札幌市「情報教育に関する実践研究会」の公開授業

1月29日(金)に、札幌市立資生館小学校で実物投影機「みエルモん」を活用した公開授業がありました。授業の様子をご紹介させていただきます。
この授業公開は、平成21年度札幌市研究推進事業「情報教育に関する実践研究会」の取り組みの一つとして行われたもので、研究会は、今後札幌市の小・中学校で整備が予定されている地デジテレビ、電子黒板、実物投影機等を活用したモデル的な実践事例をつくり、市立学校全体に広めていくことを目的としています。
授業を公開してくださったのは、同研究会の研究委員である佐野恭敏先生です。
5年生の理科「冬の天気〜あなたも気象予報士〜」という授業でした。
まず、大雪が降った時の新聞を実物投影機「みエルモん」で大きく見せるところから授業が始まりました。
新聞記事は1枚しかなくても、実物投影機で映すことで共有できます。
左の写真のように、伝えたい部分をより大きく映すことでわかりやすくなります。新聞のカラー写真も色までしっかり見えました。
この後、「札幌市で大雪が降るときと小雪の時ではどのような違いがあるだろうか」と先生からの問いかけに、子どもたちは手元に配られた大雪と小雪の日の雲の写真と天気図を見比べながら考えました。
規則性を探し出すのは少し難しそうでしたが、気づいたことについて資料を実物投影機で映しながら友だちが発表するのを聞いてヒントをもらい、うなずいたり別の考え方を発表したりしていく様子もみえました。
さらにこのあと、雲の様子や等圧線の形や幅などを参考にして、いくつか配られた天気図を見て、どれが大雪になった日の天気図か予想していきました。
自分の考えを、天気図を指しながら説明する子どもたちの姿は、気象予報士のようで頼もしかったです。
札幌市に暮らす子どもたちにとって、雪は冬の生活に密着したものです。
この授業を受けた後には、きっと雪を予想することが楽しみになるのではないかと思いました。
公開授業の後には、玉川大学 准教授の堀田龍也先生より「ここから始める教育の情報化〜誰にでもできるICT活用〜」という講演がありました。
堀田先生のお話のテーマは「どの学校、どの学級でも取り組める、誰にでもできるICT活用」でした。
これからのICT活用は、ICTが苦手な人と得意な人とのギャップをなだらかにし、誰にでもできるICT活用を目指すことが必要で、そのための整備を考えてほしいというお話でした。
例えば、実物投影機で子どものノートや新聞記事を映したり、絵の具のパレットの使い方を見せたりしながら説明するなど、今までの授業方法を大きく変えることなく気軽に使えるICT活用からすすめていくことが大切だというお話を聞かせていただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>