェーズ 実物投影機活用実践プロジェクトについてはこちらをご覧ください
『実物投影機活用実践プロジェクト』が始動します
エルモ社は、このプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
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今日のプロジェクト会議では、3つの模擬授業と、4つのプレゼンがありました。
模擬授業では、実際に授業の中で実物投影機がどのように活用されているかを子どもの気持ちになって体験することができました。実物投影機で見せるだけではなく、先生からの発問によって授業に深みが出てくることがわかりました。
発表を聞いた先生方からは、たくさんのアイディアをもらえて、これからの活用がさらに楽しみになったと感想をいただきました。
今回の会議で発表されたことは、5月24日に開催される「実物投影機活用実践セミナーin名古屋」で披露されます。
会議終了後のランチ会場では、「みエルモん」を命名してくださったクラスの先生への表彰も行われました。プロジェクトメンバーの先生方が中心になって発行されたHot Education第1号のお披露目もありました。実物投影機を活用した事例が写真つきで掲載された、お役立ちマガジンです。
ニコニコ45分では、これらの実物投影機活用事例をどんどんご紹介させていただきます。
12月1日(土)第3回目の実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されました。
今回は第1フェーズの最終回で、今までに先生方が実践された4000件の事例の中から
「私の推薦活用ベスト3」を発表してくださいました。
たくさんの事例を見ることで、今まで自分では気がつかなかった点に気付き
それを参考にして授業に取り入れる。
また、自分の実践を振り返ることができ今後の授業に活かす事ができる。
という大変奥が深い内容になっておりました。
会議終了後は、汐留に移動して懇親会をしました。
たくさんの先生方とお話することができ楽しい時間を過ごす事ができました。
プロジェクトメンバーの皆様、お疲れ様でした。
第2回 実物投影機活用実践プロジェクト会議
9月29日(土)第2回目の実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されました。
今回は、先生方が普段実践されていることから、“これは!”という自慢の事例を発表して下さいました。
30名の先生の報告には、様々なアイデアや工夫が溢れており
他の先生方の発表を聞いて、共感された事例については、ご自身の授業で実践してみたい!
というような積極さが感じられ、とても活気のある会議となりました。
今後の実践報告がとても楽しみです。
先生方の自慢の事例については、ブログで随時ご紹介させていただきます。
今週末、9月29日(土)に第2回実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されます。
今回のテーマは、
『私の自慢の実践』
『実物投影機の機能に関する意見交換』他です。
先生方の、『自慢の実践』を聞けるのは、とても楽しみです。
私たちメーカー側が想像していないような、アイデアがたくさん出てくるかと思います。
後日ブログで報告させていただきます。
7月に行われたプロジェクト会議では、5年生 社会の授業で
カップラーメンを使った食料生産の実践事例をご紹介していただきました。
(※プロジェクト会議についてはこちらをご覧ください。)
http://www.elmo.co.jp/niko-niko45/2007/06/vol1.html
5年 社会 食料生産
カップラーメンの中身が見える状態で拡大投影し、気付いたことを発表させました。
カップの形や底に空間があることなど、学級全体で気づきを共有することができたました。
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カップラーメンを食べる前にカップを切ってしまうことなんて
普通ではないですし・・・。
一体、何が始まるんだろう。と目の前で始まる作業に興味津々。
授業を受ける子どもたちも、これから始まる授業に
グッと惹きこまれていきそうですよね。
お花などを実物投影機(書画カメラ)で映す場合、背景の色が重要です。
例えば、白いお花を白いステージの上に置くと色がとんでしまい、見えにくくなります。
ですが、色紙などを下にひくと、ハッキリ映ります。

今日は、授業から少し外れてみました。
実物投影機(書画カメラ)を何に使おうか迷っている先生、オススメです。
<準備するもの>
・ 千円札
・ 実物投影機(書画カメラ)
・ プロジェクタ
・ スクリーン又はテレビモニタ
まずは、千円札の裏側 NIPPON GINKO の横に描かれている
3つのサクラをじーっと見てください。
肉眼では確認できないかもしれませんが、
実はサクラの部分に小さな文字が書かれています。
実物投影機(書画カメラ)で拡大して見てると“へぇ〜”ですよ。
家庭科の授業で、子どもたちにお裁縫を教える際、
全員が運針の様子が見られるように
・ 針 → 割り箸
・ 糸 → 紐
・ 布 → 画用紙
で、大きな道具をあらかじめ作っておき
それを使って運針の授業をされていたそうです。
こういった授業の前には、授業で使う道具を作るという事前の準備に、
時間がかかってしまって大変です。
裁縫の授業に限らず、画用紙や拡大コピーなどで大きく作って見せる事は、
たくさんありますよね。
実物投影機(書画カメラ)を使えば
子どもたちが使っているのと同じ道具を使って
一度に大きく見せる事ができ、確実に教えることが出来ますよね。
この例は、“準備をしなくても大丈夫!”のごくごく一部です。
割り箸を針にして。というのがとても衝撃的でした。
7/14(土)エルモ社 東京支店にて
実物投影機活用実践プロジェクト会議が開催されました。
台風4号が接近していたため、皆さん参加できるのかな?
