カテゴリー別アーカイブ: 15_教員研修

青森県総合学校教育センターでのICT活用研修

青森県総合学校教育センターでは、昨年度から、玉川大学の堀田龍也教授によるICT活用研修を行っています。今年度は、9月19日に開催されました。
 参加されたのは、青森県内各地から集まった小中学校の
 先生方です。堀田先生から「ICT活用はうまくいっていますか?」と
 問いかけがありました。
 うまくいっていないところは、どうしてうまくいっていないのか
 について、さらに話し合いました。
 
そして、だれでもできるICT活用というのはどういうものか、
高価なICT機器を導入しようとして予算がないと思っていないか、
誰でも使えるものを導入することの必要性について話がありました。
 その後、実物投影機とプロジェクタを接続してみました。
 先生方は、実物投影機のどこにケーブルを接続したらいいか、
 電源はどこかなどを確認しながら接続していました。
 このように実際に接続してみることで、どのくらいの時間で
 準備ができるのか、わかりにくいところはどこなのかを体験
 することができます。
きれいに映像が出た時には、それぞれのグループで歓声があがっていました。
 接続できて映せるようになると、今度は何をそこに映すのかが
 問われます。分度器や、用意された教科書などを映し、
 グループごとに 様々な会話が生まれていました。
 分度器の目盛りをさらに拡大してみたり、教科書を映すなら
 どの部分を映したらよいかなど、具体的な話題になっていました。 
映し出す先は、研修室の白い壁です。
大きく映し出されているので、各グループが何を映しているかすぐ分かります。それを見合うことで、お互いにヒントをもらっているようでした。
 最後は、配布された「Hot Edu+」をみんなで見合い、
 効果的な実物投影機の活用について話し合いました。
 「Hot Edu+」を囲んで熱いグループディスカッションが
 生まれていました。
 (写真をクリックすると大きくなります。)
 堀田先生からは、ICT活用への大きな誤解として、
 「大切なのは、テクノロジーではない。指導技術です。」
 というお話がありました。
この言葉で、先生方の指導技術をやりやすくする一つの道具として実物投影機があることを再認識できました。実物投影機があったら教えやすくなることがたくさんあります。それを体験することで、効果的なICT活用について何が必要なことかを学べました。
青森県青森県総合学校教育センターでは、来年度もこのような研修を企画しているそうです。

台東区での夏のICT活用研修

毎年夏には、各地で様々な研修が実施されています。
ICT活用研修についても、積極的に取り入れている地域は多くなっています。
エルモ社では、そのような研修のご支援を積極的にお受けしています。
理由は、実物投影機を中心としたICT活用は大変簡単にできますが、より効果的に授業で使っていただくためのコツや工夫を共有していただくことで、さらに活用が広まっていくからです。
東京都台東区では、23年度の夏に実物投影機「みエルモん」が小学校のすべての教室に、中学校ではすべての特別教室に導入されました。
 そんなこともあり、昨年度の夏に引き続き、
 今年度も実物投影機活用研修を実施しました。
 約30名の小中学校の先生方が集まり、2時間半の研修でした。
 最後の授業案を共有する場面では、どの先生方も
 具体的な活用をイメージされ発表されていました。

   ☆教科書の図形の部分をそのまま映し、
    図形の特徴について一つずつ指さしながら確認していく。
   ☆点を直線でつないで図形を描く方法を、
    実際に描きながら説明する。
    この時、図形がよく見えるように中字のサインペンを使う。
   ☆地図帳に付箋紙を貼り注目させたい部分を隠して確認し、
    透明シートと水性ペンで台東区の形をなぞり、
    ハートの形にになることも確認する。
   ☆折り紙の折り方を映しながら説明する。
    この時、見やすい角度でゆっくり大きく映すよう
    工夫する。
 研修に参加された先生方は、
 「みエルモん」で見せて教える場面を共有することで、
 今まで知らなかった活用方法の工夫があること、
 そしてその工夫がどのように授業で活かされるかを
 体験でき、今後の活用イメージがさらに広がった
 ようです。

