札幌市「情報教育に関する実践研究会」での取組み

札幌市教育委員会では、昨年度に引き続き札幌市研究開発事業として「情報教育に関する実践研究会」を立ち上げました。
この実践研究会には、大きく二つの柱があります。
一つは、昨年度札幌市に導入された大型デジタルテレビと実物投影機などの情報機器をを有効活用し、子どもたちの学力向上へ繋がるような効果を研究するものです。
もう一つは、情報モラル教育についての取組みの実践的な研究を推進していくことです。
この実践研究会の第1回推進会議が、8月24日(火)に開催されました。
実践研究会では、委員長である高田校長先生(札幌市立平岡中学校)を筆頭に小学校と中学校から合わせて7名の先生が選出されました。
会議の中で札幌市教育委員会の山田指導主事より研究の概要について説明がありました。今回選ばれた先生方は、教員経験と授業力はあるものの、必ずしもこれまでICT活用が豊富ではなかったとのことで、ここが今年度の実践研究会の大きな特徴になっているようです。
札幌市としては、各教室に配備された大型デジタルテレビと実物投影機を活用して「ICT機器に慣れている教員だけではなく、校内のほとんどの教員が、日常的に普通教室でICTを活用する」ことを大きな目標にしています。
このことは、4月の札幌市情報教育担当者連絡会議の時の話にも出ていました。
   ☆4月の札幌市情報教育担当者連絡会議については、こちらから
    ご覧いただけます。
    ニコニコ45分の記事「札幌市情報教育担当者連絡会議に参加しました」
この、「ほとんどの教員ができる日常的なICT活用」を推進していくための研究を具体的にしていくことが、この実践研究会の大きな目的です。
集まった先生方からは、今までどのようなICT活用をされていたのか紹介してもらいました。
機器を使うのは苦手で、ほとんど使ったことがないとのことでしたが、朝の会のスピーチで新聞記事を映して活用したり、ノート指導に使ったりしたことはある、というお話も出ました。
そこでさっそく、活用方法と活用事例を紹介した後に、実物投影機を実際に接続し大きく映しながら活用場面を話し合う研修をしました。
(エルモ社からは教育情報化コーディネータ(ITCE)が活用支援として参加しています。)
研修後の先生方は、様々な場面で簡単に使えることがわかり安心した様子で、さっそく授業でどんどん使ってみたいという声が出ていました。
今後この実践研究会では、日常的な活用の具体例を集めてHPに掲載していくほか、12月には玉川大学の堀田龍也先生を招聘して公開授業と講演会を予定しているそうです。
札幌市のデジタルテレビと実物投影機によるICT活用の広がりの様子を、ニコニコ45分でも時々レポートしていきたいと思います。

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