と心配しておりましたが、メンバーの先生方は悪天候の中全員集合できました。
この『実物投影機活用実践プロジェクト』は、
独立行政法人メディア教育開発センター 准教授 堀田龍也先生の
産学連携研究プロジェクトで、“日常の教育の場で実物投影機を
どのように活用していけるか”ということを実践研究し、
誰にでも簡単に実践できる活用事例を整理していくものです。
エルモ社は、このプロジェクトのお手伝いをさせていただいています。
当日は、グループに分かれての活動の他、ICT活用の意義について、
私でも使える事例、実物投影機ならではの事例、校内普及作戦の事例等の報告もありました。
グループ活動では、ベテランの先生とICT初心者の先生が一緒になって
授業で使用されている道具や資料を使って、実際に実物投影機で映しながら、
“誰にでも簡単に実践できる”有効な活用事例について熱気あふれるミーティングになりました。
先生方からは、次から次へとアイデアがあふれるように出てきて、
『こういう授業、受けてみたい!!!』と思いました。
子どもの興味を惹きつける魅力的な授業になること間違いなしです。
これから、たくさんのアイデアや活用事例をブログで報告していきます。
第1回目の『実物投影機活用実践プロジェクト』会議が明日 エルモ社東京支店 で
開催されます。
このプロジェクトは、全国から約30名の小学校の先生に参集いただき、
”日常の教育の場で書画カメラをどのように活用していけるか”ということを
実践研究するものです。
ICTのベテラン先生のみならず、一般的に機械は苦手?とされている
ベテラン女性の先生や、これからの若い先生などを交えて、
実際の授業で書画カメラを活用していただきながら、
「誰にでも簡単」に活用できる事例を整理していく予定です。
ブログにて、会議の様子やプロジェクトの経過を随時、紹介していく予定でおります。
今回のプロジェクトに関する先生の思い入れを教えて下さい。
全ての子どもたちに、これができるようになったとか、あれを覚えたいだとか、
そういう好奇心を持って頑張って勉強する子どもになって欲しいと願っています。
それに役に立つ方法や道具ならば、たくさんの先生に使ってもらいたいと思います。
その内の1つの道具として、かなり効果的で値段的にも安価で教室の
先生の授業を止めない良い武器が実物投影機です。
だけど、“機械モノ”だとか“難しいのではないか”とか、皆が勝手に思ってしまっている。
だから、いかに簡単でいかに効果的かということを示して、たくさんの先生がこれを使い、
そして、たくさんの子どもたちが、これによって、わかった。できた。と思って欲しいというのが
希望というか、ちょっと格好良く言えばそういうことなんでね。
そのことを、ぼく一人ではできないんですよ。
たくさんの現場の先生たちに見本を示すようなことをしてもらわなくてはいけないし、
機械が無いとできないから、それが、エルモさんなんですね。
エルモさんがいないと、このプロジェクトができない。
逆にエルモさんが良い製品を作ってくれて、ぼくの人脈とノウハウを使って一緒にやれれば、
たくさんの人に実物投影機がいかに便利な装置で、いかに教えやすくて、これによって
子どもが、勉強がわかり、できるかということが、日本の教育が良くなるし、たくさんの先生が
ICT活用を始めてくれる。
それが、エルモさんからみたら、売れるということですよね。
ぼくの研究の視点としては、いかに今までの授業と変わらないで使える道具かと言うことが
示せるんじゃないかと思っています。
初等・中等教育と高等教育ってありますよね。
義務教育かそうでないかが一般的なくくり方になってくるかと思いますが、
初等・中等教育(義務教育での)の教え方と、上のクラス究極的には
大学になりますが、いずれも実物投影機が使われていたり、
教室に備わっていたりするのですが、高等教育と対極に見た場合に、
教育における書画カメラ(実物投影機)の位置付けの違いというのはありますか?