昼休みを利用したミニ研修会

青森県総合学校教育センターの取り組みのご紹介です。
お昼休みの時間を利用して、10分間の「教科指導におけるICT活用ミニ研修会」を実施しているそうです。
このミニ研修会に使っているのは実物投影機。
お花や教科書を、きれいにはっきり大きく見せられる実物投影機に、先生方は釘付けで立ち見がでるほどの大盛況とのことです。
実物投影機は、こんな形で、ちょこっとICT活用を体験してもらうにはぴったりのICT機器です。
なにより簡単に使えることが、大きな特徴だからです。
青森県総合学校教育センターのミニ研修会の取り組みの様子はこちらからご覧いただけます。
大盛況!ICT活用ミニ研修会(実物投影機)(青森県総合学校教育センターのHPへリンク)

新潟市での「実物投影機活用研修会」の取り組み

2011年6月9日(木)に、新潟市教育センター主催で「実物投影機活用研修」を行いました。
研修に参加された先生は、小中学校を中心に18名。半数の先生が実物投影機を日常的に活用されており、当日は普段使用している教材を持参しての参加になりました。
新潟市は、小学校113校、中学校57校の普通教室やPC教室に、実物投影機を導入しています。様々な種類の実物投影機をすでに日常的に活用しているため実物投影機の使い方の研修というよりは「授業力」と実物投影機活用を連動させた研修を希望されていました。
そこで研修には、CrSP(クラスルーム・ソリューション・プロジェクト)で開発した実物投影機活用研修パッケージ「ニコニコICT」のA、B、Dの内容を織り交ぜ、2部構成でワークショップ形式の研修を行いました。
第一部では、「実物投影機の導入研修」として、研修パッケージAとBを組み合わせて、実物投影機の使い方、活用事例の紹介、そしてグループごとに「イチオシ実践例」を発表してもらいました。
左の写真は、子どものノートを映した時のものです。
他にも、社会の教科書を映して、降水量と農作物の関係性を考えさせる授業を考えたグループもありました。
第二部では、「実物投影機の活用研修」として、
研修パッケージD:「実物投影機を使った授業技術をアップする」
を使用し、指導場面ごとに、どのように実物投影機を活用するかをグループで考え、発表してもらいました。

左の写真は、「説明する」場面で、電流と電圧の関係のプリントを実物投影機で大きく提示しているところです。
工夫しているのは、電流と電圧の関係性を説明するときに、予めグラフ部分を実物投影機「みエルモん」のマスク機能で隠しているところです。
電流と電圧の関係性を説明した後に、グラフ部分も見せながら、グラフの書き方を説明していました。
こちらの写真は「比べさせる」場面で、国語の教科書を拡大して、2つの記事を比較させているところです。子どもたちに大切な部分に注目させるために、比べるのに必要ない部分は、白い紙で隠しているのがポイントです。
このほかにも、様々なアイディアが共有されました。
参加されたすべての先生が、積極的に参加してくださいました。
特に活用事例の紹介の時には、それぞれの先生方が真剣にノートにメモを取っていた姿がとても印象的でした。
研修後のアンケートでは、満足した内容と評価していただきました。
機器の活用から授業における活用まで、先生がたが主役となって行える実物投影機活用研修パッケージ「ニコニコICT」を是非、ご利用ください。
ご希望の方は、こちらまでお問い合わせください。⇒CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトのHPへリンク

実物投影機の活用を校内で広める工夫

地域によって、学校によって、ICT環境は様々です。
スクールニューディール政策で、全教室に大型デジタルTVやプロジェクタが整備された地域もあります。一緒に、全教室に実物投影機が整備された地域もあります。
けれど、そのような恵まれた環境になっているところは、まだまだ一握りの地域だけです。
それでも、わかりやすい授業を実現するために、実物投影機を全教室に整備したいと願う学校が増えてきました。
また、実物投影機がどのように授業に役立つのかを学校全体の先生方に知っていただきたいと、校内で活用を広める活動をされている先生方もとても増えてきました。
そのような中、校内研修をするための資料として、昨年4月に発表した『実物投影機活用実践研修パッケージ「ニコニコICT」』が大変好評です。
ニコニコ45分でも、この研修パッケージ「ニコニコICT」を使った研修の様子を何度か紹介させていただきました。
     ★研修パッケージ「ニコニコICT」 初お披露目★
     ★岐阜市でのICT活用研修の取り組み
     ★研修パッケージを使って校内研修をしました!
     ★情報教育担当者向けの実物投影機の研修
このような研修をする以外にも、実物投影機の活用を広める工夫として左の写真のようにプリンターのそばに実物投影機の活用事例のポスターを貼ってアピールした事例もいただきました。
コピーや印刷をする時にふと前を見ると、実物投影機の活用事例のポスターがあることで、使ってみようかなと思われる先生も増えてくるという効果があるそうです。
ほんのちょっとしたきっかけで活用が広まり、校内でも地域でも、もうすこしICT環境を良くして、わかりやすい授業をしていきたいと考える先生が増えることで、少しずつでも環境整備に予算が取れたりもするようです。
『実物投影機活用実践研修パッケージ「ニコニコICT」』にご興味がある方は、CrSP(クラスルーム・ソリューション・プロジェクト)のWebページからお問合わせください。
   ♪CrSP:クラスルーム・ソリューション・プロジェクトのお問合わせページへリンク

