練馬区立豊玉中学校の公開授業に参加しました

2011年10月25日(火)に、練馬区立豊玉中学校で公開研究授業がありました。
豊玉中学校は、練馬区の平成22年・23年度と教育課題研究指定校です。研究主題は『学力向上・授業改善の取組 〜ICT機器等を活用した教材提示法の実践を通して〜』です。
この日は4クラスの授業が公開されました。電子黒板を使って生徒たちが堂々と発表し、お互いの発表を聞いて考える場面を作りだしていた社会や理科の授業や、タイムシフト再生を使って自分の動きを確認する体育の授業などが公開されました。
その中で、特に実物投影機をとても効果的に使われていた美術の授業を紹介いたします。
中学1年、美術の「色々な表現技法」の授業です。
今回の授業では、色々ある表現技法のうち、マーブリング、ドリッピング、バチックの技法を学ぶものでした。マーブリングの技法については、前時ですでに習得しているので、その応用として位置付けられていました。
授業の流れとしては、それぞれの技法ごとに、教科書の写真を実物投影機で大きく映し、技法のポイントについて黒板にまとめて説明し、技法のやり方を実物投影機で見せながら実際に先生がやってみせ、生徒たちに練習させる、というものでした。
それぞれの技法について学ぶための流れができていたので、生徒たちも次に何をやるということに迷うことなく授業はとてもスムーズに進みました。
また、大型のデジタルTVには、教科書のカラー写真や作品の色がとてもきれいに映っていました。
左の写真は、学んだ技法を試しながら練習している間に、上手にできていたり、工夫されている生徒の作品を先生が解説付きで実物投影機で映しながら見せている場面です。
ちょっとしたことですが、こうすることで、新しいヒントをもらえ意欲的に自分の作品づくりに取り組む姿が見られました。

こちらの写真は、教科書にある作品の説明をしているところです。
最初に実物投影機のズームを使って目いっぱい大きく映して、作品で使われている技法について説明していました。
そのあとズームをひいて、作品全体を見せ、その技法が作品の中でどのように見えるのかを確認していました。
実物投影機のズームを使うだけで、とてもわかりやすく作品についての解説ができていました。
左の写真は、バチックの技法について実演して見せているところです。
最初にローソクで紙に模様を描き、そのあと水彩絵の具で色を塗っていくと、見えなかった模様が浮き上がってくるという技法です。
 
最初はざわざわした雰囲気がありましたが、模様がうかびあがってくるところでは、のめり込むように画面を真剣に見ている生徒たちの姿がとても印象的でした。
「すごい、自分もやってみたい」という気持ちが生まれていることが授業を参観しているこちらにまで伝わってきました。
実物投影機が1台あるだけで、今まで時間がかかっていたこともわかりやすく短時間で教えられていました。
特に、大きく映すだけでも、
  いかにズームをより効果的に使って資料を見せるか、
  いかにタイミング良く生徒の作品を見せるか、
  いかに子どもが真剣にみるような実演の見せ方をするか、
という授業技術との組み合わせが重要だということを教えていただいた授業でした。
そして何より、子どもたちが「見てわかる」ことで、作品に取り組む姿がとても意欲的になるということがよくわかりました。

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