大学と小学校の両方で教えたことがありますが、大学というのは、
教える対象が基本的に大人であり、言語を知っていて、言語を知っている大人に
言語で教えるのです。
実物投影機を使うのは、ここにこうやって書いてある。とかを示し、言葉で説明して
図でわからせる。
知識の伝達の時に効率よく伝えるようにする。
小学校は、基本的に例えば、長さを測ってみるみたいなことを初めてする訳ですよね。
1cmの中に1mmがある。
ひらがながやっと書けるような子どもにmmを書くことは、大変なことです。
でも、子どもたちがmmと書けることが大事であり、定規で測れるようになることが
大事なのです。
自分で何かが書けるとか、できるとか、読めるとか、測れるといったことできることが
大事なわけですよ。
大学では、そう言うことができるようになった人に知識を入れる。
小学校は、人間として必要な基礎的な技能を、どうやって身に付けさせることができるか
といった話です。基本的にはOJTなのです。
情報を与えてやらせながら、「違う、違う、こうだよ。」
「こうやって、やってみよう。」
「はい、皆もやってみよう。友達と比べてみよう。」というのが多いですね。
実物投影機の使い方は、やり方を示すという使い方をします。
例えば、「玉結びは、こう置いてこうやるんだよ。」と見せる。
大事なことは、玉結びという知識よりも、玉結びができるということなのです。
定規でいうと、ここに左側をそろえてあてる。
「1、2で2cmでしょ。」「ちょっと長いよね。2cm2mmだね。」みたいに。
その後、彼らが自分でそれができるようになる。
そういうことが全部できるようになった人が大学に行くのです。
そして知識を増やしていくのですね。
知識の入る為の基本的な機能を作っているというのが小学校なのです。
だから、実物投影機の使い方はやり方を示すと言うのがとても強くて、
大学では、やり方を示すという使い方はほとんどしない。
小中学校ならではの使い方ですね。
ベースとなる基本的な概念を見える形で理解させるということですね。
それが非常に大切ですね。
大学生には、例えば、ある一つの概念を数式で表します。
というふうですが、小学生の場合はレベルによっても違いますが、
図形になっていればなんとなくわかる。
直線と言ったら、直線を引いてこれが直線なんだよ。と示すということですよね。
もう少し言うと、直線の概念だけでなく、直線を引くということも、定規を押さえていないと
曲がっちゃうよ。ということも教えなくてはいけないですよ。
みんな大人になると当たり前にできていることも、よく考えてみると誰かが教えて
くれたわけでしょ。
定規で線を引くことも、定規で測ることもね。
人間は成長していくうちに、まるで一人で大人になったかのように、
誰かに生きていくのに必要な基本的なことを教えてもらったことを
忘れていくんですよ。
小学校の教師の悲しいところは、自分で色々なことを教えたけれど、
子どもたちはそのことを忘れていくってことなのですよ。
定規の測り方は、あの先生に教えてもらった。
と言うことは、忘れていくのです。
いつしか、測れるようになって、それが当然のようにしているけれど、
教えてくれた人がいることを、あまりに基本的過ぎて忘れてしまうのですよ。
そういった基本的なことを子どもたちに確実にできるようにしてあげないと、
彼らは、何もできなくなってしまいます。
箸も使えない、消しゴムで上手く消せない人になっちゃうでしょう。
しかも、今は家庭での教育が落ちているから…。
そういうときに、見せればさせられる。
そしたら、子どもたちにもできますよ。
だからこそ実物投影機は小学校での大事な道具なのですよ。
先生が伝えやすいだけでなく、子どもがわかりやすいと感じる使い方教え方とは?