情報教育担当者向けの実物投影機の研修

昨年度の事例になりますが、兵庫県教育委員会 播磨西教育事務所で、情報教育担当者が集まる悉皆研修のなかで、実物投影機を活用した研修を行ったそうです。
研修の内容と一緒に写真を一緒に送っていただきましたのでご紹介します。
各学校の情報担当者が22名集まり、「実物投影機を活用した模擬授業」のあとに、「実物投影機を活用した授業づくりのワークショップ」を行いました。

模擬授業は3本行いました。
分度器の使い方、地球儀と地図、新出漢字です。
地球儀と地図の模擬授業では、メルカトル図法で見た東は本当の東ではないことを、実物投影機で地球儀を映しながら説明しました。
ワークショップでは、実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」のパッケージDを基本にしました。
その時に、グループ分けを事前に使用頻度などをアンケートしておき、4〜5人の5グループに分けました。
時間は45分、ベテランの男性先生で女性の先生は2名だけでした。
事前アンケートによると一度も触ったことがない人もいたので、パッケージAの一部も活用しました。
また、中学からの参加もあったため、活用場面の紹介では、CrSP(クラスルーム・ソリューション・プロジェクト)のWebページも参考にしました。
一番盛り上がり前向きな話し合いが行われたのが、具体的な指導場面を考える時間でした。
実物投影機活用授業研修パッケージ「ニコニコICT」を使うと本当に分かりやすい研修ができます。参加された先生方からも、「大変満足した」と言っていただけました。

平成23年度札幌市情報教育等担当者連絡会議

5月12日(木)に、札幌市教育委員会主催の「平成23年度情報教育担当者等連絡会議」が開催されました。この会議は、市内の小中学校、特別支援学校の情報担当の先生方が300人以上集まり、毎年この時期に開催されています。
   ☆昨年度の会議の様子はこちらからご覧いただけます。
    ニコニコ45分:札幌市情報教育担当者連絡会議に参加しました
札幌市教育委員会の山田指導主事からは、まず始めに、小中学校、特別支援学校で身に付けるべき情報活用能力と学習活動について、教科ごとそして小学校から中学校へと系統立てて学んでいく必要があることへの具体的な説明がありました。
特に、小学校において基礎的な操作を身に付ける内容についてと、各学校で情報教育の年間指導計画を作成し、いつ、どの教科(単元)で、どんな活動から情報活用能力を育てているか、すべての教員が共通理解することの大切さを主張していました。
また、後半は子どもの学力につながるICT活用として、フラッシュ型教材の活用を通して、教科の基礎・基本を身に付ける学習の提案がありました。札幌市では、今月から「札幌市立学校ネットワーク」上の教育用コンテンツとして算数と小学校英語のフラッシュ型教材を整備しており、すべての学校で活用できるようにしています。
さらに、札幌市内の小学校で最も活用されているICT機器は、実物投影機だということが報告されました。(2010年度「小学校情報教育連絡協議会」による調査によると、「ほとんどの学級でよく使用」、「多くの学級で使用」で約48%の学校が選択。)
また、学校予算によって全学級に同じ実物投影機を整備した小学校も少しずつ増えている実態があるようです。
この結果から、これからは実物投影機をはじめとするICT機器の一歩進んだ活用等について校内で普及・啓発をしながら、子どもの学力につながるICT活用を広めていって欲しいというお話がありました。
このお話を踏まえて、エルモ社では『「デジタルテレビ×実物投影機」で広がる学習指導』として、校内で活用を広める工夫や研修の進め方、ワンランクアップの活用方法や活用事例などを紹介させていただきました。
時間内でご紹介できたのは、ほんの一例でしたが、この夏には、札幌市教育センターにおいて実物投影機を活用したICT活用の研修を実施する予定となっています。
札幌市の研修としては新しい取組とのことで、先生方のニーズに応えつつ、市として子どもの学力につながるICT活用の促進に力を入れていくという想いを感じました。
エルモ社としては、今後もさらに、使いやすい実物投影機のご提案だけではなく、効果的な活用を先生方にお伝えしていく方法を考え、ご協力させていただきたいと思いました。