子どもがわかりやすいと感じる教え方…。
教え方が上手い人は、何をすれば良いのかが上手く伝えられること。
“指示の明確化”と言いますが、今から、こういうことをします。
こうやって、こうやって、こうします。じゃ、始め。
みたいな感じでするのですが、余り聞く気が無い子達に、
まず、こうやって、こうして…。というように今は説明していますが、
実物投影機を使って見せれば、こうやって、こうやって、こうすればできますよ。
できるかな?じゃ、やってみよう。と言った形で進められます。
実際に映像で見て確かめたのですから子どもたちにもできますよ。
見ればわかりますから。
わかる教え方というのは、指示を明確化することですが、
指示を明確にする方法としては、先生が、色々と口で説明するよりも、
やり方をも見せるほうが、圧倒的に時間も短いし、指示が通りますよ。
授業中落ち着きの無い子どもに、例えば、「資料集のP.45右側の写真の
下の説明文2行目の右側の…。を読んでごらん。」
「先生、資料集を忘れました。」みたいなことが起こっています。
これもロスタイムです。
「同じ所を探してごらん。資料集のP.45です。」と言えばすむわけですよ。
「ここ見てごらん。」と指を指せば、間違ってないな。と確認できますよね。
5秒か10秒ですよ。それが、何をしているかわかるということになります。
わからない子は、勉強がわからないというよりは、何をしているのかが
わからない訳で、どこを見れば良いのかがわかっていないのです。
その子どもたちが、確実に授業に付いてこられるように“見せればわかる”
と言っていますが、そういう答えになってきます。
授業時間数のことは良く言われ、土曜日にも授業をと今年に入って
議論されはじめていますが、教育現場において、効率化ということは
あまり議論されないのですか?効率という言葉は好まれないのですか?
教育という業界は、効率という言葉は嫌いですよ。
教育とは時間を掛けて行うものだという精神が基本的にあります。
授業時数に対して、どれぐらいの指導量をどれくらいのレベルで
ちゃんと詰め込めたか?詰め込みは良くないといわれていますが、
今は詰め込めていないから問題になっているのですよ。
ちゃんと詰め込めれば、子どもたちは良く理解するわけですよ。
そうすれば、色々なことを考える余裕ができるのですが、
今は時間も足りなくて詰め込めてもいないし、やる気も無いので入らないし、
そのことが問題です。
ぼくが、指導の効率化ということを言うと嫌う人はたくさんいますよ。
でも、わかってくれる人もいます。特にベテランの先生はわかってくれます。
昔はこれだけ教えられたけど、今は時間も足りないし、子どももこうだし…。
でも、実物投影機を使ったら時間内に教えられますよ。
例えば、ノートを上手に書くということを教えるのに最近だと2ヶ月かかります。
実物投影機を使うようになってからは2週間になりました。
それ位、授業の効率化ということの重要性は長く教えてきた先生には
わかってもらえます。
ぼくは、もっとこのことを訴えて言うべきだと思っています。
効率化はいけませんか?限られた時間で、子どもたちがたくさんの勉強を
することはいけないことですか?そもそも45分の時間の内、
子どもに考えさせる時間、先生の説明を良く聞いていなければいけない時間、
それが本来の時間で、それから比べれば、先生が書いているのを待っている時間、
何かを用意している時間とか、みんなで“これはどこ?どこ?”
と探している時間とかは、本来の時間から見れば無駄な時間です。
映したら探さなくてもわかりますよ。これだけでも、15秒ロスタイムがカットできますよ。
そういう感じで無駄な時間をカットして浮いた時間で一問余分に勉強するということの、
何がいけないのですか?と言うと、みんな反発はできません。
もっと効率のことは強く言っていこうかな、と思っています。
例えば、一人しか発表できなかったのが、3人発表できました。というのは、
同じ効率という言葉でも、言い方の問題もあるかと思いますけれど、
悪く取る効率・嫌だなぁと思って取る効率と前向きな意味で捕らえる効率とで、
置き換えて考えると、非常に子どもたちは授業が楽しくなりますよね。
少なからず、自分も皆も前で発表すると言うのは、大切な経験ですよね。
そうですね。
今までICT機器を使用せずに授業をされてきたベテランの先生の中には、
今までICT機器が無くても授業ができたし、実際にやってきたという自信もあり、
ICT機器を使うことを敬遠される方もいらっしゃいますが、そのような先生に、
使ってみようと思ってもらうには?
理屈を話しても、それはわかっているんだけど…。
と言うことになるので、自分の周りの自分よりもICTが苦手と
思っていた先生が使っているのを見るとその先生も衝撃を受けて、
使ってみよう。となるでしょう。
それしか方法はないですよ。 ICT活用推進の為の予算もついて、やらなくては、
いけないことになっていますから、理屈で動くのであれば、既にやっているでしょう。
それでもやらないのは、忙しいこともありますが、精神的に避けている訳だから、
“あの人も使っているから、私もできるんじゃないかな…。”というように、
追い込むことですかね。
本当は、ICT活用が苦手な先生も使っているという様子をたくさん見せることが重要です。
これならば、私にでもできる!というというのが、今回のプロジェクトの趣旨でもあります。
以前はICTの活用無しでも授業はできましたが、今は?というと、今もできるけれど、
昔と今とではいくつか違うことがあります。
まず1つは、学力の格差が大きい。 できる子とできない子の差が大きく、
できない子は、勉強がわからないだけでなく、座っていられない、
先生の方を向いて話を聞くことができない。といった状況です。
家庭でも叱られたことが少なかったり、先生が話している時は前を向くように。
と教えても、できなかったり、昔は兄弟が多かったから、誰かに押さえ込まれて
我慢することを覚えましたが、今は少子化でそういう経験が無いわけですよ。
『小1クライシス』というのですが、小学校1年生は崩壊寸前のところもいくつかあります。
ただ集めるだけ。昔は学校の先生の言うことは聞くのは当たり前でしたが、
今は、親もマスコミも「学校の先生なんて…」と言う訳だから、権威が低くなっているのですよ。
そういう状況のなかで、そういう子どもたちを座らせておくことが大変なんです。
勉強ができない。やる気の無い、余所を向いてしまう子どもにわからせなければならない。
この状況では、今までの黒板だけの授業では無理ですよ。
見せればわかる。映せば嬉しい。そういう子どもたちの為に、
そういう子どもたちを引きつけて授業をするために、今までとは違う道具が必要だと思います。
だから、実物投影機を使ったらどうですか?というのが一つの理屈です。
もう一つは、昔と比べて授業時間が減っています。
土曜日も休みになっています。
でも、社会の目は、『学校でちゃんと学力を補充するのが当たり前。』になっています。
昔はおおらかで、勉強するのは本人で、できれば良いね。後は塾にでも行って…。
と言う感じでしたが、今は、学校に対して、『ちゃんと学習させるべき』『ちゃんと学校が
してくれなければ困る』という学校任せ的な意識が高いのですよ。
そういう状況の中で、授業実数が減っていて、ゆっくり教えていればできない子どもたちも
わかるでしょうが、ゆっくり教えるような時間に余裕がないのですよ。
授業実数が減っている現状からいくと1時間1時間の授業が効率的に進まないと
終わらないのです。
「先生が今から黒板に書くから、その間みんな待っていてね。」といったら、
昔は待っていましたが、今は待てません。
そういう時間が、3分あるとしたら、実物投影機で映せば、その3分が短縮して
子どもたちの勉強を見てまわることができるたり、1問多くの練習問題ができた方が、
はるかに効率が良くて、学力がつくわけですよ。と言う意味での授業の効率化の為に
映すということで、学力のことにも関係しているけれど、時間の短縮化・効率化の面から、
はじめは学力の格差とその子どもたちを引きつける為の指導法として
黒板じゃ足りない、ということです。
ICT教育の推進ということもあり、使うことのメリットはわかっているけれども、
“使わなくては”といった義務感で使われている先生もいらっしゃるかと思いますが…。
色々な精神状態があるのだけれど、まず『学力をちゃんと補充しなければならない』と
いうことが、今の学校に対しての社会的圧力ですよね。
教師は、一人一人の子どもがちゃんとわかるようにしなければならないと思っています。
次にICTは効果があるということはわかっていて、ICT活用をしなくてはいけないのだということも
わかっていることですし、それなりに義務感がある。
ところが、コンピュータを使うことに余り慣れていないし、今まで無くてもできていたし
、また、どうやって使えば良いのかわからない。という先生に対しては、
しどろもどろで使うのならば黒板とチョークで授業を進めた方が、子どもは良くわかると思う。
どうしたら良いのだろう?という先生には、実物投影機は簡単に使えて、普段の授業と
さほど変わらなく、すっと足を踏み入れられる装置なので、是非使って見てください。
ということです。
先生たちの義務的に使わなくてはいけないという意識は、良くわかるのですが、そういう先生は、
難しいコンピュータを使うのではなくて、実物投影機から始めてみてはどうでしょうか?