津市での実物投影機活用研修

2010年12月28日という仕事納めの日に、津市教育委員会主催で「実物投影機を使ったICT活用研修会」を開催しました。
年度末という時期にもかかわらず、14名の先生方が集まり、大変熱心に研修に参加されていました。
研修は教育情報化コーディネータにより、実物投影機を使った授業イメージを持った上で、授業の中での活用方法を検討できるようにカリキュラムを組み立てました。
グループごとの話し合いや実践を中心としたワークショップは、それぞれの教室で行いました。
ストーブがなく寒い中でのワークショップでしたが、実際に授業が行われる教室で大型テレビや実物投影機を使ってみることで、機器の設定する位置や、教室の後ろからも見える大きさに映せているかなどを確認するのに最適でした。
どのグループも、具体的な授業内容の話題が出て、その中で実物投影機「みエルモん」をどう使ったらよいか真剣に話し合っている姿が印象的でした。
ワークショップで話し合った内容は、グループごとに模擬授業形式で発表してもらいました。
付箋紙を使ってキーワードを隠しながら絵本を読んだり、透明シートと水性ペンを使って教科書への書き込みしながら説明したりと、便利グッズも上手に活用した発表で、先生同士でとても参考になる活用アイディアの交換ができました。

津市の各教室に導入された大型テレビの活用に、実物投影機「みエルモん」を組み合わせることで幅広く効果的な活用ができることを参加者全員で体験することができました。
研修は大変好評だったとのことで、津市教育委員会では今後もこのような研修を計画していくとのことです。
このような研修を希望される場合には、CrSP(クラスルーム・ソリューション・プロジェクト)の事務局で受け付けています。ぜひお問合わせください。
   ★CrSP(クラスルーム・ソリューション・プロジェクト)のお問合わせページへリンク

札幌市「情報教育に関する実践研究会」での取組み(3)

札幌市教育委員会主催の「情報教育に関する実践研究会」研究推進会議が2月3日(木)に開催されました。この日の会議は、今年度の最後の会になりました。
   ☆「情報教育に関する実践研究会」についての取組みの過去の記事は、
    こちらからご覧いただけます。
     札幌市の実践研究会での公開授業
     札幌市の実践研究会での講演会
研究会メンバーのすべての先生方から、今までの取り組みの発表がありました。
どの先生からも、デジタルテレビと実物投影機「みエルモん」の組合せによって、今までの授業からさらによくなったという場面の報告が出てきました。
先生方のお話をまとめてみると、実物投影機を授業で使うパターンについて、大きく次の3つに分けられると思いました。
  (1)教室で見方や考え方を見せ合えるから効果がある
     ・上手なノートの取り方を見て書き方の確認をする。
     ・友だちのノートや作品を見て考えるヒントをもらう。考えをつなげられる。
     ・友だちの考え方のよさや考え方を再確認できる。
     ・友だちに刺激を受ける。
     ・友だちから学べる。
     
  (2)実物を大きく見せられるから効果がある
     ・子どもが使うはかりを使って目盛りの説明をする。
     ・書写の時の筆づかいのスピードも伝える。
     ・ボタンつけを、表と裏を見せながら説明をする。
     ・布を直接大きく映して平織りやあや織りの仕組みを説明する。
  (3)先生のかわりになる使い方で効果がある
     ・代表の子どものやり方を見せながら、先生は机間指導する。
     ・SDカードに保存した手順を映しながら、先生は机間指導する。
特に(1)についての具体的な実践報告が今回はかなり多く出ていました。
仲間がいる学級という場だからこそ、友だち同士が刺激し合い、高め合って学んでいくプロセスでは、子どもの思考を顕在化させるための有効な道具として実物投影機が位置づいていることを感じました。
「友だちがやっているのを見ているとわかる」
「見せられることを知っているから説明できる」
「自分のノートがいつの間にかみんなのノートになっている」
という話もあり、子どもたちの中でも教室に実物投影機「みエルモん」があることがすっかり定着してきていることも感じました。
答えはわかってもその説明の仕方がわからない時、ノートに書いた図や式、表などを使って説明する友だちを見て、「説明の仕方」を学べたという話も出てきました。
これこそ、これからの教育課題のキーポイントである言語力を育成するための一つの方法ではないかと思いました。
そして、実物投影機を使い始める前は、どんなことに使えるかなと考えてしまっていたが、使っていれば自然に子どもたちからも「こんなことに使えるよ」と声が出てくるようになったというお話もありました。
この研究会での実践の成果は、札幌市教育委員会でまとめ、教育委員会のWEBページに掲載したりパンフレットにまとめたりする予定とのことです。出来上がりが大変楽しみです。