実際に実物投影機から始めることによって、女性の先生がたくさん使えるようになります。
日本の小学校の先生は65%が女性ですが、情報(ICT)の担当は、会議をしてみると
ほとんどが男性です。男性の先生の仕事となっているのです。
けれども、65%の先生が女性であり、その多くは40〜50歳くらいの先生です。
この先生方が簡単に使えないものは、普及しません。
実物投影機ならば誰にでも確実に使えます。
ICTをしなければと思っている先生こそ、実物投影機とプロジェクターからICTを
始めてみたら良いのでは?
プロジェクターを使うのが難しいと思うのであれば、小学校にはテレビがありますから
テレビにつなげても良いですしね。
初めてICT教育を始めるにあたって先生が気をつけなければならないことは?
何も無いですよ。気をつけることは何もありません。
いちいち気をつけていたら使うの大変でしょ?
努力すべきことは、いっぱい使うということですね。
例えば、自転車に乗る時に気をつけなくてはいけないことを自転車に乗れない人が考えても
あまり意味がないのと同じで、
“まずは、1回乗ってみようよ。”ということです。
乗れるようになったら気をつけなくてはいけないことはありますよ。
周りはどうだとか…。
それは、乗れるようになってからの話ですよね。
だから、実物投影機も同じで、初めて使う人は、とにかく使ってみていろいろ映してみたら
いいでしょう。
やっているうちに経験してわかってくることなので、失敗を含めて色々やってみて、
上手になっていくことでしょう。
なので、最初から気をつけることは何もありません。
やってみることが大切です。
ICT教育を始めるにあたって、たくさんのICT教育ツールの中から、まず始めの一歩
として書画カメラ(実物投影機)とプロジェクターの組み合わせが良い、ということ
ですが、先生の使用上、子どもの使用上、設置上(整備状況など)の点から見た
書画カメラならではの良さを教えてください。
まず前提として、ぼくは、ICTは授業で役に立つと思っていますし、
子どもたちはこれで、「あー、わかった!」と思うシーンを
何回も体験しているので、今の子どもたちが、
勉強がつまらなかったりテレビやゲームの方が面白いと思ったり
するけれど、勉強も面白いよ。ということも伝えたいので、
ICTをすべての先生に使ってもらいたいと思っています。
ところが、先生たちは忙しいし、多くの先生は文系出身で、今は新任の若い先生が
少ないこともあり、大変なんですよね。
ある程度年配の先生が多く、ICTが仕事に入り込む隙があまりないんですよね。
そういう状況の中で先生たちにコンピュータを使って下さい。というのが難しいと思います。
効果があることはわかっていても、なかなか活用されないという時代が10年位続いて
いるんですね。
国の政策としては、予算を配備したりはするけれど、なかなか上手く教室で使われない
というのが続いているのが現状です。
ぼくは以前に、実物投影機(書画カメラ)ならどの先生でも使えるのでは?と思って、
実物投影機とプロジェクターを超ベテランのICTが苦手な先生に持ち込みました。
やり方を教えたら、先生も子どもも直ぐに覚えたんですよ。映すだけだし、下に置けば
映るのだから、他に特に教えることは何もないんですよね。
「しばらく置いていくので、好きなだけ使ってみて下さい。」
と持っていった実物投影機を見た子どもたちから、
「あー、いい道具だね。先生、これを使ったら明日からの勉強が良くわかるようになると思うよ。」とか「先生、教え易くなって楽になるね。」と言われて、今まで必死に教えてきたベテランの
先生は、今までの授業のやり方では、子どもたちは“授業がわかっていなかったんだ”
また、“教えづらそうだなぁ”と思っていたのだ!と感じました。
しばらくして見に行った時は、朝の会から帰りの会まで、1日中、ありとあらゆるものを映して
使っていました。
1ヵ月後くらいに、「そろそろ返して下さい。」と学校へ行くと、
先生からは、「この実物投影機が無いと授業ができません。」
「以前は、使わずにどうやって授業していたんだろう?」と言われましたよ。
その先生は、実物投影機を使って授業をすることが当たり前になっていたし、
子どもたちにしてみても普段から使っているものだから、自分のノートを映して発表したり
することも普通のことになっていましたから、「実物投影機がなくなると困っちゃうよ。」という
具合です。
このことがあったので、“これは、全ての教室でも使える”という確信を持ちました。
実物投影機とプロジェクターで、ICT活用を始めてみましょう。という運動をやり始めて、
今ちょうど2年目位になりました。
全国の講演で実物投影機とプロジェクターから入ればいいんだよ。ということを言い続けて
きましたから、随分定着してきましたよ。
先生からしてみれば、コンピュータを使おうと思うと、それなりの用意をしなくてはなりませんが、
実物投影機であれば、いつも使っている教科書や資料集等をそのまま置けば映るし、
授業中に用意のタイムラグもありません。
先生にとって教育は、生の人と人の係わり合いであり、子どもとの呼吸を大切にしているので、
コンピュータとかで教えるのは無味乾燥のように感じるところがありますが、実物投影機だと、
実物がそのまま映るので、そうは思わないのですよ。
こういったところでの精神的バリアも低く、授業が途切れることも無い。
使い方も簡単です。先生が頻繁に使うことによって、子どもたちは大きく映るだけでも
理解し易く、嬉しくなりますよ。誉める機会も増えますし。
ということで、実物投影機とプロジェクターで充分ICT活用になります。
それに慣れた人は、プロジェクターを使い慣れているわけですから、コンピュータを繋いで
活用してみたら良いのですよ。
実際のところ、多くの先生方は、当面はコンピュータまでは必要ない。
実物投影機だけで充分というふうになっていますね。
充分ですか?
充分です。
実物投影機とプロジェクターだけで、やらなくてはいけないことの8割方はできますよ。
できないことは、シミュレーションや、自動的に問題が出てくるとかだけですが、
中には問題をカードに書いて自分で順番に出している先生もみえますから。
まずはそれで充分です。
先生たちも、そちらの方が手早くて手軽ですよ。大概のことができると思います。
本当に授業で必要な有力な右腕のような道具ですよ。
実物投影機の整備状況は、今まではあまり真剣に調べられていませんでしたね。
あまり整備の視野に入っていなかったのです。
文部科学省の2006年度予算から、周辺機器の充実という中に実物投影機等という
項目が入り、実物投影機もプロジェクターも整備できる予算がつきました。
また、昨年度から、文部科学省は、毎年1回全国の学校にコンピュータやプロジェクターが
何台あるかという調査をしますが、その中に実物投影機が何台あるかという項目が
はいりました。
調査がまとまれば、学校に何台あるっていう数字がわかるようになります。
先生がICT教育に興味・関心を持たれた理由は?
難しいね・・・。
大学の時に、プログラマーのアルバイトをしていたんですよね。
ぼくは働きながら大学に通っていたので、それとは全く関係なく
生業のためにやっていて、それが結構面白くてはまりました。
自分が通っていた学部が教育学部なので、子どもが楽しく勉強するようなソフトのプログラムを書いて使ったら面白いのではないか?と思い、その手の研究室に入りました。
そういう意味では、その頃からずっとICT教育の方をやっていますね。
小学校の先生になった1987年、当時コンピュータを使って教室で教えている先生は
ほとんどいなかったので、何をやってもウケルというか、当たるというか・・・。
それが面白くて、いろんなシミュレーションを作って子どもが自分の番号を入れると、
その子の履歴を覚えていてドリルができるとか、色々なソフトを作ってみたりしていましたよ。
この頃、ICTは確実に学習に効果があると確信しましたね。
そのうち、こういったことを授業でしているのは珍しいということで、大学へ行くことになり、
更に研究することになって今に至る。ということです。
千葉県の幕張にあるNIMEへ行ってきました。
放送大学と建物が隣同士で、とても立派な研究施設でした。
なぜ、NIMEにおじゃましたかといいますと、
准教授の堀田龍也先生の『実物投影機活用実践プロジェクト』のお手伝いをエルモ社が
させていただくことになり、堀田先生にインタビューさせていただくために、
研究室へお伺いしたという訳です。
インタビューをするなんて初めての経験なので、訪問する前から
、
それはそれは緊張しました。 せっかく出していただいた
アイスコーヒーにも手がつけられなかったくらいです。
堀田先生、ありがとうございました。
インタビューの内容を9回に分けて掲載いたします。
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