札幌市「情報教育に関する実践研究会」での取組み(2)

札幌市教育委員会主催の「情報教育に関する実践研究会」の第3回研究推進会議が11月11日(木)に開催されました。
   ☆「情報教育に関する実践研究会」についての過去の記事は、
    こちらからご覧いただけます。
    ニコニコ45分の記事 札幌市「情報教育に関する実践研究会」での取組み
今回の会議では、7名の研究会メンバーの先生方から、実物投影機を使った授業場面の記録を写真付きで用意していただき、報告しあいました。実物投影機を使い始めて3か月ですが、様々な活用場面がたくさん集まり、お互いに情報交換ができてとても有意義な時間になりました。
実物投影機の活用方法としては一番基本的な使い方であっても、先生方の普段の授業の中から引き出されるちょっとした工夫や、子どもへの対応で、キラリと光るような授業場面が作られるのだということを感じました。
先生方の言葉からハッと思ったことを書きだしてみます。
   ・子どもが前に出て実物投影機の下でやることで、すでにわかっていると
    思っていた子どもでも、実はきちんとわかっていなかったのだということ
    に改めて気づいた。また、いろんな案が出てきてそれを共有できた。
    お友達のやり方を見ることでも新しく気づくことがあり、
    それは黒板だけでは実現できないわかり方だった。
   ・書写の時間では、実物投影機の下で子どもたちと一緒にかきながら指導する
    ことで、筆運びのスピードを教えることができた。
    黒板に大きく書いているときには、スピードが違ってしまっていたが、
    同じ半紙で書くことで、教えにくかったスピード感を伝えられた。
   ・算数の問題を解いて発表するとき、黒板に答えを書くと時間がかかって
    しまい3人くらいしか発表できなかったが、実物投影機でノートを見せ
    ながらの発表だと10人も発表ができた。
   ・手順がいろいろある図工の時間では、見せながら説明することでどの子も
    すぐに理解して楽しみながら作品作りができた。
   ・いつも「見えない!」と騒ぎになるようなことでも実物投影機があると
    集中して見られる。
   ・図工で野菜や果物の絵の構図を考える時、「みエルモん」で様々な角度から
    映して見せることで、出来上がった絵に構図の工夫が見られ、今まで描けな
    かったような様々な作品ができた。
   ・算数の時間に、ノートを持って行って説明していい?という子どもが増えた。
    途中までしかできていなくても、途中までのノートを持ってきてここから先が
    わからないと疑問を共有したり、そのノートを使って続きの説明をしてあげる
    子が出てきたりと、困った時の交流ができるようになった。
    問題解決に結びついていくクラスのつながりが生まれた。
   ・実物投影機で見せながら説明していると「あ〜ぁ!」という声が上がり、
    子どもたちがはっきりわかった瞬間を感じられる。
   ・図工の作品を作る前の設計図を実物投影機で見せて説明し合うことで、
    アイディアの共有ができた。実物投影機がないときにはこのような授業も
    生まれなかった。
活用場面を報告し合う中で、他にもたくさんの授業アイディアの情報交換ができました。
それらは、普段の授業で普通に行われる授業場面なのですが、実物投影機を使うことでさらに考えを深め合えたり、より具体的に理解できたり、今までにない学び合いが生まれたりというお話でした。
先生方の実践報告の後に、実物投影機「みエルモん」の効果的な活用やポイントを全国から集まった事例から紹介し解説する研修をしました。(エルモ社からは教育情報化コーディネータ(ITCE)が活用支援として参加しています。)
次の「情報教育に関する実践研究会」は、12月16日(木)に玉川大学の堀田龍也先生を招聘して講演会が行われます
同時に、研究会メンバーである札幌市立白楊小学校の黒澤先生による公開授業(6年、算数)もあります。学び多い研究会になりそうでとても楽しみです。お近くの先生方はぜひご参加ください。